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#サッカー
弱者が勝つことがあるからこそ勝負は面白い。サッカールヴァン杯で波乱続出。J3の2チームがJ1勢を下して3回戦進出。「小が大を食う」のは小説の世界だけではない
勝負の魅力は、弱者が強者に勝つことがあるからだろう。それを「下剋上」「ジャイアントキリング」などということもある。サッカーのルヴァン杯で波乱が続出した。格下のJ3勢がJ1チームを破るなど劇的な試合を見せている。私はある小説に出てくる「小が大を食う」というフレーズが好きだ。そして劇的な展開は、小説だけでなく、現実でも起こるのだ。 1973年に出版された山﨑豊子さんの小説「華麗なる一族」に出てくる言葉に心を奪われる。関西に本店を置く都市銀行下位の頭取が、格上との合併をもくろむ。