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千葉ロッテマリーンズ 記事まとめ

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2021年8月の記事一覧

安田尚憲という”ピース”

これはまたまた面白い流れになってきた。 甲子園決勝の舞台で久しぶりの”智弁学園VS智弁和歌山”という可能性も残している高校野球も面白い流れだけれども、ロッテもなかなか面白い。 昨日の試合で3対1と快勝し、7月13日の西武戦(メットライフ)以来、45日ぶりの2位に浮上。その試合結果はもちろんだが、個人的な”強化指定選手”としている一人の安田尚憲の猛打が炸裂した。 未来のロッテに欠かせない重要なピース、安田尚憲前回のnoteでも書いたが、常勝軍団を形成する上でチームの屋台骨に

”千葉ロッテの未来”がくっきりと。

今日の試合もまた点差以上に爽快な仕上がりと相成りました。 その理由は藤原恭大と山口航輝の二人の若手ホープたち。序盤はやや膠着状態が続くような展開ながら試合中盤の6回で飛び出した2人のホームラン。 いつの時代も”次の選手が息吹く時”は見ていてワクワクする。 ”藤原恭大”のフルスイングもはや1軍のフィールドで縦横無尽に、そしてその主であるかのような振る舞いを見せる藤原恭大。規定打席未達ながらも後半戦スタート以降は人が変わったように打ちまくっている。 いや、むしろこの”打ち

”平沢さん”とこの”大河くん”この頃少し・・・良いよ。

新型コロナウイルスの脅威は今日も続いてます。 今日もスタンドはガラガラでした、が。そのガラガラのスタンドに飛び込む白球を見て心を満たされた千葉ロッテフリークも多かったことだろう。 この平沢大河のホームランを刮目せよ。 千葉ロッテの展望を語る先に必ず”平沢大河”千葉ロッテファンがみんな大好き、平沢大河。高卒野手としてドラフト1位で入団して以来、”ロッテファンの弟”として暖かい眼差しで見守り続けられてきた将来を嘱望されている選手の一人。 2015年の入団から早6年が経過し

藤原恭大、”放物線”の魅力

すったもんだあった東京オリンピックも終わってみれば野球に関しては見事に金メダル獲得という結果によかったなーと思う反面、千葉ロッテマリーンズからは金メダリストが生まれなかったという事実も突きつけられている今日この頃。 しかしながら、ロッテ選手に関していえばエキシビジョンマッチでは後半戦に向けて”周到な準備ができた!”と捉えることにして折り返しのシーズンを楽しむことにしよう、と。 そこで後半戦そうそうにワクワクさせてくれているのが、我らが藤原恭大である。シーズン前半戦の終わり

【コラム】なぜ小野郁ユニを買ったのか

1. はじめに近頃、絶賛ロッテファンからのヘイトを溜めている小野郁。 そんな小野ユニを、愛斗に打たれたくらいに買いました。 昨年はチーム2位の40試合に登板。今年は飛躍を期待したファンも多いであろう中、今期は8月17日現在、全87試合中36登板と実績を重ねながら、ホールドはたった7。ビハインドでは好投するがリード時は打たれるを繰り返し、惜しいところで序列を上げられない壁に苦しんでいる。 所詮僕は素人なので、ではどうすれば良いかよりなぜそんな彼を推すのかをメインに書いてみる

小野郁の現在地

 こんにちは。  東京五輪が閉幕し、プロ野球のペナントレースが再開しました。千葉ロッテは本拠地で首位・オリックスに負け越しスタートを喫しました。  なかでも3戦目は手痛い逆転負けとなりました。その試合での分岐点になったのが小野郁の投球。  実は昨年の開幕前、このようなnoteを書きました。小野郁について。期待も込みで。  それから1年少々が経ち、ちょっとタイムリーっぽく感じたので色々を連ねました。振り返りとこれからについて。 1. 2020年シーズンからここまで 1

2021年千葉ロッテマリーンズ、前半戦分析

今回は2021年千葉ロッテマリーンズの戦力分析を行いたいと思います。 見ていくのは一軍戦力の強みと弱みです。 強みと弱みの判断基準 強みと弱みを判断する基準としては「得失点を何点増やしたか(減らしたか)」を用います。 プロ野球のチームの得失点と勝率には非常に強い相関関係があります。そのため各ポジションで何点得失点を増やしたかを見ればそのポジションがどれだけチームの勝利を増減させたかを判断することが可能になります。 またこの手法はあらゆるプレーを得点という同じ単位で評価でき

エキシビションマッチの選手運用

1. はじめに先に言っておくと、ほぼ野手運用の話です。本noteの主張は2.項にまとめました。それ以降は主張を補完するデータの紹介に過ぎないですし全部読むの多分大変なので、2. 先に結論(野手構想)だけでも読んでいってください。 さて。エキシビションマッチでは、前半戦にはなかった斬新かつ意外な起用が複数あった。井口監督は後半戦にどんな戦い方をしようとしているのか。今回のnoteではエキシビションマッチでの戦い方から、そこに切り込んでみました。 なお、これは毎月の二軍not

長崎企業と千葉ロッテマリーンズ

今年3月、日本ベネックスは、千葉ロッテマリーンズとスポンサーシップ契約を締結しました。 "なぜ、長崎企業が千葉ロッテ...?" "へ〜、そうなんだ" よりも先に、頭にはてなマークが浮かんできたでしょうか。 背景には、2つの理由があります。今回の note では、私たちの事業と、企業姿勢についてお話ししながら、その1つめの理由についてお話していきたいと思います! 創業以来、精密板金加工業を営んできた私たちは、そこで培った技術を生かして2012年、再生可能エネルギー事業を

【7月】二軍ロッテの選手運用

1. はじめに初旬は中止が続いたが、その後の流れをまとめてみると、3つの期間に分けられると思う。 第1期 外野いない問題 (10~13日) 藤原と福田秀の昇格、髙部と菅野の一時的な行方不明により、この4戦では西川と山本斗がフル出場することになり、さらにもう一人を(中)平沢で乗り切る日もあったほどだった。 第2期 一軍主力組の出場 増加 (20~25日) 一軍の試合がない為、野手では藤原・安田・岡・小川・和田・加藤が、投手では先発は美馬・鈴木・本前、河村、リリーフなら東妻