CX Creative Studio|Dentsu

クリエイティブはCX(顧客体験)をどこまで高められるか。タッチポイントのすべてがひとつ…

CX Creative Studio|Dentsu

クリエイティブはCX(顧客体験)をどこまで高められるか。タッチポイントのすべてがひとつのストーリーとなり、質の高いアウトプットの連続がそこに存在すること。電通と電通デジタルのクリエイター500人規模による「CX Creative Studio」がそのための答えを探究します。

最近の記事

Doleブランドをあらゆる角度から味わい尽くす「多面的CXクリエイティブ」

バナナやパイナップルなど、世界でも指折りのフルーツ販売量を誇る食品企業Dole(ドール)。今回は、同社のブランド強化施策を担当した藤田卓也に話を聞きました。 プレゼンス拡大のアプローチはどのように行われたのか、新規顧客獲得のために行った打ち手とは何だったのでしょうか? Doleというブランドの魅力を伝える包括的なアプローチ-今回はDoleのブランド強化施策についてお話を伺います。まずはDoleがどのような企業なのか教えてください。 藤田: Doleは150年以上続く歴史

    • 「いつもいいことアサヒから」。アサヒビールNFTプロジェクトの大きなチャレンジと驚きを生む情熱の舞台裏

      今回は、アサヒスーパードライのブランド誕生36年を記念して36点のNFT(※1)コレクションを制作した「ASAHI SUPER DRY BRAND CARD COLLECTION」について、プロジェクトに関わったアサヒビール・玉手健志氏、電通・森田章夫、糸乘健太郎に話を聞きました。 なぜアサヒビールがNFTプロジェクトに乗り出したのか、電通が与えた価値は何か、今回の企画が会社にもたらしたものとは? (※1)「Non-Fungible Token(=非代替性トークン)」の略

      • 「ジャパンラグビーチャリティーマッチ」を支えた、チームの熱量×JRFUによるファンを巻き込むCX設計

        今回は、コミュニケーションプランナーの下倉一真に、2022年6月に開催された「ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022」の話を聞きました。 きれいな資料を作るのではなく、会話量を最大化する-日本ラグビーフットボール協会(以下:JRFU)が行った「ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022」について教えてください。 下倉:この大会は、2022年1月にトンガ沖の海底火山の大規模噴火と、それに伴う津波によって甚大な被害を受けたトンガ王国(以下:トンガ)の復興支援を目的に開催さ

        • お問い合わせから生まれたリプトンミルクティーの短編アニメ「667通のラブレター」

          森永乳業は、リプトンミルクティーを終売した1年後に、お客さまの声を受けて再発売することを決めました。その復活を盛り上げるためのプロモーションとして制作されたのが、短編アニメーション作品「667通のラブレター」です。今回は同作品のプロジェクトに携わった千葉菜々子に話を聞きました。 どのような経緯で制作することになったのか?プロモーションの成果はどうだったのでしょうか? お問い合わせの言葉は愛の告白?-「667通のラブレター」はどういう経緯で始まったのでしょうか。 千葉:始ま

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          AI、XR、技術の進化でキャラクターの役割が変わっていく?キャラクターCXが持つ無限の可能性

          「AI×キャラクターには大きな可能性がある」──そう語るのは、キャラクター「Ponta(ポンタ)」の生みの親で、キャラクターCXの第一人者である糸乘健太郎です。 前回に続いて2回目の取材となる今回は、ホーメルフーズのSKIPPY®における新キャラクター制作、キャラクターARフィルター制作といった2つの事例から見るキャラクターの活用方法と、キャラクターCXの今後について聞きました。テクノロジーの進化によって、キャラクターCXはどう変わっていくのでしょうか? 「好き」を体現す

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          メタバースが人をつなぐ、次のCX実践の場になるか?― ウェビナーレポート

          2023年4月に開催したCX CREATIVE DAYSでは、計4日間にわたってCXクリエイティブの実践事例をお届けしました。 「メタバースが人をつなぐ、次のCX実践の場になるか?」と題したセッションには、 TDKのバーチャルショールーム「TDK Techno Experience」を手がけた電通デジタル BIRD部門の喜々津良と、大和証券グループの創業120周年記念の社内イベント「THE NEXT JOURNEY」を手がけた電通 CXクリエーティブ・センターの諏訪徹が登壇

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          ファミマの施策がニュースになる秘訣は、「広告発想で企画しない」こと

          2021年の周年記念をきっかけに、現在も取り組みが続いている「ファミリーマート40周年プロジェクト」。今回は、クリエーティブディレクターとしてプロジェクトに携わっている加藤倫子に話を聞きました。数々の取り組みを話題化させることに成功してきた背景にあるものとは? 【ファミリーマート40周年プロジェクトとは】 2021年ファミリーマート40周年に、ファミリーマートのマーケティング方針を踏まえて、ニュースとして話題になるようなさまざまな施策を実施。3年目の現在も継続的に携わってい

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          オリガミにARで命を吹き込み、野生動物がさらされている現実を知る

          絶滅危惧種の動物を折り紙で折ると、その折り紙がARマーカーになり、ストーリーが動き出す。電通デジタルのソーシャルプロジェクト(※)として始まった「絶滅危惧オリガミ」プロジェクトが、静かに広がりを見せています。今回は、同プロジェクトを企画した堀崇将、石川隆一、根之木颯亮に話を聞きました。ユニークなアイデアを思いついた背景と、企画を通して3人にあった変化とは? ※電通デジタルが行っている、デジタルテクノロジーとクリエイティブを活用し、様々な社会課題の解決に取り組む活動 折り紙

