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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ… もっと読む
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#アジャイル

PMリトリート#1に参加してきた

PMリトリートとは?そもそも「リトリート」という単語自体がお恥ずかしながら初耳のわたくし、ググってみました。 もともとはryuzeeさんや川口さん、アジャイルコーチたちが箱根の山奥に籠もって熱い議論を交わした相互学習イベントから着想を得て、PMバージョンを企画した、と主催の蜂須賀さん談。 PMとしての実践を他者と深く語り合うことで学びは深まり、成長を加速させる。 各企業をリードするPMを一同に集め、深い対話を行う場を用意する。それがPMリトリートです。 ディスカッションし

デザインと開発の分断を乗り越え、チームでアウトカム検証を回すプロセス

リーン開発の課題、Sense→Discovery→Deliveryのプロセス分断をどう乗り越えるかリーン的なアウトカム検証には、不確実性が高い段階から「Sense(課題発見)」「Discovery(ソリューション発見)」「Delivery(製品開発)」の3つの仮説検証トラックが存在すると考え、Gaudiyでもこれに近い運用を行なっています。 そして、リーンやアジャイル的な考え方では、これらはプロセスではなく考え方の区別であり、各トラックの仮説検証サイクルをチーム全員で回すマ

あえて非IT系の大企業でデュアルトラックアジャイルを採用した理由とその現在地

これはプロダクトマネージャー Advent Calendar 2023 13日目の記事です。 私の所属するMutureは2022年4月に丸井グループとGoodpatchが立ち上げたジョイントベンチャーであり、現在は主に丸井グループに対するDX支援として組織デザインから事業支援まで幅広い支援を行っています。 今回は、丸井グループのプロダクトグロース支援プロジェクトを題材に、アジャイル導入をどのように進めていったのかについて紹介をしていきます。 丸井グループについて丸井グル

ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ【追加の質問に答えます】

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでDesignOpsを担当している野澤です。 先日行われたResearch Conference2023にて、「ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ」というテーマでatama plusの伊藤と河口が登壇を行いました。私もDesign Opsのメンバーとして、二人の登壇に伴走しておりました。 おかげさまで当日は質疑応答の時間に答えきれないほど多くの反応・質問を寄せていただきました!(セッ

機能ロードマップというアンチパターン

導入こんにちは。コインチェックCTO室に相変わらずご厄介になっています、sotaです。 コインチェックはプロダクトマネジメントにも(当然)力を入れています。PdM組織も立ち上げて、優秀な同僚たちが、一生懸命プロダクトを良きものにしようと頑張ってくれています。私も、技術組織論の観点から、良いプロダクトを作るためにどんなチームづくりをすれば良いのかということを真剣に考えています。 というか、正確にはあんまりにもプロダクトマネジメントのことを知らないので、考える準備をしています

(pmconf登壇資料・動画)プロダクトマネジメントと人間中心設計、デザイナーからPMへのキャリアシフト

念願のpmconf登壇光栄にもプロダクトマネージャーカンファレンス2022で登壇させていただきました。4月にPMにロールシフトした際「いつか自分も発表できたらいいなぁ」と遠い目標に思っていたのですが、落ちても失うものなどない!と気合いで公募セッションに応募したところ、採択されました。 プレゼン1ヶ月くらい前からめちゃくちゃ緊張していました。そちらの体験記は別途記すとして、ここでは登壇スライドと文字起こしをします。誰かの役に立てば幸いです。 自己紹介こんにちは。富士通の吉川

エクサウィザーズのPMが考える最強のプロダクトマネジメントプロセス / AIプロダクト事業部 宮田大督

こんにちは。ExaWizards という会社でPM(プロダクトマネージャー)をしている宮田(twitterアカウントは@miyattiです)です。エクサウィザーズ に入社してもうすぐで2年になります。いろいろやってきましたけど、最近はずっと「CareWiz 話すと記録」というプロダクトのゼロイチのPMをやっています。 今回はエクサウィザーズ でやっているプロダクト開発のプロセスの一例を紹介させていただきます。 エクサウィザーズ 自体なんの会社なの?コンサルの会社でしょ?と

