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目標:フリーランス 行動録 #29

プログラミングにイニシャルコストは必要か?

これはこれからSEを目指す人は知りたいと思います。
しかし最初に、私は問いのたてかたを間違えたな、と感じています。
この問いだと、イニシャルコストがかかるか・かからないか、の
True OR False になってしまうからです。

SEの世界では、開発工程で必ずテストがあります。
単体テスト、結合テスト、総合テスト、etc..
こういったテストを納品の前に実施し、性能の担保を取ります。

最近は、AIによる自動化や、テスト専門集団への外部委託など、
開発者自身が行わないケースもあるようですが、
開発者として案件に携われば、ほぼ経験します。
その際は、仕様書の作成から実施するのがほとんどで、自身が開発したシステムの要件定義から、必要なテスト項目を選定します。

話が逸れましたが、
イニシャルコストが、かかるか・かからないか
この2択では、テストができません。
新しいシステムが、動くか・動かないか
これだけでテストすることはあり得ませんよね?
一つボタンを押して、動いたのが偶然かもしれないし、
動かなくても、どの段階で作成ミスがあったのか、わからないからです。

はっきり書くと、完全に0円で学習できるか、と問われたら難しいです。
(おそらく皆さん分かっていると思いますが。)
参考書を買った瞬間に、0円ではないですから。

そして「イニシャルコスト」といっても、いくらなのかが重要になりますよね。躊躇するラインは人それぞれ違うので、基準というのがあるわけではありませんが、一般的に高額なスクールにありきたりな料金の10万円を今回必要か考察したいと思います。

10万円は絶対必要?

正直に書くと、SEになるためのプログラミングの勉強だけでなく、資格勉強など、一般に言われる勉強系やスキル習得系の「意識が高そうな」努力するものは、

通信教育やスクールに課金するという行為からスタートするのは、オススメできません。

理由は、教育系のものは相性と適性があるためです。

相性・・・自分と教材があうか
適正・・・自分と習得したいもの・学びたいものとの相性

これが非常に重要で、
どちらもが合っているものでないと、継続することは困難だと思います。

勘違いいただきたくないのが、
スクールに通えない、継続できない=その分野で仕事できない
ではないということです。

前回の記事で書いたように、
未経験でもSEにはなれますし、世間が言うほどブラックではありません。
なので、学習で躓いたからといって、稼げないことは決してありません。
(資格などは、持っていないと始められないものもあります。)

本題にもどると、
プログラミング学習開始時に、最初から10万円を払うことは、確実に不要です。

私は5年目のSEですが、学習にかかるコストは、
1~2万円/年で、十分だと考えています。
書籍が、2~5冊ほどは買えると思いますし、
Progateなら、10ヶ月ほどは続けられます。(有名な月額制スクール)

なので、高額なスクールに課金して、
意気込んでスタートするのはやめましょう。
成功確率は、5%以下くらいになると思います。

5年くらいかけて、10万円使い切るくらいの気持ちの方がよいです。

高額課金でスタートをオススメしない理由

高額な通信教育やスクールがお勧めできない理由は、こんな感じです。

プログラミングは分野が広い
スタート段階では情報過多
業界で重要なのは現場経験

次回以降で、3つの詳細を説明させていただきますが、
どんな分野も、専門性が高くなった際に、高額な料金を出して情報収集することをオススメしています。

専門性が高いため、価格が上がるのは納得できます。
ですが、専門性が低い情報を高額出すのは、絶対に損です。
特に日本では、良質な情報も低価格で提供されています。
(調べ方が重要です。自分で深く調べる力が本当に重宝します。)

専門書を読めばわかる内容や、ネットに転がっている情報に金をお出すのがNGはもちろんとして、プログラミングの仕方程度では2000円くらいが妥当だと思ってください。

まとめ

お読みいただきありがとうございます。

続きは今後の投稿で記載させていただきます。
「情報収集」は書きたいことが多すぎて、長くなってしまいそうなので。

もし、就活生や学生~20代前半の方が読んでくれていたら、
絶対に覚えて社会に出てほしいのは、「Excel」と「調べ方」です!

本当に重宝します。
おそらくですが30代でも使えると思います。
(終身雇用が終わり、入れ替わり・移り変わりが早い、今の世の中では増々重要になると思います。)

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