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    認知負荷とエンジニアリング組織論 〜チーム・トポロジーをじっくり読む①〜

    こんにちは、コインチェックCTO室の大村です。 突然ですが、私はコインチェックに転職して一番びっくりしたことは、認知負荷という難解なワードが、極めてカジュアルに利用されていることでした。 言葉のニュアンスは理解できるのですが、「〜〜は認知負荷を高めるのでやめよう」とか「〜〜の認知負荷を軽減しよう」という会話が日常的にに交わされているのは、かなりカルチャーショックでした。 私は監査系の大企業から転職してきたので、何をするにも重厚長大な承認プロセスを通さねばならず、部門間最

      • 【最強のライフハック】非暴力的コミュニケーションで仕事と生活のクオリティを爆上げしよう

        突然ですがみなさんは非暴力的コミュニケーションを知っていますか? 非暴力的コミュニケーションは、英語ではNon-violent communication (NVC)と呼ばれる、心理学者Marshall B. Rosenbergによって開発されたコミュニケーション方法です。 NVCの根本的な思想は、相互理解と尊重を生み出し、平和的で思いやりのある方法で人と人との間の利益の相反を解決することを目的としています。 管見によれば、日本のビジネス界ではNVCはそこまで浸透してい

        • UKのスクールで認定スクラムマスター(CSM)講座を受講&資格取得しました

          こんにちは、コインチェックCTO室の大村です。 去る1/31にUKのスクールの講座を受講し、認定スクラムマスター(CSM)の資格を取得しました。 海外のスクールで認定スクラムマスターの資格を取得した方の体験記はあまり見たことがないので、英語でスクラムマスターの資格を取得することに関心がある方に向けて、参考になる情報を提供したいと思います。 1. 資格取得の経緯コインチェックCTO室では、開発出力の向上をMissionに掲げ、その手段として開発プロセスの標準化を目標に掲げ

          • ハラスメントを辞めるための"正しい"会話術①

            TL;DR1. あなたに「ハラスメントをしたことがない」とは言わせない1-1. 厚労省調査から見るハラスメントの現在地 厚労省はハラスメントに関する定点観測を2014年から4年スパンで実施しています。2022年度の調査では、セクハラのみ件数が減少していると答える人の割合が多くなりましたが、n=6408(従業員30以上の企業)の中で、およそ50%近くがハラスメントの過去3年で相談を受けたことがあると回答しています。(この割合は過去3回の調査で大きく変わっていません) 規模の

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            データで見るコインチェックのエンジニア採用 ~FY22下期編~

            こんにちは、暗号資産取引所を運営しているコインチェック株式会社の大村です。現在、CTO松岡のもとでエンジニア採用、広報、組織戦略などを幅広く担当しています。 コインチェックは、2022年下期よりCTO室の最重要課題としてエンジニア採用を位置付け、CTO直下での採用活動に注力してきました。今年度は、2023年1月時点で約30名のエンジニアにジョインしていただくことができ、現在業務委託メンバーを含めて80名ほどのエンジニアがコインチェックの開発チームに在籍しています。 今回は

            変わらない”タテ社会”を生き抜くために タテ社会の人間関係

            導入 〜中根のタテ社会理論〜中根千枝。東大初の女性教授、日本学士院初の女性会員、日本を代表する文化人類学者、そして何より”タテ社会”という言葉を50年以上前に発明した、偉大な知識人だ。 日本は、”場”に基づいて、”タテ型のつながり”を持つ社会であるという中根の分析は、半世紀以上経った現在でも、日本社会論の金字塔として、文字通り世界中で参照され続けている。実際、”日本文化論”のような講義を海外の大学で受講すれば、真っ先に参照されるのは今に至っても中根のタテ社会論である。 以

            組織を作り動かしているのは人間の「限定合理性」である 組織の不条理①

            菊澤研宗『組織の不条理』は、戦史研究を通じた組織論の名著として『失敗の本質』と双璧を成している。 菊澤は一貫して、人間はあらゆる情報について把握した上で最適なオプションを選択できるという「完全合理性」の幻想に対して批判的な立場をとる。 近代的な経済学はこのような完全合理的なホモエコノミクス(利潤の極大化を目指して行動する経済的人間)としての人間を想定して成立しているが、菊澤の依拠する新制度派経済学はこのような見立てを拒否し、人間はあくまでも限られた情報の中で自己利益を最大

            シングルループ学習だけじゃ組織は育たない 『失敗の本質』論

            『失敗の本質』には、日本軍と米軍の勝敗を分けた決定的な要因は、米軍が絶えず組織の目的や枠組みを創造的に破壊した上で更新することができる「自己革新組織」であったのに対し、日本軍は既に定まった目的や枠組みへの最適化に特化した組織であった点だと記載されている。 これは組織論の言葉で言い換えれば、米軍がダブルループ学習を行うことに長けた組織だったのに対して、日本軍はシングルループ学習に特化した組織だったということである。 日本軍がシングルループし続けた枠組みとは、白兵戦至上主義、

            Omuraの自己紹介:お仕事編

            この記事では大村がこれまでどんな仕事をやってきたのか、一覧化しています。 1. 職務経歴デロイトトーマツコンサルティング合同会社 2019年4月〜2022年3月 2019年4月~2019年10月  クライアント企業:日系大手アパレルメーカー プロジェクト概要:ECプラットフォームを活用した新規事業の立案・策定 2019年10月~2019年12月 クライアント企業:グローバル大手GMS日本支社 プロジェクト概要:グローバルでの棚割りシステム一斉導入における、チェンジマ

            Omuraの自己紹介:人格編

            人格編:❶略歴主に自分の人間性に深く影響していると感じる事項を抜粋して記載します。 1. 生誕〜高校卒業 東京都大田区で生まれました(1995年:0歳) 母は大田区生まれで、現在は美容師です。 父は中国は湖北省の天門という、電車も車もほとんど通ってない田舎で生まれ、大学卒業とともに来日しました。現在は日本でIT系の会社を経営しています。この会社とわたしは同い年です。 家族構成は、弟(-2)、妹(-14)、妹(-16)です。 大田区で公立の小学校と中学校に通い卒業し