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アルビレックス新潟 記事まとめ

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#明治安田生命J2リーグ

新しい時代のおとぎ話と2022シーズンのアルビレックス新潟とわたくし(下)~そして物語は行く~

【ここまでのあらすじ】圧倒的に強かったり天皇杯で完敗したりするアルビレックス新潟。星雄次は顔がいい。伊藤涼太郎のゴール決めてさも当然顔最高。ホーム強いっすね。SNSろくでもない。新潟の孫が世界に挑戦。噂アカ滅ぶべし。イグジーポーズをバツと見間違える松橋力蔵。谷口海斗の不在。魂の両サイドバック。SNSほんとろくでもない。声を取り戻した我々サポーター、加速する物語。どうするどうなるアルビレックス新潟! 第32節:たぬぐつのうえん公式グッヅインホメーションモバアルZに加入されてい

新しい時代のおとぎ話と2022シーズンのアルビレックス新潟とわたくし(中)~SNSをぶっとばせ~

【ここまでのあらすじ】昨年の戦力を殆ど保持して臨んだ新しいシーズン、新型コロナウイルス禍でキャンプから出遅れを余儀なくされたアルビレックス新潟。年度末の激務で死にかかるわたくし。開幕5試合目で初勝利をあげて波に乗るアルビレックス新潟。西日本アウェイ日帰り遠征で命を削るわたくし。谷口海斗(推し)のゴールで伸びる寿命。ホーム強いっすね。大型連休前後の5連戦を終えて首位に踊り出る好調のチームを再びコロナ禍が襲う。どうするどうなるアルビレックス新潟! 第16節:軍団星全員集合、ジャ

新しい時代のおとぎ話と2022シーズンのアルビレックス新潟とわたくし(上)~今年はすーずんつーだぞー!~

上記は、2021年末になんとなくこの1年のアルビレックス新潟を総括しなければならないなという使命感にかられ、約1か月かけて書いたもの(※死ぬほど長いので今読まなくていいです)(※この後はもっと長いです)。当時のわたくし、最後のほうで筆が滑ったのかこんなことを言っていた。 美しくてめちゃめちゃ強いサッカー。それはリーグのカテゴリを問わず全サッカーファンの憧れ、欲しくても9割方手に入らないもの。自分の応援するクラブがそんなサッカーを標榜するならどんなにか嬉しいだろうと思う。結果

正真正銘のリスタート。伊藤涼太郎がアルビレックスにやってきた背景と躍動の理由。

リスタート。 長い人生において、全てが順風満帆に行くわけはない。つまづき、立ち止まり、時には後退をしながら、それでも前に進むためにスタートを切り直す。 今、アルビレックス新潟で正真正銘のリスタートを切っている選手がいる。卓越したボールコントロールと2手、3手先を見たパスとドリブルで攻撃のアクセントとなっているMF伊藤涼太郎だ。 今年、浦和レッズから新潟に完全移籍をしてきた伊藤は、開幕戦からインサイドハーフでスタメンを飾ると、トップ下、インサイドハーフをメインに、右サイド

¥400

【10.1山形×新潟】"全員がサポーター" 明治安田生命THANKS MATCH / ホームゲームイベント深掘り!!アーバンスポーツの可能性!

10.1(SAT)明治安田生命J2リーグ 第39節 モンテディオ山形vsアルビレックス新潟(NDソフトスタジアム山形) 1-1(両チーム次節に昇格確定・PO圏参入可能性あり) 今節は両チームが一つ上のカテゴリに進むために繋がる大事な一戦でした。そしてそれ以上に北陸ダービーと隣県であるため、1万2千人と多くの方がNDスタジアムに足を運びました。 チームの勝利を願って応援をしてくれるサポーターにはスタジアムを存分に楽しめる権利があります! その権利を楽しむためにはまずは”知る”

輝きを放った新潟の10番と9番&~マルチスポーツの可能性~

6.25(WED)明治安田生命J2リーグ 第18節 水戸ホーリーホックvsアルビレックス新潟(ケーズデンキスタジアム) 0-3 アウェイチーム勝利(2連勝) 6.29(SUN)明治安田生命J2リーグ 第19節 アルビレックス新潟vsモンテディオ山形(デンカビックスワンスタジアム) 3-0 ホームチーム勝利(3連勝・ホーム9連勝) ミドルウィークのゲームがあったので2節まとめて話していきます。 また今回はオリンピックでも活躍した平野歩夢選手や堀島行真選手も実践しているマルチ

成果を上げた19歳の努力家&~今話題の速読トレーニング~

5.21(SAT)明治安田生命J2リーグ 第17節 アルビレックス新潟vs横浜FC(デンカビックスワンスタジアム) 3-0 ホームチーム勝利(ホーム8連勝) 今回は上位対決は横浜FC戦に加え、今回は最近少し話題になっている日本代表のテネリフェ所属、柴崎岳選手も取り入れている”速読トレーニング”について少し話していこうと思います。 近年最強のアルビレックス新潟を表現!要塞ビックスワン ホームで8連勝目を飾った3位に順位を着けていたアルビレックス。ホームで勝つ度にMOMイン

