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MLB 記事まとめ

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2024年1月の記事一覧

【MIL】次世代のローテはこいつらだ【プロスペクト紹介】

ブルワーズ担当のあなんです。 今回は2025,2026年のブルワーズローテを担うであろうプロスペクトを3人紹介します。 ○ Robert Gasser◇ プロフィール スリークウォーターのサウスポーは2021年アマチュアドラフトの戦力均衡ラウンドB(全体71位)でパドレスに指名され入団しました。 プロ1年目はルーキーリーグと1Aで計6試合に登板すると、翌年は開幕をA+で迎えます。ここでGasserは7月までの先発18試合で90イニングを投げ、防御率4.70 / 115奪

SFトッププロスペクトの予期せぬ異変

ども、SFファンのあかです。2023年シーズンはいろんなルーキーがデビューした年でした。どれくらいかというと公式がMLB初ヒットとベストピッチをまとめられるほどです。 その中でもSFのトッププロスペクトと言われれば投手ではカイルハリソン、野手ではマルコルシアーノになるでしょう。特にルシアーノなんかトップ3の常連なので今年のデビューにはSFファンのとても大きな期待がかかりました。 しかしその2人にMLBの舞台でそれぞれ予期せぬ問題が生じているのでちょっとみていきたいと思います

【MLBドラフトレビュー】3年後...2020ドラフトレビューMIN編

目ぼしい選手を5人ピックアップして、ドラフトから3年経った選手達の活躍を見ていきます。 凡例 ラウンド(全体指名順位) 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校:契約金額(ボーナススロット) 簡易レポ 成績 コメント 1(27).アーロン・サバト(Aaron Sabato):1B:右投右打:6-2/230:North Carolina:$2.75M:$2.57M 豊作だった18年ドラフトアーリーエントリー組みの1人。フレッシュマンから圧倒的なスタッツを残し

オフシーズンも危険と隣り合わせの大リーガー

2023年11月28日(火)、日刊ゲンダイの2023年11月29日号27面に連載「メジャーリーグ通信」の第151回「オフシーズンも危険と隣り合わせの大リーガー」が掲載されました[1]。 今回は、大リーグにおけるフリーエージェント市場を中心とする年俸の高騰の背景を、球団の経営環境のあり方から分析しています。 本文を一部加筆、修正した内容をご紹介しますので、ぜひご覧ください。 オフシーズンも危険と隣り合わせの大リーグ選手 鈴村裕輔 間もなく2月となり、大リーグもオフシーズ

MLB選手紹介ep.10「重大なお知らせあり」

皆様、月刊BASE&TECHNICをご購読していただきありがとうございます。 2023年9月から5ヶ月間記事を掲載させていただきました。 今回の記事を持ちまして廃刊とさせていただきます。 ご購読いただきありがとうございました。 お手数ですが、本日中に購読解除をしていただけると幸いです。 急なお知らせになりましたので、もし1月31日までに購読解除が行えなかった場合、お詫びとして来週からは山岸が運営する野球のミカタ、打撃探究部屋にて紹介される記事の一部をこちらで公開させていた

¥800

【LAA_エンゼルス】#5_2024年も謎にファイティングポーズを取るエンゼルスさんについて

前回までの3人で、「愉快なLAAの仲間たちシリーズ」はいったん終了します。 あのレベルの逸材が5人も10人もいてはたまったもんではありませんしね。 また上記noteを書いた一週間後にレンドーンさんが「シーズンが長い」と発言し物議を醸しましたが、以前何かの媒体で本人が語っていましたし既知の件ですので特段触れません。 (ソースは忘れましたけど確かNHKインタビューだった気がします) その件についても軽くnoteで触れていますので、興味ありましたら一読いただけると嬉しいです。

【MLBドジャース開幕戦⚾️ in Soul】

(休日ネタをひとつ☝️) ドジャース大谷翔平と山本由伸、パドレスのダルビッシュ有と松井裕樹が揃うMLBの開幕戦が3/20.21にソウルで開催される。エキシビジョンではない真剣勝負の「公式戦」である。 今週現地でそのチケット(11,000枚)が販売され、プラチナチケットを入手するためにファンが加熱していると報道された。 これだけの人気ゆえ、最高価格は77,000円、立ち見でも1.3万円は致し方ないところだろう。今週のビリージョエルでさえアリーナ前方エリアは10万円である(^

