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MLB30球団ファン合同note ブルワーズ担当 ブルワーズとレッドソックス、西武ラ…

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MLB30球団ファン合同note ブルワーズ担当 ブルワーズとレッドソックス、西武ライオンズファン

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    MLB30球団のファンのnoteが集まる場所です。各球団のファンがそれぞれのペース、それぞれのスタイルでMLBに関するnoteを更新していきます。

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最近の記事

【MIL】内野手からDevin2世へ【Craig Yoho】

ブルワーズ担当のあなんです。 今回は昨年のドラフトで入団したCraig Yoho(クレイグ = ヨーホ)投手をご紹介します。 2年目のYohoは今季A+で開幕を迎えると、あっという間に2A→3Aへ昇格。先日更新されたプロスペクトランキングでは圏外から傘下20位にランクインしました。いま最もアツいリリーフといっても過言ではありません。 ○ プロフィールYohoのプロ入りまでの野球人生は険しいものでした。 高校ではショートとして傑出した成績を収めたYohoはヒューストン大

    • 【MIL】投手補強に専念した2024TDL

      今回は2024年TDLのまとめをサラッとします。 (後日いろいろ修正します) ○ ブルワーズの補強ポイント兎にも角にも先発でした。 前半戦は故障者が続出。トッププロスペクトから中堅、大ベテランまで満遍なく長期離脱しており、そのほとんどが今季絶望。開幕から投げ続けているのがPeraltaのほかはReaのみという苦しい状態でした。 4月にデビューしたMyersや本来リリーフのWilsonがローテに加わり頭数は確保しましたが、前半戦の先発投球回数はNLワースト2位。"オープナー

      • 【MIL】バントが異様に増えている

        ○ 昨年までのバント傾向2023年のブルワーズのバント企図数は21回。これはMLB全体で5番目に少ない数でした。内訳をみると、セーフティーバントが13回で、送りバント(犠打)は6回。 当時監督を務めていたCounsell(現カブス監督)はバントに非常に否定的でした。フルシーズンを指揮した2016年以降、ブルワーズのバント企図数はその年を除き毎年平均以下。犠打(野手限定)に至っては1年通して10回あるかないかでした。 自身は現役時代、通算57回のバントを決めていますが、監督

        • 【MIL】Survive&Advance ③【DFAから新守護神へTrevor Megill】

          ブルワーズ担当のあなんです。 毎年ブルワーズはMLBで中々定着しないリリーフやマイナーを渡り歩いてるリリーフを安価で獲っては優秀なリリーフに魔改造しています。昨年はエンゼルスから獲得したElvis Pegueroをセットアッパーに仕立てました。 今シーズンは特にそういったリリーフで溢れていますが、今回はTrevor Megillを紹介します。 ○ 今季の成績規定未到達にもかかわらず、fWARはリリーフで26位。K/BBは6.00で、これはK/9>10以上のリリーフとして

        【MIL】内野手からDevin2世へ【Craig Yoho】

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          【MIL】ギリ開幕ダッシュ成功のブルワーズ【3, 4月振り返り】

          ブルワーズ担当のあなんです。 日本時間4/30現在、ブルワーズは17勝11敗でNL中地区2位。首位カブスとは0.5G差です。開幕から5カード連続勝ち越して、同地区相手にも7勝3敗ときっちり貯金を作るも、得点力不足でカブスに首位を譲りました。 それでも、オフに主力が相次いで移籍&離脱し、明らかな戦力ダウンでシーズンを迎えたことを考慮すると十分すぎる結果といえるでしょう。 ちなみにブルワーズのスタートダッシュはここ数年良く、2021年以降の3, 4月成績は66勝36敗(4/

          【MIL】ギリ開幕ダッシュ成功のブルワーズ【3, 4月振り返り】

          【MIL】2024年シーズン戦力分析

          ブルワーズ担当のあなんです。 今回はシーズン戦力分析を行っていきます。 はじめにオフに獲得した選手を整理します。 【トレード】 【FA】 続いて、各ポジションの戦力分析に入ります。 ○ 先発 (5)Burnes放出&Woodruff全休、そしてHouserとLauerの移籍。代わりに獲得したのは再契約のReaとバウンスバック候補、そして2年間MLBで投げてない投手。弱体化は必至だ。1番手のPeraltaは良いとして、2番手が昨年怪我人の穴埋め役Rea。WAR1.0前

          【MIL】2024年シーズン戦力分析

          変化球の再現性について分析してみた

          昨年夏ごろから下書きに埋もれてた分析みたいなものを掘り出したので完成させてみましたが、ちょっととっ散らかってしまいました。ごめんなさい。 ○ プロローグbaseball savantのトップページにDevin Williamsに関する記事が載っていました。筆者はワースポにもときたま登場するアナリストDavid Adler(デービッド・アドラー)。 この記事の内容は「Devinのエアベンダーはホームベースの横幅(17インチ)以上変化する、とてつもない変化球だ」というもの。そ

          変化球の再現性について分析してみた

          【MIL】次世代のローテはこいつらだ【プロスペクト紹介】

          ブルワーズ担当のあなんです。 今回は2025,2026年のブルワーズローテを担うであろうプロスペクトを3人紹介します。 ○ Robert Gasser◇ プロフィール スリークウォーターのサウスポーは2021年アマチュアドラフトの戦力均衡ラウンドB(全体71位)でパドレスに指名され入団しました。 プロ1年目はルーキーリーグと1Aで計6試合に登板すると、翌年は開幕をA+で迎えます。ここでGasserは7月までの先発18試合で90イニングを投げ、防御率4.70 / 115奪