運に恵まれなかった”悪くない”ゲーム &(サッカーは頭脳スポーツ)

5.15(SUN)明治安田生命J2リーグ 第16節 FC町田ゼルビアvsアルビレックス新潟(町田GIONスタジアム) 2-1 ホームチーム勝利 今回は第16節にアウェイ町田戦に加え、サッカーの頭脳スポーツという側面に注目してサッカーをすることで生まれる財産について語っていく。 不運が続いた難しいゲームチーム内で発生した不運 この試合では試合前の段階で4人のウイルス感染者が発表され、試合当日にメンバーを見てみると高木、至恩、詠太郎、田上と攻撃の要となる選手の名前が見当たら

ウノゼロ勝利と来場者1.7万人!!その要因は??

5.4(WED)明治安田生命J2リーグ 第14節 アルビレックス新潟vsツエーゲン金沢(デンカビックスワンS) 1-0 ホームチーム勝利 今回は試合レポに加えて来場者数が17,000人を超えたという事で来場者やサポーターを増やすには、という観点で語っていきます。 強いチームとはこのことだ! 今節は前半の伊藤のゴールを守り切り”ウノゼロ”で勝ち点3を勝ち取ることができた。前半もそこまで言いムードではなかったが強いチームは苦しい状況で成果を上げ点を取ることが出来る。まさに”勝

7戦無敗で2位浮上!5月の上位決戦を制するポイント【東京V戦プレビュー】

まずは直近の3試合を振り返ると… 【岩手戦ポイント①】先制点はチームとして狙っていた形だった  伊藤涼太郎選手の相手の意表を突くスルーパスから生まれた先制点。  実はその直前にも、前半37分、高宇洋選手が右サイドの裏を狙ったロングフィードを送って、松田詠太郎選手が抜け出すシーンがありました。  試合後の伊藤選手の話によると、事前のスカウティングで右のハーフスペースを攻略ポイントとしていたようで、まさに狙い通りの形からのゴールだったと言えます。 【岩手戦ポイント②】2点目

ばくよろLINEと谷口農園と2021シーズンのアルビレックス新潟とわたくし

序章として「ばくよろLINE」についての解説から始めたい。 サッカークラブのSNS戦略は様々である。従来の新聞・TVなどを用いた広報、自社サイト、メルマガ、Youtube公式チャンネル、そして令和の時代なのでTwitterやInstagramなどのSNSも広報戦略には欠かせない。客層の新規開拓に加え、既にSNSの公式アカウントを余さずフォローしている既存客(サポーター)を如何に満足させるかも現代のスポーツクラブ広報部門の手腕であるといえるだろう。 さて、広報戦略とかそういった

#25 この街に「アルビ」のある幸せ

早いものでJ2の試合も残り4試合となりました。アルビレックス新潟のホーム戦は、きょう13日の愛媛戦と、12月5日の最終節・町田戦だけです。きょう戦う愛媛は、前節引き分けた松本と同じく降格圏内に沈んでおり、残留に向け死に物狂いでくることでしょう。 しかしアルビもここ5試合勝ちがありません。7位にまで下がった順位を一つでも上で終えるために、今日のホーム戦から白星を重ね、ホームでの最終戦にも勝利して4連勝で締めくくりましょう。 来季こそ昇格を果たすためにも、選手たちにはサッカー

#24 来季こそ夢を掴もう

今シーズンでの昇格は消滅してしまいました。でも、見ていてとても楽しく、ワクワクし続けた試合でした。選手たちのプレーからは「絶対に勝つ」という気持ちがひしひしと伝わってきました。しかし、ゴールネットを揺らすことはできず、逆に数少ないチャンスを決められてしまいました。それがシーズン終盤で首位に立っているチームとの差なのでしょう。「J1で十分に戦うにはまだ早い。もう1年かけて完成度を高めなさい」―サッカーの神様に、そういわれているのかもしれません。来年こそ昇格を決めるために、成長を

#22 楽しみ、躍動し、笑顔を見せて

サッカーを楽しみ、積極的に攻め続けて躍動する姿を見たい。何よりも、一緒に勝利を喜び合いたい。昇格への道はさらに険しくなってしまったけれど、一戦一戦に集中し残り8試合を戦い抜きましょう。 J2のアルビレックス新潟は第34節の16日、敵地で長崎と対戦し1―1で引き分けました。1位の磐田、2位の京都も引き分けたため勝ち点差はそれぞれ12、10と変わりませんでしたが、順位は5位に下がってしまいました。。 この試合についてフリーライターの大中祐二さんは、新潟日報のコラム「昇格原稿を