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横浜DeNAベイスターズ 記事まとめ

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2021年11月の記事一覧

ヤクルトとベイスターズの違い

1980年代は共にBクラスベイスターズは大洋ホエールズ時代1960年にヤクルトよりお先に優勝。ヤクルトの初優勝は1978年とそこから18年後でした。1980年代は共にBクラスの常連でした。1990年に野村監督が就任したヤクルトは90年代に92,93,95,97年に優勝し3度の日本一になりました。ベイスターズも97年からは5年連続Aクラスで98年は優勝でした。しかし2001年にヤクルトが優勝したのに対してベイスターズは2000年代、2010年代は優勝できていません。ヤクルトは野

【神奈川のこと71】1998年(横浜市中区/横浜スタジアム)

石井琢朗、斎藤隆、鈴木尚典。 かつてのV戦士たちが、コーチとして、愛するベイスターズに戻ってきた。 よって、これを書く。 今夏、北海道の球団に属する選手が、突如、東京の球団に移籍するというニュースを見て、すっかり日本のプロ野球界に愛想が尽きた。 ベイスターズもびりっけつだし、もういいやという気分であった。 そんな折、飛び込んできたこのV戦士たちのコーチ復帰のニュース。 心が沸き立った。 「プレーするのは選手じゃん」と言われれば、その通りなのだが、抑えきれないほど

小谷コーチングアドバイザー就任

2021年オフのベイスターズはコーチ改革からDeNAが親会社になってから監督が代わってもコーチは最低限しか弄らないというイメージでした。高田前GMが監督が代わる度、成績が悪い度にコーチをコロコロ変えて選手の指導方針が変わることを危惧してコーチ人事はフロントの専権事項としたことがコーチがあまり変わらないベイスターズになった要因です。DeNAが親会社になって10年で自前のコーチが増え、一軍の主力メンバーも移籍組が中心だったかつてのベイスターズとは違い、自前の選手がメインとなりまし

ドラフト戦略見直し必要

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 DeNAになってからの10年間DeNAが親会社になってからのベイスターズですが、マーケティング戦略を見直して観客が増え、球団の編成の体制も見直して編成権はフロント、グラウンドの指揮権は監督とMLB型の組織になりました。球団設立5年目からは最下位を脱し、Aクラス3回で日本シリー

自主トレは体力強化

お断り今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 体力がないとケガも多くなる2021年のベイスターズは秋のキャンプで個人の体力アップやスキルアップに特化しています。ベテラン(あんまりいないけど)も全員参加でトレーナーやコーチが自主トレ用の課題をチェックしています。ベイスターズの選手たちはシアトルのドライブラインベースボールへ行

細川の覚醒はあるか?

お断り今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 二軍で無双の細川2021年のフェニックスリーグでもとてつもない打球を飛ばしている細川。2020年にはイースタンで三冠タイトルを獲得し、もはや二軍では圧倒的な打者である細川。一軍では入団以来続けていた本塁打が5年目の今年途切れました。2020年の終盤には佐野の故障もあり4番打者に

なぜボクは最初で最後の〝裏切り者〟になったのか【駒田徳広 連載#1】

「満塁男」が29年ぶりの巨人復帰!~はじめに~  29年ぶりの古巣復帰――。「満塁男」の異名で呼ばれた駒田徳広氏が巨人の三軍監督に就任しました。さかのぼること1993年、当時のチーム状況からFA宣言して横浜(現DeNA)へ移籍。〝球界の盟主〟をFAで飛び出した初の選手となり、「裏切り者」とも呼ばれた男がYGのユニホームに再び袖を通します。衝撃の退団劇から四半世紀が過ぎ、帰ってきた駒田氏に託された仕事はチームの未来を担うヤングGの育成。今だからこそ知りたい新監督の野球哲学とは…

早大小宮山監督とベイスターズ

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 徳山の2位指名早大小宮山監督はリーグ戦中のドラフトに苦言を呈していました。プロ希望の選手が指名されなかった後も試合を行わなければいけないことへの懸念でした。2021年のドラフトでは岩本捕手が指名漏れでした。選手によって状況は違いますが、大学4年時に怪我や不調でドラフトでの指名

宮崎残留にみるベイスターズの今後

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 宮崎6年契約12億FA権を取得していた宮崎が6年契約12億円+出来高でベイスターズに残留します。プロ9年目で通算835試合出場885安打102本塁打打率.302 ちなみに併殺打も100です。2017年にレギュラーになると2019年を除いて打率3割以上の安定した打撃成績を残して

2022年、横浜DeNAベイスターズ逆襲のために【補強編】

 2021年レギュラーシーズン最終戦。横浜DeNAベイスターズは、広島東洋カープ・大瀬良大地の前になすすべもなく完封負け。最下位で戦いを終えた。  今シーズン、満を持して三浦大輔を新監督に迎えたベイスターズだったが、大した補強もないどころか、助っ人外国人の合流がフロントの不手際で12球団唯一完全に遅れるという体たらく。ファンの期待を大きく裏切る結果となったのは言うまでもない。  しかし、一ファンとしては1年間の戦いぶりを見るに、そう悲観するものでもないと考えている。外国人

2022年、横浜DeNAベイスターズ逆襲のために【既存戦力編】

 さて、前の記事ではいろいろと補強について語ってきたが、補強というのは所詮弱いところを補うものなので、結局は現有戦力とのかみ合わせでチームの強さは決まるものである。来季の展望をポジションごとに見ておきたい。 (補強編は下記のリンクから) 投手陣の弱点は明確  まず先発。エース今永昇太が復調の兆しを見せ、フェルナンド・ロメロも後半は全幅の信頼を置ける投球を見せた。大貫晋一も離脱はあったが年間ではまとめているし、東克樹もその輝きが失われていないことは明らかである。平良拳太郎は

2022ベイスターズコーチ陣

2022ベイスターズコーチ陣に斎藤隆氏、石井琢朗氏、鈴木尚典氏、小杉陽太氏が加わるとの報道 来季への動きが早い 良きことだ 今季は既に終わっているのだから来季に向けてどんどん準備して行って欲しい 本当は緊張感の伴う実戦こそが成長の糧として優れていると思うのだが 残念ながらその機会は我がベイスターズには今年はもうない さて、 報道のあった各コーチについて 斎藤隆氏 ヤクルトでの投手コーチ時代は散々だったような気がする 斎藤隆で大丈夫なのか だめだと思わせてお

石井琢朗お帰りなさい

お断り今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 石井琢朗が戻ってくる98年V戦士というより打撃コーチ職人石井琢朗は広島、ヤクルト、巨人とセ・リーグ3球団で守備走塁、打撃コーチを歴任して攻撃部門のスペシャリストです。98年V戦士ということを除いても有能なコーチといえます。鈴木誠也、村上宗隆、岡本和真といった門下生を育てた実績と

捕手の打撃強化

お断り 今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 ドラフトで大学生捕手を指名しなかったベイスターズはレギュラー捕手が決めきれないまま2021年シーズンを終えました。戸柱が56試合出場28安打打率.220 3本塁打 打点14。伊藤光が53試合出場34安打打率.213 2本塁打 打点13。山本が51試合出場13安打打率.131