MOBYのリバプール通信 パート1

MLBとアメリカ文化をつなげるラジオ「MOBYのベースボールは歌う」 46回目の放送は・・・? 1月末から約6週間の英国留学の旅に出たMOBYが滞在先のリバプールから近況をお届けします。 ①ここんとこのMLB 移籍情報などMLB最新情報をMOBYがピックアップ ②SCOOBIE DOのナガイケジョー&MOBYによる「最近DO?」 今回のテーマは「サウナ」です。 「MOBYのベースボールは歌う」 第46回放送日程 ※パソコン、スマートフォンで全国から聴取可能 「F

2023年 アストロズ選手評価(投手編)

お久しぶりです 前回の野手評価からまた期間が空いてしまいましたが、投手編やっていきます。 評価については野手編と同じく最上位の「S」から「E」までの6段階評価 フランバー・バルデス(Framber Valdez) 評価A バーランダー(J.Verlander)が去った23年は開幕よりエースとして稼働 抜群の安定感を誇った22年よりは成績を落としたが、31試合の登板で198回を投げて12勝11敗 防御率3.45と最低限以上のピッチング 被弾が19本(22年は11本)と倍近く

【CHC】鉄腕”Happy Hector”~ノースシカゴを幸せにするために~

お疲れ様です、イサシキです。 1000年ぶりくらいに飲みの席へと顔を出し、気持ちよくなって帰ってきた28日午前0時過ぎ、ESPNのインサイダーであるジェフ・パッサン氏よりこんなポストが投稿されました。 昨年アストロズとの2年1700万ドルに付与されていた1年850万ドルのプレイヤーオプションを破棄してFAとなっていたベテランリリーバー:ヘクター・ネリスが、カブスと1年900万ドル+900万ドルのべスティングオプション+αの合計2325万ドルで契約合意に達しました。 カブ

【いつもポケットに数楽を ♯1】大谷翔平のホームランを一次関数で味わう

みなさん、こんにちは!マスムネです(^∀^) さて、今回の記事は、 『日常を題材にした数学を届ける』シリーズです。 この記事は、 ✅数学を気軽に楽しみたい人 ✅数学が苦手だけど、本当は理解したい子どもたちとそのお父さん、お母さん ✅算数、数学を子どもたちに面白く伝えたい先生 にオススメです! 日常を題材に、関連単元の問題も作っているので、「知識の習得」や「授業のネタ」にも使えます! これからシリーズ化していきますので、ぜひ一緒に数楽を楽しく学んでいきましょう! 記

¥300

【CLE】ガーディアンズを知るならこれを読め!

 お疲れ様です。いつも読んでいただきありがとうございます。Windiansです。  突然ですが、皆さんは贔屓のチームの情報をどのように仕入れていますか?大谷翔平がいたエンゼルスや吉田正尚の所属するレッドソックスなど、日本人選手がいる球団は日本語の記事が探せばすぐ出てきますよね。しかし残念ながら、ガーディアンズはほとんど出てきません。mlb.jpさんがたま~に出してくださるくらいです。しょうがないね…日本で認知度ほとんどないもん…  私は諦めて現地の記事を読み漁っていますが、最

【BAL】俺たち内野のプロスペクト

The future is orange! こんにちは。ジャンさんです。 MLB Pipelineより、オリオールズのファームシステムが最も優れているとアナウンスされました。 確か2024年MLB公式プロスペクトランキングにて、全体Top100に6人がランクインしている充実さを見れば、最も輝かしい未来がそこにあるように思えます。(最多ランクインはCHCの7人) 2023年ALROY受賞のGunnar Henderson(以下ヘンダーソン)もかつては全体Top100に、ルーキ

【SABR】セイバー指標の解説 − FIP

鯖茶漬です。いつもお世話になっております。 前回は「主要打撃指標」として「wOBA」の解説を行いました。 ということで今回は「主要投球指標」として「FIP」の紹介。 □前書き▼「投手の貢献」とは? 「セイバーメトリクスの主要な指標」として先に打撃評価「wOBA」を紹介したのには理由があります。それは「私自身が『FIP』を含む多くの投球指標を人に説明できるまで理解できていなかった」という点です。 そしてさらに問題なのは、セイバーメトリクスという概念が誕生してから今日ま