大体ヘンタイ

僕は今まで勤めてきた職場全てで、この言葉を言われました。
僕は「ヘンタイ」なんだそうです。
人が言うには「見た目は真面目なんだけど、話すとヘンタイなんですよね。」だそうです。
アルバイトの女性からはことごとくその感想でした。
職場を去る時、女性から手紙をもらいました。
「今までお世話になりました。初めて会った時は...」
とても感動的な手紙の始まりです。
こんな僕の為に2枚も手紙を書いてくれるなんて...何ともありがたいことです。
「初めて会った時は、とても真面目そうだし、ちょっと固い人なのかなと思っていたけど、いつしか冗談も言い合って、こんなに砕けた人だったんだと驚きました。」
そうかい、そうかい、そんな風に僕のことを思っていてくれてたんだね。
ありがとうよ。
「でも日が経つにつれて、ちょっとヘンタイっぽいなと感じることもあって、でも違うんです。それはいい意味のヘンタイであって、決して気持ち悪いと言う意味じゃなく...」
おやおや、何だか雲行きがおかしくなって参りました。
「下ネタとかも平気で言うし、互いに言い合える仲になれたことを本当に嬉しく思います。今までどうもありがとうございました。また遊びましょう!」
これが一人の女性の手紙だけなら、その人の感性がそうだったんだと理解できますが、この内容がことごとくあったのです。
21歳の専門学校生からも似たような内容でしたし、16歳の女子高生も同様でした。
22歳の女子大生からもそう言われましたし、終いには17歳の同性にまでそう言われてしまいました。
自分ではそんな自覚は全くないのです。
パンチラが好きだとか、そんなことも言った覚えはないのに、なぜ僕は皆の中でヘンタイ扱いをされているのでしょうか。
今思えば理由を聞いておけばよかった。
当時は「そうかい、そうかい。」と流して終わっていたけれども、もっと深く聞いておけばよかったと後悔しています。
パンチラだけじゃない。
パンストよりも生脚派ですとか、脚フェチ、尻フェチです、スレンダーでモデル体系が好みで、7頭身、8頭身あると最高で...あとはあとは...なんて言ったこともないのに、なぜ僕はヘンタイなのでしょうか。
仕事は至って真面目にやっていただけなのですが...
全く人の感覚ってのはよくわかりません。
でもいいんです。
ヘンタイヘンタイと言われてちょっと嬉しかったのも事実です。
ヘンタイというのはレッテルではありません。
僕にとってはヘンタイというのは勲章のようなものだったのです。
勲章を頂いたみたいで心地よかったんです。
あぁ、そうか、これがヘンタイってことなんだね。
何十年もしてようやく気付けたよ、おじさんは。
みんな、ありがとう。

ヘンタイおじさんより、愛を込めて...

#キモい #キショイ #ヘンタイ #変態 #アルバイト #バイト #女子高生 #jk #女子大生 #高校生 #日記 #コラム #エッセイ #脚フェチ #尻フェチ #ケツフェチ #モデル #スレンダー #7頭身 #8頭身

ごめんなさいね〜サポートなんかしていただいちゃって〜。恐縮だわぁ〜。