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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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#いま私にできること

小麦畑から想う事。

かなり久々です。多分忘れられてると思いますが自分の忘備録という事で記しておきます。 カンパーニュで使わしてもらってるイマフンさんの小麦畑見学に大阪のシュクレクールさん、東京のブリコラージュブレッドさん、広島のシェジョルジュ山本さんといっしょに同行させてもらいました。 パンを作ってる人でも小麦畑を見た事がある人は少ないと思います。 国内の小麦の消費量で国産の小麦粉はわずか10数%でパン用小麦に至っては3%程。 空の青さと小麦の黄色。 まさにウクライナの国旗の色ですね。

116. パニック障害かもしれない彼と働きたい(受賞作のため無料)

 本人同意のもとで投稿しております。なぜ発信するのか、それを含めて知って頂ければと思っています。  T君が応募してくれたのは去年の10月。その際1つだけ問題があり、それは彼が中部地方に住んでいること。採用となれば転居となり、かなりの費用がかかります。社員ならまだしもパート従業員の募集ですから、こんな私でも勝手にプレッシャーを感じていました。  工場勤務ということもあり、働く前に一度は現場を見てもらいたいのですが、面接のために交通費を出して来てもらうのも申し訳ない。そこでま

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初の密着ドキュメント(パプアニューギニア海産)

初の密着ドキュメントになります。ディレクターさんが私の考えを深く理解し質問してくれており、しかも25分と時間も長いです。ぜひ見ていただきたいなと思います。BSなのでご注意ください。 2021年11月20日(土)18時 BS朝日『バトンタッチ』 https://www.bs-asahi.co.jp/passthebaton/

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【100スキ御礼動画】 感謝の言葉は必要か

結論から言いますと、働き方の改革で感謝の言葉は必要ありません。出来上がったことがどうこうよりも、ここから先のことを見据えていきたいです。

閉店のご報告

こんにちは、 nantecottaのsayamoです 本日は皆様にご報告しなければならない事があり久しぶりにnoteを綴らせて頂きます。 少し長いですが、色々な想いを綴っておりますので最後まで読んで頂ければ幸いです。 lille glad 閉店について まず、はじめに 昨年オープンしたお店 lille glad ですが 1/31の営業をもって閉店致しました。 ご報告が遅くなり申し訳ございません。 お店を兼住居にしていた兼ね合いもあり、公表するのに時間を要してしま

138. 『この作業は嫌いでもやってください』ができた

 『嫌いな仕事はしてはいけない(嫌い表)』というルールがパプアニューギニア海産にはあります。しかし、5年目にしてはじめて特定の作業をこのルールから除外することにしました。

養豚場を見学した話

皆さんは養豚場って中を覗いた事はありますか? 今回はウチが使わせてもらっている豚を育てている平野養豚場さんに見学に来ますか?とお声がけ頂いてどんな風に豚を育てているのか見てきました。 (青いツナギが僕です) 平野さんとの出会い平野養豚場を知ったのは木更津でお店を出す事を決めてからです。パテやハムを作ろうと思ってたので豚肉を使うなら国産でなおかつ生産地が近くて信頼出来る方から買いたいなと思ってました。 千葉県には色々な養豚場がありますが、探していると同じ木更津市で唯一の養豚

有田焼でハンドメイド アクセサリーDIYキット「ゆら」

本日最終日! おうちで伝統工芸"有田焼"を使ったアクセサリーを作ることが出来るキットを販売します。名前は「ゆら」です。 Makuakeでクラウドファンディングを開始しました。 値段も比較的お手頃なので手にとって頂きやすいと思います。(3400円:送料込み) 芯綴渡企画初めてのオリジナル商品です。 有田焼の質の高い陶器に転写紙を貼り付けて自分だけのアクセサリーを作ることが出来ます。食器のイメージの強い有田焼ですが、アクセサリーとして身に付けることで質の良さを体感頂ける

音もなく訪れていた「A4クリヤーホルダー型リフィルの革新」を伝えたくて仕方ないので聞いてほしい

「今からミーティングなのに、あの書類どこいった!?」 会社人の頃、よくそうやって慌てることが多かった。 あの紙の資料1枚さえあれば事足りるのに、紙の資料1枚だからこそ薄っぺらくてなにかに挟まれば二度と見つからない。 いや、だいたい必要な期間が終わってだいぶたった後に、何かの拍子に見つかったりはするのだが、肝心な時になければ意味がない。 その動きは、会社から独立して個人事業主になったとしても時折発生する。 特に個人事業主になり始めた時には、どの書類が後で何回も必要になるかな

今日も不器用に、「夢」の輪郭線をなぞる

「これ使ってみたらどうや」 小学校に入ったばかりの頃。 そう言って父が私に手渡したのはトレーシングペーパーと呼ばれる半透明の紙だった。 ドラゴンボールやドラえもん。 マンガを読むのが大好きで、将来は漫画家になりたいなんてピュアな夢を語っている割に、私の絵が一向に上達しないのを見かねたのだろう。 トレーシングペーパーなら、漫画本の上に重ねてイラストの輪郭をなぞるだけで元のイラストに近い絵を描くことができる。 思えばある意味現代のスマホやパソコンで日々行っている「コピペ」に

小さなお店こそ日常使いしてほしい 「Dropbox スマートシンク」という神機能の話

「クラウドサービスってまどろっこしいやつばっかだ」 会社で働いていた頃、ずっとそんなイメージがクラウドサービスにはつきまとっていた。 特に複数の人間で、ひとつのエクセルファイルを触るときなんて最悪だ。 ダウンロードしたデータに報告内容を記入して、所定のサイトにアップロードする。 それだけのことでも、もしかすると記入している間に誰かがデータを自分と同じ様に更新していたら…なんて思うと最悪だ。もし気づかずにデータをアップロードしてしまったが最後、事前に記入していた人のデータがな

佐世保の港町「万津6区」の夜に、コーン看板が灯った日

「この看板、和食屋やってるうちにピッタリや!」 そんな嬉しい言葉を頂いたのは、会社勤めをやめて完全にフリーランスとして独立した2019年の年末頃のことだった。 文具屋を営む中で、自分用につくった三角コーン看板が人気アイテムとなり、その販路を拡大すべく、南港の大きな会場で開かれるイベントに乗り込んだのだ。 台車に三角コーンで作った看板のサンプルを載せて、意気揚々と挑んだものの結果は惨敗。 1件の受注につながることもなく、すごすごとお店に戻った時の落ち込みは今でも背筋がゾワッ

119. 第2種知的障がいの彼とも働きたい

 先週パート従業員に応募してくれた男性は、第2種知的障がいをもつ方でした。

三角コーンを通して、大阪の小さな文具屋が佐世保の港町「万津6区」にできること

「佐世保のある「まち」の目印として、三角コーン看板をたくさん置いてみたくないですか?」 そんな一言から、唐突にプロジェクトは始まった。 文具屋であるうちの店のオリジナル商品である「PREFAB SIGN(プレハブサイン)」は、三角コーンを使った看板作成サービスだ。 はじめは自分のお店用の備品として作ったこの商品は、いまや大手企業の店舗でも採用されながら、全国各地にじわじわと広まってきた。 屋外での使用イメージもつきやすく、お店のロゴマークなども使える三角コーン製の看板だけ