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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2022年3月の記事一覧

マーケット急拡大中!「メンズ美容」の攻略術ーメイクアップ編ー

皆さま、こんにちは。CCI Lifestyle Digital CONNECTです。 昨今盛り上がりを見せている「メンズ美容」について、弊社独自の調査結果を2回にわたってお届けしています。 前回のnoteではスキンケアに関する調査結果を報告させていただきましたが、今回はメイクアップの調査結果をご報告します。 ■スキンケアに関する調査結果 https://note.com/cci_ldc/n/ne6b31a294f8c 前回のおさらいになりますが、今回は20歳~39歳の

地方製造業DX 売上5倍|売上をつくるDX-Case.1

こんにちは、根岸です。 2020年4月から始めた「地方×DXプロジェクト」。何を目指しているのか?何でやるのか?は、以下のプレスリリースとnoteをご覧いただけると嬉しいのですが、ざっくりいうと「ちゃんと事業再構築をすれば、日本には魅力的でさらに成長する企業が本当はたくさんある」ってことを広める活動です。 そんなプロジェクトですが、事例となるロールモデル(≒参考にしたら改革方法がみえてくる)が複数生まれてきました。 いろんなパターンがあるのですが、きちんと参考にできる形で

「商品・サービスは強いのに企業価値・株価が冴えない」 #マーケの落とし穴 08

世の中には「商品・サービスは強い~知られているのに、企業価値・株価が、商品・サービス力に比べると冴えない会社」が一定数存在します。現場ではなく経営者の目線だと、企業価値の悩みや懸念を持つ方は多いのが実情です。今回は、そんな企業のブランド戦略の落とし穴について。 株価は、企業ブランド力の影響を受ける顧客市場に比べて特殊に見える株式市場も、投資家が「数多くの選択肢から企業を認知・理解して株を買う」というプロセスは顧客市場と同様です。 2022年3月30日現在、日本国内の上場企

マーケティングに行動科学を取り入れたら、がん検診に行く人が3倍増えた話

チラシを変えただけで受診者が1人から130人に14年前、私は「予防医療のマーケティング会社」を創業しました。 前回のnoteでもお伝えしましたが、まず取り組んだのが「乳がん検診の受診率を上げるプロジェクト」でした。 私たちは自治体が作成しているチラシを見直すことから始めました。 杉並区の乳がん検診のチラシは、もともとこんなデザインでした。 失礼ながら、情報が多すぎて何が言いたいのかわかりづらいものでした。 このチラシのコピーとデザインを、このように変えたのです。

メルカリのデータ分析チームでやったことの振り返り

こんにちは。 データアナリスト 兼 チームのマネージャ としてメルカリという会社に4年ほど勤めていたのですが、色々やった気はするが、思い返してみると結局の所何をしたんだっけ?という気持ちに突然なりました。僕は忘れっぽいので、今後もこういう瞬間は何度も訪れそうな気がしています。 ということで、この4月から新しいことを始めるこのモーメントに自分が何をしたのかをちゃんと書き残しておくことにしました。 自分自身の記憶のアーカイブの役割とともに、誰かの参考になれば望外の喜びです。

インフルエンサーマーケティングにおける、起用するインフルエンサーの見極め方。

テテマーチ株式会社というSNSマーケティングの会社でChief Communication Officer 兼 プランナーをやっております、ふくまと申します。 本業は漫才をやっております。(M-1グランプリ2021 1回戦出場) 今回はタイトルの通り『インフルエンサーマーケティングにおける、起用するインフルエンサーの見極め方。』についてのヒントを綴っていきたいと思います。といっても目から鱗な話ではなく、とても当たり前のことを書いているので「んなこと知ってんだよ」って石は投

きっとあなたも無意識に…!? ソーシャルメディアが買い物に与えている影響とは

私たちは、日々何らかのモノやコトを選択しています。 以下の図のようなシチュエーションは、noteを読んでいる方にもよく起きることなのではないでしょうか? 何らかのモノやコトについて考え、選択をする(あるいは買い物をする)ときに、私たちは頭のなかにいくつかの選択肢を並べます。これらを、消費者行動論という分野では「情報探索」と呼びます。 今回のテーマは「情報探索とソーシャルメディア」です。図のようなシチュエーションの「情報探索」というプロセスで、どのような探索行動が起こるの

性教育から日本をアップデート。CXクリエイティブは、社会をエンパワーメントするツールとなる

日本は予期せぬ妊娠に悩む女性も少なくない一方で、世界一の不妊治療大国だともいわれています。156カ国を対象にしたジェンダー・ギャップ指数調査では、120位と極めて低い結果が出ている上、権力者の女性蔑視発言で大きな炎上騒動があったことも記憶に新しいところ。また、同性婚も認められていないなど、ダイバーシティの取り組みも進んでいません。 そういった課題の根本的な原因として「性教育の遅れが関わっているのではないか?」と考えたメンバーが集まり、2020年9月にスマートフォン向けWEB

おすすめのマーケティング本を教えて下さい、と言われたときのリスト(とあるケース・その1)

 現在、東証一部上場の大手老舗企業からスタートアップまで複数社でアドバイザーをしていますが、たまに「マーケティングのわかる人材を育成したいので書籍を紹介してほしい」と言われます。  マーケティング関連書籍は、いわゆる「オレ定義」が跋扈し、玉石混淆な状況なのですが、それぞれの会社の状況にあわせて書籍リストを都度作って送っています。  以下のリストアップは、そのうちの一つ。東証一部上場の大企業で、ある部署でマーケティングへの意識が高まっているということでまとめたリストです。