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横浜DeNAベイスターズ 記事まとめ

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2024年5月の記事一覧

[書評] 権藤主義 ~唯一無二の痛快野球論~

みなさん、こんにちは。Naseka です。 私は 哲学者・エッセイスト・書評家 として、 自らを定義しています。 この本を読んで 頭に浮かんだのは 「出過ぎた杭は打たれない」 という言葉だった。 強過ぎる個性は 時代に合わないことも多い。 だが、時代に迎合しない個性は、 時代を経るにつれて 再評価されることがある。 本書は表題のとおり 野球論に関する内容が中心だが、 この記事は野球に明るくない人にも ぜひ読んでいただきたい。 (なるべく専門的な話は避けたつもり) 戦

一直線 光裂くように【群青日和 #48】

【試合結果】 5/29(水) 東北楽天ゴールデンイーグルス ●0-4 [勝]内 [敗]ジャクソン ◇ ◇ ◇ 9回裏、横浜スタジアムで 「ピッチャー、佐々木」 とウグイス嬢にコールされるのは、一体何年ぶりになるんだろうか。 かつて何度も幕張で流れた、FLASHの歌い出しが聴こえてくる。 佐々木千隼、その名前の読み「ちはや」が歌詞に入っているこの曲は本当に彼によく似合っている。 ちはやぶるとは古語で 荒々しい、勢いが激しいさまを表す。 彼の投球自体はそれとは違って、

継投ミスとチャンスに弱い主力打者

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 チャンスに打てない筒香と炎上した伊勢 ベイスターズは5月30日楽天に5-6で負けました。11安打5点。筒香と佐野がチャンスで確実に凡退して得点できなかったことが大きいです。3回裏一死2塁で筒香が三振、宮崎が四球で、佐野が凡退。3回裏は同点に追い付いた後のチャンスに筒香と

算数みたいには割り切れないから【群青日和 #49】

【試合結果】 5/30(水) 東北楽天ゴールデンイーグルス ●5-6 [勝]藤井 [敗]石田健 [S]則本 ◇ ◇ ◇ 遠方にお住まいのとあるお世話になった方が、ご家族一同でハマスタへ観戦に来ると先月末に連絡があった。 お年を召した義理のお母様、ご兄弟とともにはるばる数時間かけて横浜にいらっしゃるという。天候のことを少々心配されていたが、 「一番ひどかった日(火曜日にケイが先発したあの日)以上に荒れることも無さそうなので行きます」 と追って連絡があったのが一昨日。 この

エスコンにベイスターズがやってきた!

旅するメンタルトレーナー 北海道移住男 フーテンのケンゴです (自己紹介はこちら) 待ちに待った ベイスターズが エスコンフィールドにやってきました! 2年に一度の 北海道での交流戦 今回は初めて ビジター応援席エリアから応援しました。 周りには 青いユニフォームを着た ベイスターズファンの仲間たちであふれていました! 試合の方は、 筒香選手のホームランが出たりして リードしつつも 8回から登場した 山崎投手がボークの後の バント処理で暴投し逆転されました。 しかし

楽しみ方は千差万別!横浜スタジアムのおすすめポイント~スタジアムグルメ編~

現地観戦ならではの雰囲気があるPart2 2024年5月21日。敵地神宮球場で迎えた対ヤクルト戦。エース小川投手に対するは我らが横浜DeNAベイスターズ。2回、1アウト2、3塁で林選手が1塁線を破るタイムリースリーベースを放ち、幸先よく2点を先制します。続く3回には佐野選手、宮崎選手のソロホームランで2点を追加。投げては先発ケイ投手が8回120球無失点の快投を披露。9回は坂本投手が三者凡退に抑え、7-0で見事な完封リレーを飾り、神宮に詰めかけたベイスターズファンは歓喜に包ま

バウアー メキシコ残留とエスコバー復帰

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 バウアーはメキシコに残留 報道でバウアーがメキシコに残留してMLB復帰をギリギリまで目指すことが報じられました。そして交渉を続けていた萩原龍大チーム統括本部長(46)は「事前に聞いていた。(再契約は)現実的には難しい」と語ったそうです。来季に向けて動向を注視していく一方

【週刊 度会隆輝 2】磨けば光る(2024.5.20~5.26) 

