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川崎フロンターレ 記事まとめ

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2021年4月の記事一覧

J1第22節 名古屋グランパス対川崎フロンターレ データレビュー

フロンターレも名古屋も連戦から少し休暇があり万全の状態で迎えることができたこの首位対決。どのメディアでも「矛盾対決」として取り上げられた。まさにその通りで12試合30得点のフロンターレと12試合3失点の名古屋という首位対決は引き締まった試合になると予想していた。しかし試合が始まるとフロンターレは23分で3得点を決め既に勝負あり。フロンターレの強さが再確認できた試合だった。しかし名古屋は監督不在だったことなど力を全て出し切れたわけではないと思う。火曜日のホームゲームに向けて試合

丁寧に、自分たちのやるべきことをやるだけ。挑戦者の勢いと王者のしたたかさ。/2021年J1リーグ第22節 名古屋 vs 川崎F

どうも私です。 今日もまた大雨でしたけれど、最近試合の日の大雨多くないですか?笑 行く時も行かない時も雨降ってる気がする。さては選手かスタッフに雨男が紛れているな……? さて、DAZNでは「ライバルウィーク」と銘打たれ、その中でも最強の矛盾対決だと注目の一戦でもあった今節。2位につける堅守・名古屋に対し、0-4と勝利を収めることができました。勝つぞ!とは思っていたけれど、さすがにここまで差が付くとは思っていなかった。実力差、と言ってしまえば簡単なことだけど、名古屋が自分たち

4-0から見えた「フロンターレにやっちゃいけない事」

衝撃的な結果だった。2引き分け上等ぐらいに思っていたグランパス戦、4Q制のバスケで考えれば第1Qで20点差がつくような試合展開、終わってみればなにも危ないことなく4-0の完勝。 間違いなく今年のフロンターレは強い。だが勝点を少ないが落としてはいるし、苦戦してる相手もある。 今の私に具体的な「フロンターレの倒し方」を明示することは難しい、それぐらいフロンターレの完成度は高い。高すぎる。だが「とりあえずこれだけはやっちゃいけないんだよね」ってことはいくつかわかる。 今のフロ

2021年J1第22節 名古屋グランパス対川崎フロンターレ レビュー「ファーストレグが終わっただけ」

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間延びしたラインのリスク:川崎フロンターレ対アビスパ福岡戦(4月14日)

 レビューを書いていない試合がかなり溜まってきた。連休はあまり観戦予定がないのでこの間に少しずつ詰めていきたいと思う。今日は2週間経ってしまったが、4月14日の川崎フロンターレ対アビスパ福岡戦を。 4-1-2-3対4-4-2 まずはスタメン。この日の攻撃陣は三笘薫、レアンドロ・ダミアン、家長昭博ではなく、長谷川竜也、知念慶、小林悠。アンカーはシミッチではなく田中碧。  アビスパは4-4-2による堅守が売り。かみ合わせるとこんな感じ。  こうしてみると、アンカーの田中碧を

4月29日 川崎フロンターレVS名古屋グランパス 感じたこと

こんにちは、こんばんは、ふつーの大学生です。今回は本日行われたJリーグ第22節、川崎フロンターレVS名古屋グランパスの試合で僕が感じたことを書いていこうと思います。 1つ目 セカンドボール・2次攻撃僕が一番感じたことはセカンドボールの回収から2次攻撃です。川崎の2点目のシーンです。GKのチョン・ソンリョンから田中碧の長いボールが入りそのままクロスボールを上げるも名古屋に弾かれます。しかしそのセカンドボールを登里が拾い家長にパス、素晴らしいクロスからダミアンがヘディングを決め

ボール奪取マップで見るヨーロッパサッカーとJリーグの違い<1>:CL準々決勝レアルマドリード対リバプール

 少し前に、サッカーファンの間でちょっと話題になったインタビュー記事があった。  ヴィッセル神戸の酒井高徳が、インタビューに答えて、日本のサッカーとヨーロッパのサッカーの違いについて答えたものだ。 Jリーグとヨーロッパサッカーの違いとは これは、内田篤人の引退会見で「CL決勝とJリーグは違う競技」と発言したのを受けたもので、酒井高徳は、「両方のサッカーを『経験した事実』」として、「日本のリーグ全体がやっているサッカーが、世界と比べられないイメージ」「試合の展開に『速さ』が