          【MIL】次世代のローテはこいつらだ【プロスペクト紹介】

          【MIL】MLBデビュー直前のトッププロスペクトChourioと8年契約

          ブルワーズ担当のあなんです。 今回は12/5に長期契約を結んだChourioについてお話しします。 ○ プロフィール名前:Jackson Chourio (ジャクソン=チョーリオ) 生年月日:2004年3月11日 出身  :ベネズエラ 身長体重:185cm / 75kg 投打  :右 / 右 ○ 経歴Chourioは20-21年の国際FAでブルワーズと契約金$1.8Mという破格の金額で入団しました。当時16歳のChourioは打撃・守備・走塁いずれも高評価を受けており、国

          【MIL】MLBデビュー直前のトッププロスペクトChourioと8年契約

          【MIL】今オフの注目ポイント

          ブルワーズ担当のあなんです。 今日更新しないと、月間更新記録が途絶えるので急いで執筆しました。言い回しの拙さや誤字は許して…。 さて今回はオフの注目ポイントを2つピックアップしました。 ○ 先発の確保どうするよ昨年はBurnes、Woodruff、Peralta、Lauer、Mileyというタレント揃いのローテでしたが、現在確定しているのはPeraltaのみ。Mileyはクラブオプションを破棄しFA。Lauerはシーズン終了後アウトライトされるとFAを選択しました。 最

          【MIL】今オフの注目ポイント

          【MIL】優勝請負人?いいえ受渡人です

          ブルワーズ担当のあなんです。 昨日ナ・リーグチャンピオンシップシリーズ第7戦が行われ、ダイヤモンドバックスがフィリーズを4-2で下しました。 それに伴い、ブルワーズにとある不名誉な記録が更新されました。 「ポストシーズンでブルワーズを破ったチームはそのまま勝ち進んでワールドシリーズに進出する」 ブルワーズはフランチャイズの歴史で計9回ポストシーズンに進出していますが、一度もチャンピオンリングを手にしたことはありません。一方で、そのブルワーズをポストシーズンで打ち破った

          【MIL】優勝請負人?いいえ受渡人です

          【MIL】ブルワーズ2年ぶりの地区優勝!!

          日本時間9/27、優勝マジック1で迎えたブルワーズはカージナルスと対戦し1-4で敗戦。しかしカブスがブレーブスに敗戦。ブルワーズは2年ぶりの地区優勝を決めた。 開幕から安定した強さを維持したブルワーズ。シーズン序盤はパイレーツ、中盤はレッズ、終盤はカブスとそれぞれ競り合ったが、最後は2位に6.0ゲーム差をつけて地区優勝を飾った。 今回はそんな2年ぶりの地区優勝の要因について3つ挙げた。 以降、記載のない限り日本時間9/24時点の成績です。 ①新加入選手の戦力化オフに獲

          【MIL】ブルワーズ2年ぶりの地区優勝!!

          【MIL】2023トレードデッドライン加入組の1カ月

          ブルワーズ担当のあなんです。 7月末のトレードデッドラインから1ヶ月が経過しました。今回はこのトレードで加入した3選手の現在についてお話しします。 ○ Carlos Santana現地7/27、パイレーツからトレードで獲得しました。対価は18歳のJhonny Severino内野手。国際FAで21年に入団し、今季はルーキーリーグでプレーしていました。 ◇ 背景 Tellezが5月から極度の不振に陥り、今季は7月まで.213/.285/.388/OPS+84。右腕の怪我で

          【MIL】2023トレードデッドライン加入組の1カ月

          【MIL】Survive & Advance ②【Elvis Pegueroの覚醒】

          ブルワーズ担当のあなんです。 気になる選手を不定期で特集するSurvive & Adanceの第2弾。今回取り上げる選手は新進気鋭の若手リリーフ、Elvis Peguero(エルビス・ペゲーロ)です。 昨年までエンゼルスで鳴かず飛ばずだったペゲーロは現在、ブルワーズで勝ちパとして7回に登板しています。私はスプリングトレーニングの映像でペゲーロのポテンシャルに注目し、開幕直前分析noteでも「今年はペゲーロに注目」と述べましたが、勝ちパターンにまでのし上がるとは想定外です。

          【MIL】Survive & Advance ②【Elvis Pegueroの覚醒】

          【MIL】前半戦振り返りpart2

          前回の振り返りPart1に続いて、今回は個々の選手にフォーカスして振り返ります。 ○ 先発先発は今年も怪我人続出です。 開幕2週目でWoodruffが右肩の故障でILへ。続いて5月中旬にそれまで7試合中4度QSだったMileyが背中の張りで離脱(6/17に復帰)。翌週にはLauerが右肩の故障でILへ。Peraltaも直近6試合で1度しか6回持たず、Burnesはロン毛をバッサリ切っています(!!!!????)。 そんな故障と不振でいっぱいなローテで安定感を保っているの

          【MIL】前半戦振り返りpart2

          【MIL】日本人選手に滅法弱いブルワーズ

          ブルワーズ担当のあなんです。 ブルワーズは明後日(7/4)からカブスとの4連戦が始まります。同地区対決ということで負けられないシリーズですが、悩みの種がひとつ。 鈴木誠也との相性が最悪 鈴木は去年ブルワーズ戦に15試合出場し、打率.333、4HR 14打点。彼はとんでもないブルワーズキラーなのです。 鈴木誠也が初めてブルワーズと対戦したのは去年の開幕戦シリーズ。そう、彼のデビュー戦の相手はブルワーズでした。 日本のファンが注目する中、鈴木は開幕戦で前年のサイ・ヤング

          【MIL】日本人選手に滅法弱いブルワーズ