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伝える力〜Noteを書く上での注意点〜

毎日Noteを書いていると、

私は読み手に対して分かりやすいアウトプットができているだろうか?

自己満足でアウトプットしていないだろうか?

と思うことがあります。

思い立って友人から借りた本を読んでみました。「伝える力/池上 彰」。

今回はこの本を読んで学んだことを書いていきます。

日々Noteを書く中で、私自身、これは気をつけなければいけないなと思ったことをピックアップしてみました。

まず自分自身がしっかり理解すること

何かを調べるときには、全く知らない人に伝えるはどうしたら良いか?ということまで意識して、学ぶ。この姿勢が大事だと池上さんは言っています。

伝えたい内容について深い理解が必要です。

一つの基準として、小学生でも理解できる説明ができるか?(それくらい自分が理解しているか)です。

自分が深く理解していないと相手にわかりやすく説明できない

伝える情報の取捨選択

制限がある中で、より内容をわかりやすく説明するにはどうすればいいのか。

100%の内容を伝えるのではなく、

伝えたいことを100%伝わるように伝える。

全てを伝えることは不可能なので、最も伝えたいことを軸に、伝えるべき情報かどうかを判断することが大切です。

「重要なこと」と「重要でない」ことを判断する能力を養う

相手を惹きつける話し方

相手の心をつかむには、同じことを書いたり話したりするにしても、

・わざと反対のことを言う
・意外な話から始める
・時系列を逆転させる

など、相手が興味を持ってくれる方法を考えることが重要です。

あらゆる角度から本題に入ることで相手の心を惹きつける

相手の「へぇー」を増やす

自分の「伝える力」が高まったと言う手応えは相手の反応でわかります。

まず、自分でおもしろいなと思うところを探す努力が必要。

そして、相手に伝えるとき、自分がおもしろいと思ったところで「へぇ〜」と言う反応が起こるのか、予想外のところで起こるのか。を注意して見る。

そうすることで次回からの改善策を練ることができます。

どんな内容が、またはどんな話し方が相手の好意的な反応を生み出したのか振り返り、改善する。

「もう1人の自分」を意識する

これがNoteを書く中で1番重要かなと思いました。

まず物事を誰かに伝えるとき、独りよがりになってはいけない。

自分で「なかなかいい出来だ」と思ったものも、

「本当にいい出来だと言えるのか?」
「本当におもしろいか?」
「本当に分かりやすい内容か?」

ともう一度読み直すことで、「もう一人の自分」が常に自分に”ツッコミ”を入れる状態にすること。

1人2役を担当することで、読み手の理解のギャップを少なくする作業が大切だと思いました。

常に「もう一人の自分」を意識して、自分で自分にツッコミを入れる

感想

話すのがうまいと分かりやすいは違うと思っていて。どれだけ話し方がスムーズでも、ただつらつらと言葉を並べるだけでは分かりやすい話し方とは言えない。

私が内定者時代、後輩向けに就活の自己分析インターンをしたことがあるんですが、そのときある後輩に

「話し方うまいですよね、先輩。」

と言われました。素直に嬉しかったのですが、 その後輩に、

「ありがとう。内容どうだった?」

と聞くと、

「なんとなく分かったけど、内容難しかったです。」

と言われました。

これは、後輩の理解度がどうだとか言う話ではなくて、私が発信者である以上、受信者(聞き手)にとって終わった後に「なんとなく分かったけど〜」とか、「内容が難しい」という感想を持たせてはいけないんですよね。

難しい内容をいかに分かりやすく伝えることができるか。内容を理解してもらえるか。が重要なので。

話すと書くではリアルタイムなのかどうかという点で違いはありますが、アウトプットするという点においては、相手の立場になって話す・書くということが大切なんですよね。

これからもみなさんに分かりやすくアウトプットしていけるよう努めてまいります。

内容分かりやすかった!
という人はスキして下さい!



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