刻一刻と近づくJリーグ史上最高峰の頂上決戦。魂と魂がぶつかり合う白熱の一戦を見逃すな

Jリーグ史上最高峰の決戦の日は、刻一刻と近づいている。 2021シーズンのJリーグ、12試合を消化し勝ち点32で首位を走る川崎フロンターレ。同じく12試合を消化し、勝ち点29で最強王者にしがみつく2位名古屋グランパス。“2021Jリーグ覇権争い”運命の2連戦が、4月29日から開幕する(横鞠さんごめんなさい) 2020シーズン、Jリーグ、いや日本中を席巻した王者川崎フロンターレ。超攻撃スタイルを貫く川崎は、立ち向かう相手を次々とボコボコに倒した結果、4試合を残し優勝が確定。

【Review】2021年J1第10節 川崎フロンターレVS.サンフレッチェ広島「瞬時に弱点を見抜き判断した山根のランニング」

はじめに 2021年J1第10節の川崎フロンターレは、1-1でサンフレッチェ広島と引き分けました。引き分けたものの、これで開幕12戦負けなしの新記録を達成しました。 広島2ボランチの役割 両チーム最長の走行距離を記録したのが広島の青山(12.765km)。チーム2番目の森島選手(10.941km)と1.5km以上差があることから、高負荷なタスクが与えられていたことが伺えます。  特に守備時のアンカー潰しと裏に抜けるIHのマークの両立は、ピッチ全体を走り回ることを強います。も

「等々力をGKユニで埋めたい」早坂勇希が語るフロンターレへの思い

※本文の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます。 ※単発での購入も可能ですが、月刊で「国内サッカーの現場より。竹中玲央奈のここだけの話」を定期購読していただくほうがお得です。 ※本記事は4月25日中まで無料掲載です。 三好康児、板倉滉、三笘薫、田中碧、 、宮代大聖、宮城天。 「ああ、フロンターレの下部組織出身の選手ね」 多くの人がこの並びの意味するところがわかるだろう。ただ、ここには1つだけ欠けているものがある。 “4期生”の存在だ。

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聖地等々力へ今シーズン初参戦して来ました!!

こんにちは、まさです。今日は川崎フロンターレの話題を書きたいと思います。 先週になりますが、サンフレッチェ広島との試合に今シーズン初参戦して来ました。前日の豪雨も嘘のように晴れて、最高のサッカー日和になりましたね。しかし試合は1ー1のドローで、残念ながら6連勝とは行きませんでした。 約1年半ぶりに来た等々力球技場はとても気持ちがワクワクした一方で、色々と風景が変わっていましたね。一番はやはりチャントによるサポーターの歌声はないこと。鳴り物と手拍子で応援をしていましたが、や

松井蓮之×佐々木旭フロンターレ内定コンビ対談!ライバルであり、大事な仲間。共感するフロンターレに入るということの重さ。(後編)

法政大学のボランチ・松井蓮之と流通経済大の左サイドバック・佐々木旭。 共に来季の川崎フロンターレ入りが内定している2人の対談が実現しました。1時間半に渡る熱いトークは、笑いあり、真剣な話あり、そしてお互いのリスペクトがありの濃いものとなりました。 後編はフロンターレについての話がさらに深く語られています。内定への経緯、覚悟を決めるまでのリアルな心の変遷、そしてフロンターレへの想いと大学サッカーへの想い。 話を重ねる内に2人の絆がどんどん深まっていくのが分かりました。

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Unstoppable

私は割と饒舌なタイプの人間ですが、一番好きな選手のこととなると毎度上手く言葉が出てきません。以前ファン感謝デーで握手をしてもらった際も、最初から最後まで「ありがとうございます……!」しか言えませんでした。チキンハート。 考えてはやめて、書いては消して、何とか形にしてはみたものの、今まで書いたものの中では一番世に出すのが恥ずかしいです。笑 でもこんな機会でもないと全力で好きを出せない気がしたので、ああ、あの時書いておけばよかったなっていつか後悔しないように、書くことにしました

観客にとって「快適な」ビデオ判定とは?

 先日の川崎フロンターレ対サンフレッチェ戦では、ビデオ判定がちょっとした勝負のアヤになった。 レビューしたい試合もたまっているのだけれど、今日はビデオ判定について書きたいと思う。 VARとTMO ビデオ判定、サッカーではVideo Assistant Refereeと言い、ラグビーではTelevision Match Officialと言う(昔は「ビデオレフ」と呼んでいた記憶があるが、通称だったかもしれない)。サッカーの場合、video assisted refereeだ