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米語の発音の基礎

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英語の音をカタカナで理解している限り、どんなに勉強しても会話と聴き取りはできるようになりません。それではどうしたら良いのか知りたい方はぜひお読みください。
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#英会話

発音練習は必須

英語学習者の中には「インド人やメキシコ人はみんな訛っていても堂々と話すのだから、日本人も…

日常会話が難しい理由

英会話教室に通っている人からよく「とりあえず日常会話ができるようになるのが目標です」とい…

口の形を真似ても発音ができない理由

英会話の勉強をしている人なら、英語のテレビや映画を見て、口の動きを真似しようと思ったこと…

発音講座(Pronunciation I)について

Facebook、Twitter、Blogでもお知らせしましたが、来年2月から3月にかけて、NYC、LA、大阪、東…

Rの発音ができない理由

Rは舌の奥の両側に力を入れ、舌先の力を抜いて発音します。一般に言われるように「舌の先を巻…

カタカナでは英語は話せない

「とにかくカタカナでもいいから話す」という根性論の問題点について。 ①カタカナ英語は日本…

発音記号を暗記しても通じない

話し言葉にはリズムと音程があります。日本語でもそうですね。 「橋」と「箸」の平仮名表記は全く同じですが、音程は違います。これが逆だと誤解を招きます。 「橋を渡る」を「はーしーをーわーたーるー」と発音することはありますが、「はーしをわたる」「はしーをわたる」と言ったら通じにくくなりますね。これはリズムが間違っているからです。 子供が母国語を耳から覚える場合、最初に身につくのは全体のリズムと音程です。個々の発音ではありません。だからこそ帰国子女の英語は流れが良くて「ネイティ

大阪ワークショップの感想

大阪のワークショップ参加者から、さっそく色々な感想を送っていただきました。一部ご紹介しま…

「ア」と書かれる音(4)ar

以下の音の違いがわかりますか。 ah: father uh: up æ: apple ar: art ur: earn これらは全…

NYC・大阪・東京ワークショップの内容

1月26日から3月3日にかけてニューヨーク、大阪、東京で開かれるワークショップの内容について…

「ア」と書かれる音(3)æ

今回は三番めのæを説明します。 以下の音の違いがわかりますか。 ah: father uh: up æ: app…

RとTHができない理由

日本人は、RとTHが難しいと言い続けておそらく50年以上を費やしています。でもワークショップ…

2019年1-3月英語ワークショップ

2019年1-3月にかけて、ニューヨーク、大阪、東京で週末のワークショップを開催します。日本時…

なかなか発音が上達しない理由

「英語を話す時は、カタカナ発音で良いから堂々と話すべき」という意見が日本には根強くあります。けれども、カタカナ式は英語の発音が上達しない最大の原因です。そもそも、英語の先生や外国帰りの人たちから「できなくて良い」と言われていたら、日本にいる人たちが上手になるはずがありません。 今の段階で発音が完璧でなくても、これから上達したくないと思っている学習者はいないと思います。「日本人が発音にこだわる必要はない」と強く主張する人たちも、本当は上手くなりたいのに、方法がわからないから諦