早大小宮山監督とベイスターズ

お断り


今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

徳山の2位指名

早大小宮山監督はリーグ戦中のドラフトに苦言を呈していました。プロ希望の選手が指名されなかった後も試合を行わなければいけないことへの懸念でした。2021年のドラフトでは岩本捕手が指名漏れでした。選手によって状況は違いますが、大学4年時に怪我や不調でドラフトでの指名が微妙な選手は社会人チームの内定をもらいつつ「○位以内の指名があればプロに行く」という順位縛りがあると言われます。私自身たまたま入ったお店で近くのテーブルであるドラフト候補が「社会人の○○に入ります。プロについては指名順位次第。」みたいな会話をしているシーンと居合わせたことがあります。実際に彼はセ・リーグのあるチームに指名されて入団しています。徳山についても高校時代から春先までは世代トップの右腕と言われていた素材だけに、早大や出身校の大阪桐蔭も徳山に相応しい順位で指名してくれる球団だけに指名して欲しいと工作していたと思われます。ドラフト直前のスカウト情報やドラフトライターの候補の名前に徳山が出ていないところを見ると、多くの野球関係者が徳山は社会人確定と思っていたことが窺えます。一昔前の西武みたいにプロ入りしないといっていた渡辺智男、鈴木哲なんかを上位で指名したの似た感じです。

小宮山監督とベイスターズ

早大小宮山監督は2000、01年ベイスターズに在籍しています。六大学担当の八馬スカウトとも同時期にユニフォームを着ていますし、河原スカウティンググループリーダーとは同じ一軍マウンドに立っています。またベイスターズ二軍監督の仁志は早大の後輩、二軍コーチの田中浩康は早大の後輩だけではなく、早大で小宮山監督の下でコーチとしてチームを支えてもらった間柄です。小宮山監督も大学院でスポーツについて投球の解析やデータについて学んでいますが、仁志、田中浩康と言ったコーチも筑波大、早大で同様に学んでいます。小宮山監督は早大、ベイスターズというプロとアマの垣根を超えた日本野球界の発展のための科学的アプローチをしようと考えているのではないか?とすら考えます。早くから科学的アプローチを取り込んでいるベイスターズが早大とコラボすることで革新的な野球が生まれるのではないでしょうか?その象徴としての徳山がどんなピッチングをしてくれるかが楽しみです。

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