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          クロちゃん“なのに”本格的?Paravi「クロちゃんずラブ」に見るコンテンツ&プロモーションの秘訣

          2023年3月に動画配信サービス「Paravi」で配信されたオリジナル連続ドラマ「クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~」(以下、クロちゃんずラブ)は、 お笑いタレント、安田大サーカスのクロちゃんの半生を描いたドラマです。今回は、本ドラマの企画者である原央海とプロデューサーの山田奈那子に話を聞きました。SNSで注目を集めたドラマは、どのように誕生したのでしょうか? ※「クロちゃんずラブ」は、現在U-NEXTで全5話 配信中 お笑い好きだからこそ思いついた、時代に沿ったコン

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          TikTokをどう活用する?CXクリエイティブの最前線 ― ウェビナーレポート

          2023年4月に開催したCX CREATIVE DAYSでは、計4日間にわたってCXクリエイティブの実践事例をお届けしました。 「TikTokをどう活用する?CXクリエイティブの最前線」と題したセッションでは、電通 CXクリエーティブ・センター CXプランナーの王一伊が登壇。電通が昨年立ち上げたTikTokクリエイティブに特化した専門チーム「TikTokエバンジェリスト」の取り組みや事例について紹介しました。 本記事は、CX Creative Studio note編集部

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          子どもの好き嫌いは克服するべき?みんなで新しい価値観を創る共創キャンペーン

          フマキラーが食育のために行っている「つくっ手たべ手プロジェクト」の第二弾として実施した「子どもの好き嫌い克服するべきか問題」。本キャンペーンは、 Twitter上で2万5000以上もリツイートされ、7700以上もの回答や意見を得ることに成功しています。今回は、担当者である電通CXクリエーティブ・センター(CXCC)クリエーティブディレクターの植田正行とコピーライターの花田顕子に話を聞きました。 SNSキャンペーンを成功に導いた背景にあるものとは? 議論の場を提供する共創型の

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          TikTokスタークリエイター集団「サントリービアボーラーズ」はなぜ、MZ世代へのアプローチに成功したのか?

          TikTokスタークリエイター集団による「サントリービアボーラーズ」は、 MZ世代の「TikTok売れ」を目指して展開したキャンペーンです。 MZ世代の消費行動を促す広告プロモーションは非常に難易度が高いといわれる中、ローンチから短期間で大きな反響があった同キャンペーンについて、担当した瀧口裕に話を聞きました。MZ世代へのアプローチに成功した要因とは? Z世代に知名度の高い6名を選出し、TikTokスタークリエイター集団を結成-ビアボールのキャンペーン「サントリービアボー

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          アイデア×テクノロジーで生まれた「字久力チャレンジ」の誕生秘話に迫る

          2022年冬にPILOTから新発売された「THE Dr.GRIP」と「Dr.GRIP classic」。「疲れにくい」に特化した筆記具シリーズのローンチキャンペーンを、電通デジタルが担当しました。今回はその中で行った企画の一つである「字久力チャレンジ」についてご紹介します。 好きな文字を10回、疲れずに書き続けられるかどうか“字久力”を診断するというユニークな本企画。 発案者であるプランナーの田中雅之とテクノロジストの川村健一が、企画を思いついた背景とは? 「たくさん書く

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          カスタマーエクスペリエンスの鍵は“SNS”? トライブ戦略から突破するコミュニケーションデザイン ― ウェビナーレポート

          2023年4月に開催したCX CREATIVE DAYSでは、計4日間にわたってCXクリエイティブの実践事例をお届けしました。 「カスタマーエクスペリエンスの鍵は“SNS”? トライブ戦略から突破するコミュニケーションデザイン」と題したセッションには、電通デジタル エクスペリエンステクノロジー部門の佐々木秀幸が登壇。SNS起点でCX戦略を立ててブレイクスルーを起こす、電通デジタルの独自ソリューション・フレームワーク「Tribe Driven Marketing(トライブドリ

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          アート漫画と現実世界をつなぐ 「ブルーピリオド展」に見る体験づくりのヒント

          今回ご紹介するのは、2022年6月18日(土)〜9月27日(火)まで東京・天王州で開催された、漫画「ブルーピリオド」の展覧会「ブルーピリオド展〜アートって、才能か?〜」(以下:ブルーピリオド展)の事例。プロジェクトに込められた思いと、工夫した点をアートディレクターとして関わった岡村尚美に聞きました。同展が多くの原作ファンに愛された秘訣とは? 受け身ではなく、来場者が体験として何かを持ち帰れるようなCX設計-「ブルーピリオド展」とはどのような展覧会だったのでしょうか。 岡村

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          “新刊” 「CXクリエイティブのつくり方」が目指したのはレシピ本? CXと料理の共通点とは

          2023年2月24日に発売された書籍「CXクリエイティブのつくり方(翔泳社)」。出版を企画し、執筆を担当したのは、電通CXCC(カスタマーエクスペリエンス・クリエーティブ・センター)のメンバーたちです。今回は、プロジェクト発起人の田中寿と執筆メンバーの鈴木恵里子、瀬戸康隆、速水一浩の4名に話を聞きました。 サービス・商品開発からマーケティング・広告までを扱うCXクリエイティブをやさしく解説した本書。発売までの道のりは、どのようなものだったのでしょうか? 【プロフィール】

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