マガジンのカバー画像

プロ野球 記事まとめ

11,283
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

【試合評】約1年5ヵ月ぶりのヒーローインタビュー~3/31○楽天1-0オリックス

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

[野球][北海道日本ハムファイターズ観戦日記 2022]3/31 今季初勝利

 やっと勝ちました。開幕6戦目で初勝利。西武打線の恐ろしさを思えば最後まで、たとえ2アウトになっても息を抜けない試合でしたが、終わってみれば先制、追加点、1点差に詰め寄られた直後に中押しの追加点、そしてダメ押しと理想的な試合展開でしたね。先発立野は5回表のピンチをよくリードしたままで凌いだし、直後の5回裏の松本のタイムリーが本当に大きかった。  もちろん理想を言えば松本のタイムリーが出てなおも無死1,2塁のチャンスであと1〜2点は欲しかったし、やはり7回の満塁からの松本のタ

【今週の米大学野球】ジョシュ・ハッチャーサイクルヒット2回達成/テネシー大全米1位浮上【6週目】

 こんにちは、あまなつ(@MattDavidson91)です。 2/18に開幕したアメリカ大学野球(NCAA1部)は、6週目が終了しました。  これからレギュラーシーズン終了まで、毎週水曜日or木曜日に、アメリカ大学野球の注目トピックを4-5つ紹介していきます。 1.ジョシュ・ハッチャーサイクルヒット2回達成  強豪のミシシッピ州立大で、1年生からレギュラーを務めており、今季から転校したジョシュ・ハッチャー(ケネソー州立大4年・OF/1B)。  昨年は、打率が2割を切る絶不

【3/30巨人戦●】電車を見つめる3歳と、ヤクルトを眺める38歳と

実家でおじいちゃんの四十九日のおつとめを終え、一息ついていた。なんとなく、まだ帰ってほしくなさそうなお父さんが、「かつおのたたきあるで」と言うので、お庭からおねぎをとってきて細く切り、それをどっさり乗せて食べることにした。「ローストビーフもあるで」と言うものだから、それもサラダにし、「ビールもあるで」と言うものだからビールをグラスに注いでいたら、もう試合は始まっていた。 慌ててテレビをつけると、解説のたてさんが、カツオさんを絶賛しているところだった。 これはいいものを聴け

有料
100

【横浜DeNA】田部の好調が止まらず!クリスキーは回跨ぎチャレンジ【ファーム情報】

1軍よりも2軍情報を追っかけがちになってますが、現在のDeNAの2軍はなかなか面白いです。 打撃陣は好調の打者が多く、現時点でのその筆頭は田部でしょう。 田部の直近打撃成績田部の直近5試合の成績は以下の通りです。 3/26 5打数 2安打 2打点(1二塁打) 3/27 4打数 0安打 3/28 2打数 2安打 1四球 1打点 (1二塁打) 3/29 4打数 1安打 3/30 4打数 2安打 1四球 3打点 (1二塁打) 5試合で19打数 7安打 6打点 打率.368の成

有料
160

「弱者の兵法」2.0

前代未聞でした。 開幕投手はドラフト8位のルーキー・北山投手。しかも2イニングで交代のオープナーです。7投手を繋ぐだけでも新鮮でしたが、まさか翌日の予告先発が発表されていた堀投手まで投げるとは。 「こんな戦い方をしていたら1年持たない」という記事がどこかに出ていました。これを1年間続けるわけないのは素人でもわかります。戦略は「正」と「奇」の組み合わせです。誰もが奇策で来ると予想しているところへ正攻法で行けば、むしろそっちが奇策になる。 阪神時代、BIG BOSSは野村克

【試合評】じつはこの8年間で唯一のケースです~3/30○楽天6-1オリックス

3タテへ布石は打った!打線の中軸が仕事をし、則本後を受け継ぐ次世代エース級が快投! 投打かみ合ったオリックス2回戦は、昨季パリーグ王者に同一カード3連勝を狙う絶好の流れを作った好ゲームになった。 この2試合、初戦は2-1とロースコアだったが、その実、中嶋監督率いるオリ側は点差以上の重苦しい戦況を感じていたはずだ。 というのは、合計18イニングのうちオリックス打線は9イニングで三者凡退に倒れた。いっぽう、楽天打線が攻撃を3人で終えてしまったのは、本戦の7回1イニングだけな

有料
100

「開幕三連敗は歴史上初?」ではありません。よくあることです、ビックボツ。明暗を分た采配から考えてみたー新庄さんは、選手を尊敬しているか? 

