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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2018年1月の記事一覧

メディアの話、その14。広告はいつから嫌われ者なのか。

広告は、いつから嫌われ者なのだろうか。 メディアをひとつの事業としてみたとき、広告がないと存在できないビジネスモデルをとっているメディアは実に多い。 まず、なんといっても地上波のテレビ。 それから、ラジオ。 この2つに関しては、受信料を徴収するNHKを除くと、広告収入なしでは、テレビやラジオのコマーシャルなしでは、事業が成り立たない。もちろん、不動産で稼いでいる局もあるけれど、テレビやラジオの番組放映事業については、あくまで広告が稼いでナンボである。テレビやラジオの人

2018年のインフルエンサー事情についての考察

新年明けましておめでとうございます。 昔に比べ発信癖がなくなってしまい、FacebookもInstagramもブログも意識せねば発信ができない身体になってしまったが、今年はリハビリを兼ねて少し意識を高めていこうと思っている。 さて、新年にしかも久しぶりのブログにて書く内容かわからないが、昨年一番一緒にお仕事をさせていただいたであろう、インフルエンサーについての個人的な考察と、今後の展望を綴っていきたい。このブログを読んで意見があったり、指摘したい部分がある場合はぜひTwi

傘のシェアリングエコノミーと江戸時代の番傘について

最近流行りのシェアリングエコノミー。シェアサイクル、シェアカー、等々まだまだニーズはありそうですが傘のシェアリングも絶対に需要としてはあるはずです。 シェアリング大国の中国でもある程度流行っている様です。 一方、このようなニュースもありました。 中国で「傘シェアリングサービス」が開始されるも3カ月で30万本が行方不明になる事態 この様な状態ですが運営側はかなり強気なようです。 すでに30万本が戻らぬ傘となってしまったわけですが、このサービスの可能性に狙いを定めている

ビジネスの世界でインクルーシブデザインを活かすために

今日のテーマはインクルーシブデザインという言葉。 2018年は、視覚障がい者や認知症患者などをデザインプロセスに巻き込み、アクセシビリティやサービス価値の向上に結びつける取り組みを始めようとしているところです。 この取り組みに合わせて、障がい者雇用も進めていきたいと考えています。 なので、キーワードとしているインクルーシブデザインの意味や、方法論をこのタイミングで学び直しているところなのです。 ビジネスの世界で少しだけブームとなっているインクルーシブという言葉昨年末に

“バズ”はなぜ起こるのか。バズり現象を真剣に分析してみた。

現代における最も身近な社会現象はSNSでの“バズり”ではないでしょうか。“バズり”現象を真剣に考え、発生の仕組みやパターンを知ることは情報社会に生きる我々にとって有益なのではないかと考え、分析してみました。 ************ 金沢の15VISIONでデザイナーをしている川邉(かわべ)です。はじめてのnoteでの記事作成です。こちらでは自分のサイト(ブログ)との差別化を図り、ド真面目で読む方の役に立ちそうな情報を書いていきたいと思っています。 “バズる”とは?特定

思想が明確なブランドは何が良いのか? ~ブランド戦略のレイヤーの違い~

「思想~ビジョンや、提供する価値が明確なブランドは何が良いか?」 単にコアファンができたら、指名買いで価格競争から逃れやすくなるだけではありません。思想が明確なブランドの効用は、社内外をまたいだバリューチェーンにおける取引と関係維持のコストが著しく下がることにあります。 強烈なブランドは、その価値に惹かれた従業員が集まり、その価値に惹かれた顧客が集まる、ある種のインナーサークルのコミュニティのような存在になります。 そこでは、阿吽の呼吸を含めたハイコンテクストなやりとり

紙の編集をナメるな

 書籍編集者はみんな悩んでいる。いい本をつくっても届かない。前ほど売れない。ため息をつきながらパソコンを覗きこむとWEBはなにやら楽しそうだ。仮想通貨にコミュニティ、AI、VR、ARにドローン……。ああ、もう紙の時代も終わりかなあなんて頬杖ついて窓の外を見る。  どんなにおもしろいものであっても、それが魅力的なものであっても、届かなければ意味がない。営業部からは「初速が出てないんで…」と申し訳なさそうに言われ、著者さんからは「次はどんな展開ですかね」と聞かれ。「いいものだか

伝統産業こそ、違う市場で戦いを挑むべきかもしれない。

 いろんな偶然が重なって、100年以上続く伝統産業のデザインの仕事をいくつかさせて頂いている。今回ありがたいことにその一つをとても褒めていただいた。褒めていただいたことでそのプロジェクトを改めて振り返った時に「伝統産業」に対するアプローチの一つとして、タイトルの様な、「市場を変える」ということが有効なのではと思い、まとめておきたいと思う。 バブル期の「伝統産業×著名デザイナー」の座組みが生み出した負の遺産  伝統産業の仕事をする時に、よく聞くのが 「昔、すごく有名なデザイ

「インスタ映え」より「Twitter映え」が無限大と思う話。

先日、Facebookがアルゴリズムを変更し、企業や公式アカウントの投稿よりも、知人友人など友達の投稿を優先すると発表がありました。 参考記事はこちら👉 Facebook株、パブリッシャーの優先度を下げるアルゴリズム変更で5%安 数多くの企業や公式アカウントがFacebookに代わるプラットフォームを探している中で、次に来るのはインスタ、Twitter、LINEの3つが思い浮かぶのではないでしょうか。 「インスタ映え」が流行語に入ったことから、インスタを始めようとしてい

「インスタ映え」を連呼する、おじさま達に物申す

2017年流行語大賞にも選ばれた、「インスタ映え」という言葉。 言葉の解釈は人それぞれ、状況によりけりだと思うので、今回はこんな会話をしてしまう方に届けたい。 〜とある普通の居酒屋にて〜 店員さん「お待たせしました〜!モッツァレラチーズのカプレーゼと真鯛のカルパッチョです。」 男性1「おっ、なになにオシャレなのきたわ〜!」 男性2「ほんとだ!なぁ、木村、これインスタ映えするように撮ってみてよ!撮ってインスタに載せなくていいの?!」 木村(私)「・・・。」 なんとな