発音講座(Pronunciation I)について

Facebook、Twitter、Blogでもお知らせしましたが、来年2月から3月にかけて、NYC、LA、大阪、東京で英語のワークショップを開催します。特に発音の基礎は大好評で、すでに満席の日が出ています。

内容について、よく寄せられる質問にお答えします。

Q:アメリカ人の先生に習っても今ひとつなのに、日本人の先生に習って効果があるのですか?
A:効果はあります。ニューヨークの教室では、コロンビア大学やニューヨーク大学の語学学校で思いどおりの効果が出なかった人たちが、どんどん実力を伸ばしています。英語圏の人は生まれた時から英語環境で育っているので、自分がどうやって英語を覚えたかは記憶していません。日本人のカタカナ発音を聞いて「違う」と思っても、どうやって直したら良いのかわからない人がほとんどです。

Q:英語の発音は大人になっても直るのですか
A:部分的に「直す」のではなく、「最初から覚えなおす」ことが必要です。そうすれば大人でも効果はあります。

Q:耳が悪いとダメなんじゃないでしょうか。
A:発音の鍵は耳でも口の形でもなく、筋肉の動きです。筋肉の動きが正しければ正しい音が出ます。筋肉は大人でも鍛えれば発達します。

Q:発音記号を覚えてもダメでしたが、他の方法があるのですか。
A:発音記号は、言語学で使われている代表的なものだけで4種類はあります。英会話教室やスピーチの先生たちが独自に開発した記号を含めると、世界中にいくつあるのか見当もつきません。覚えても混乱するだけです。

Q:短期間でペラペラになる方法はありませんか。
A:外国語を短期間で身につける方法はありません。そういう宣伝に乗せられるのは挫折の原因ですから、じっくり腰を落ち着けて勉強してください。アメリカの子供でも、英語の音をすべて発音できるようになるのは7歳ぐらいです。

Q:英語の発音は才能がないとダメではないですか。
A:「才能」に頼って努力しないで外国語を覚えるのは無理です。能力を左右するのは根気と継続です。日本人の子供がアメリカの小学校に入った場合も、地元の子と同じ水準で読み書きができるようになるまでには、学校の補習以外に家庭教師をつけても7年以上かかります。この努力を続けたかどうかで能力が分かれます。7年かかってついた差は、「才能」などで取り戻せるものではありません。

Q:学校で6年も英語を勉強して話せないのだから、日本人は英語の才能がないんじゃないでしょうか。
A:時間をかけて勉強しても効果がない理由は、勉強の方法が間違っていることです。学校英語の勉強方法では、いくらやっても英語環境で役立つ能力は養われません。まず正しい勉強方法を覚えましょう。

Q:私は英語が苦手ですが、ワークショップに参加しても大丈夫ですか。
A:発音の練習は赤ちゃんでもできますから、予備知識は不要です。小学生から社会人まで、どんな方にも対応する内容です。

Q:仕事や留学で英語を使った経験はかなりあるので、もうそんなに伸びないと思っていました。ワークショップに参加すれば効果がありますか。
A:日本の英語学習者は、発音の基礎を体系的に学習していないので、それが伸び悩みの原因になっています。普通の速度で話せない原因も同じです。「30日でペラペラ」にはなりませんが、伸び悩みを打開することは可能です。

Q:申し込みの方法を教えてください。
A:詳細はブログでご確認ください。最後の部分に、申し込みサイトへのリンクとPasscodeが出ています。








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