「弱者の野球」でやってみたファイターズだったが、一欠片も通用せず。ホークス相手に普通に開幕三連敗。ホークスの主軸、ギータ(柳田)とグラシアルと中村晃パイセンが復活してて、栗原くんがいての強烈打線。 それでも初戦はルーキー北山から繋いで繋いで8回、杉浦からの西村で満塁ホームラン打たれて負け。 この1対0で勝つしかないゲームを落としたことが、新庄さんの気持ちをどう変えたのかはわかりませんが、もしもここを取れたら、流れはファイターズだっただろうし、三連勝だってしたかもしれない。し

2022年【3月】二軍ロッテまとめ

1. はじめに二軍も開幕後たったの数試合ですが、チーム運営的に早くも昨年との違いは随所に見えてきているように感じます。 本noteは途中までは意図的に淡々としたデータの羅列としています。詳細な部分はご自由に考察を楽しんでいただければと思います。 6.項および7.項ではわりと長めに考察を書きました。とくに7.項では二軍のセンター起用を起点に、一軍を含めたチーム戦略にまで展開してます。 2. スタメン (守備位置別)3. 打順1番に池田と西巻を多く起用していることに関しては、7

【対 巨人】緊急事態‼️どうした奥川くん!

こんにちは、たねです😊 いきなりだけど心配だよ〜😢 神宮開幕戦で今季初のマウンドに上がった奥川くんが4回で緊急降板…一体何があったんだー😱 そっちが気になって正直試合どころじゃなかった💦 大事ないと良いんだけど…。 試合は四球やエラーなどのミスから失点、終盤追い上げは見せるも一歩届かず。開幕4連勝とはなりませんでした。残念⤵️ それでは早速試合の振り返りを。 まずはスタメン。 ヤクルトは開幕カードからの変更は無し。奥川&古賀のバッテリー。 巨人先発は開幕ローテを勝

六番打者の面白さ

 プロ野球も開幕すると情報が濁流のように流れてくる。そのためスターティングメンバ―なんかはすぐに調べられるいい時代になった。  その中で近年でも面白いポイントになりつつあるな、と感じたのは六番打者である。 1,プロ野球今シーズンの六番打者 セ・リーグだと印象的なのは巨人か。以前まで力強い打撃が魅力だったがベテランなってきた丸佳浩を固定。かなり好調な滑り出しをみせ、それがチームの好調にも繋がっているようにも見える。  一方中日は阿部寿樹を中心に鵜飼航丞、根尾昴と若手を置く傾向

衝撃を受けた権藤監督のイケイケ野球。そんな野球もあったのか!【駒田徳広 連載#19】

前の話へ / 連載TOPへ / 次の話へ 勝負事はナメられたら終わり。ドン底の時こそ闘争心をムキ出しにしてほしい 巨人は今、4年連続で優勝を逃し、2年連続でBクラスというこれまでになかった苦しい時代に突入している。だが、ドン底の今だからこそ、シュンとすることなく闘争心をムキ出しにしていってほしい。 「エラそうなことを言えるだけの成績を残してないから」とおとなしくしていては、相手にナメられるだけ。勝負事はナメられたらおしまいだと思うから、ボクは相手が先輩だろうが、よく喧嘩を売

有料
100

【NPB】開幕4連敗の阪神に早くも始まる不協和音、ケラーの守護神失格の影響は?

2022年NPBが開幕、我がヤクルトが幸先よく阪神を3タテして最高のスタートを切った、とお祭り記事を書こうと思ったのだが、ちょっと様相が変わってきた。とりあえず、阪神の2カード目も見てやろうと29日は神宮とマツダを行ったりきたりしながら過ごしていたのだが、あまりに悲惨な展開を見せつけられて、珍しく阪神をテーマに一本記事を書いてみることにした。 ●早くも「虫ケラー」の異名がついた新守護神● まず、試合結果から。 デイリーの記事になる。 阪神・矢野監督 ケラーを抑えから外す、

【3/29巨人戦●】 エラーのあとの、1本のヒットと、未来の希望

思うに巨人戦というのはいつも、なにかと意味のある局面で訪れる。「ここで勝てば順位が上がる」とか、「優勝に近づく」とか、はたまた「感染症で主力が一気に脱落したピンチ」とか、「16連敗の真っ只中」とか。(…いやそれは、全チームに当たる。) 今日は、「カイマクサンレンショウという見たこともないものを見て勢いづいたあとの神宮開幕戦」、である。

有料
100