XP創始者、Ron Jeffries氏による「ストーリーポイントの再考」

株式会社インテグリティス代表の木村です。(Twitterではけいと呼ばれています。) 最近は受託開発の他、クライアント企業様への内製エンジニアリングチームの立ち上げとコーチングを事業として取り組み始めました。 アジャイル開発における「ストーリーポイントとベロシティ」について考える機会があったので、色々調べてみました。 スクラムの文脈で見積もりの単位としてよく使われる「ストーリーポイント」ですが、元々はXPが起源でした。 XPの創始者の一人であるRon Jeffries氏は

みんなでカレーを作ろう!アジャイルカレークッキング(ご紹介編)

こんにちは。M&Aクラウドでスクラムマスター(以下SM)をやっています塚原(@AkitoTsukahara)です。アジャイルやスクラムに関する気づきや学びをnoteで発信中です! 想定する読者 スクラムチームでの楽しいワークショップに興味があるスクラムマスター 他部署にアジャイルを発信したいスクラムマスター カレーが好きな人🍛🥄 今回紹介させていただくアジャイルカレークッキングです。名前の通りアジャイル要素を取り入れてカレーを調理するアイデアです。当初は雑談をきっか

エンタメ系UIデザイナーが組織にデザインを浸透して行く為に向き合ったこと

こんにちは、LINE Fukuokaのデザインチームです。 今回は、LIVE配信サービス「LINE LIVE」のUIデザイナーたちが、 サービスの課題であった体験設計を改善するために、いかにしてデザインドリブンなカルチャーを組織に浸透させたか施策内容を中心にお伝えします。 このようなことに興味をお持ちの方に読んでいただき、プロジェクトチームでのデザイナーの動き方について考えるきっかけになれば嬉しいです。 課題当初、サービスにはデザイナー視点で3つの課題がありました。

職業PMがスクラムマスターを行うときに気を付けるべきこと+プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーの違い

みなさんが今所属のプロジェクトでスクラムを導入しようとする機会は少なくないかと思います。 そのスクラムにおいてスクラムマスターを担当するのは、職業PMであることが多いかもしれません。 スクラムマスターで応募してスクラムマスターとして入社しているような職業スクラムマスターの方は今回は対象外です。 スクラムマスターとPMは似ているようですが、職能的には別の役割であり、必要となるスキルも異なります。 今回は職業PMがスクラムマスターを行うときに気を付けるべきことを記載していきたいと

最近、梅ちゃんが「レビューが必要なチケット」を教えてくれるようになった

こんにちは、株式会社POLでソフトウェアエンジニアをしているmotikomaです。好きなキャンプ場は石川県志賀町にある大島キャンプ場です。 みなさんのチームにはマスコットキャラクターはいますか? うちのチームには「梅ちゃん」という猫がいます。昔は姿がなく概念として存在していただけだったのですが、徐々に鳴き声を獲得し、最近は電脳空間上に実体を得ました。 ちなみに実体名は「ハンニバル」です。そう、カルタゴの将軍ですね。 さて、今回はJIRAのレビューが必要なチケットを梅ちゃ

認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)のトレーニングレポート

プロダクトデザイナーの@kgsiです。 この記事は先日認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)のトレーニングを受けた筆者が、トレーニング内容と受講した感想、どんな人にオススメできるかをまとめたレポートです。 筆者の紹介HR系メガベンチャー勤務のプロダクトデザイナー ちゃんとしたスクラム開発経験は約2年 ウォーターフォールの受託案件や、小さいプロジェクトのオーナー経験はあるが、ちゃんとしたプロダクトオーナーの経験は無い なぜトレーニングを受けたのか?所属している会社

CSMトレーニングを受けて、atama plusの開発やスクラムマスターについて改めて考えた話

こんにちは。atama plusでスクラムマスターをしている松村です。 今年の2月に、Scrum AllianceのCertified Scrum Master(通称CSM)のトレーニングを受けました。 受講後に社内のスクラムマスターにCSMの学びをシェアし、atama plusの開発やスクラムマスターの役割について再考しましたので、今回はその内容をまとめます。 Certified Scrum Masterとは?Scrum Allianceが提供するスクラムマスター向けの