こんにちは~ 今週もハマの一番星を目指す度会隆輝を観測していきましょう! センターの守備位置に入るファームでの鍛錬は2週目に。 新たな取り組みが始まります。 22日カーミニークでの試合で1番センターとしてスタメン出場しました。 センターでの出場はプロ入り初。 アマチュア時代もほとんど経験がないとみられます。(あったら教えてください) 度会選手は6試合にスタメン出場。ライトで4試合、センターで2試合出場しました。 とりあえず無難に守れていました。一安心。 バッティングは引

チリも積もれば 5/28 対楽天1回戦を振り返る

ご覧いただきありがとうございます。 引っ越しも落ち着き、久しぶりに振り返り投稿をさせていただきます。 ただフルで観れていたわけではないので、気になった部分だけ書きます。 気になった部分西浦について 今シーズン初スタメンと、気持ちも入っていたであろうこの試合。 走攻守で気になる部分がありました。 まず走塁では牽制死がありました。 一死1,2塁でケイの打席でしたが、まず二塁ランナー山本が、投球が逸れた間に三塁を狙うも走塁死。 そのため二死1塁と場面が変わってからの牽制死でした

いくつもの水溜まり越えて【群青日和 #47】

【試合結果】 5/28(火) 東北楽天ゴールデンイーグルス ◯6-1 [勝]ケイ [敗]ポンセ ◇ ◇ ◇ 職場を後にして、きっちり5分歩いて最寄り駅の地下に滑り込む。重たいねずみ色の空はもういつ決壊してもおかしくなかったけれど、なんとか耐えた。 程なくしてやってきた電車に乗りこんで、DAZNを開く。横浜の天気は大丈夫かな。 中継映像を見る限り、雨はそうでもないものの明らかに風が強い。 バックスクリーンの上、普段はのんきそうにヒラヒラしている球団旗の様子がおかしい。

チリも積もれば|5/29 対楽天2回戦を振り返る

ご覧いただきありがとうございます。 今日は4回から振り返ります。 試合振り返り1~3回 ジャクソンと内という先発で始まった試合。 ジャクソンは3イニングで4奪三振と上々の立ち上がり。 対する内も併殺2つを取るなど無失点という序盤でした。 4回 先頭の村林は10球粘るもショートゴロ。 四球を出さずに真っすぐ、チェンジアップを我慢強くゾーンに投げ込めていたのが良かったと思います。 二死から浅村に四球も後続を断ちます。 チェンジアップが甘めながら打者の前後をずらすような形で

試合の流れを読めない采配で連敗

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 延長12回で力尽きる 5月25日ベイスターズは延長12回に広島に3点取られて6-9で負けました。 先発の中川颯が5回途中102球5失点でマウンドを降りました。被安打9で与四球は1しかありませんが、球威がない上にコントロールもアバウトな中川颯の最大の特徴はアンダースローと

たとえば孤独な夜が過ぎ 【群青日和 #45・46】

【試合結果】 5/25(土) 広島東洋カープ ●6-9 [勝]黒原 [敗]三嶋 [S]河野 5/26(日) 広島東洋カープ ●2-4 [勝]アドゥワ [敗]栗林 [S]大貫 ◇ ◇ ◇ 負けが続くと、何もかもが上手くいっていないように思えてしまうけれど、決してそんなことは無かったわけで。 スタメンでも、途中出場でも、森敬斗のプレーは必ずどこかで光を放っていた。 開幕一軍入りを逃しても、一軍からいつ名前が呼ばれても良いようにとイメージし、準備し続けていたのがよく分かる

【DeNA】佐々木千隼の1軍昇格【現役ドラフト】

5/26(日)、DeNAは佐々木千隼を2軍から1軍に昇格させました。 佐々木千隼は昨年までロッテに所属していた投手でしたが、オフの現役ドラフトでDeNAへの移籍が決まり、今シーズンからDeNAに所属しています。 そして今回が初の1軍昇格になります。 今回はこの佐々木千隼投手についての特集記事になります。 佐々木 千隼とはプロ入り前 佐々木 千隼 は都立日野高校ー桜美林大出身の投手で、大学時代はリーグ戦で通算20勝・そして7度も完封勝利を挙げるなど活躍。 この完封勝利

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