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最終巻「ハリー・ポッターと呪いの子」と2013年4月ロンドン旅の所感などつれづれ

                         投稿日:2024/01/31
              (不定期で加筆、訂正)更新日:2024/03/08

哈利波特 被詛哭的孩子(Harry Potter AND THE CURSED CHILD)
ハリポタを台湾の中国語版(翻訳、林静華)で読み終えました。

 長い長いハリポタシリーズを読み続けてとうとう最後の1冊。1~7巻とは違い、舞台用のト書きスタイルで最初は、ちょっと慣れませんが読み進める内に、違和感なく物語に没入です。前作までの復習のように所々名場面が挟まれるので、詳細を忘れてしまっているのに役立ちます。

 表紙を見ると本作主人公の阿不思(アルバス)と、天蠍(スコーピウス、さそり座の意)です。中国語版でハリポタを読むと、原作の英語がそのまま漢字になるので、日本語版をカタカナで読むよりも人名や、表現方法が、視覚的にもわかりやすいかもしれません。それでも洋書の登場人物名や地名は、とても長いので、中国語で読んだとしてもやはりおぼえにくいものです。たびたび誰が誰なのか繋がらずに読み進めることになります。

哈利波特 .第一部&第二部 :被詛咒的孩子
作者: J.K.羅琳, 約翰.帝夫尼, 傑克.索恩 原文作者: J.K. Rowling, Jack Thorne, John Tiffany
譯者: 林靜華 出版社:皇冠

 本作は、時光器(Time-Turner)というタイムトラベルができる懐中時計が再度登場し、3世代の時空を超えて過去と未来を行き来しハリポタ世界を縦断。年代でみると1980年7月31日イングランド西部地方に位置する村(高錐客洞、Godric's Hollow、ゴドリックの谷)でハリー誕生、ハリーが37歳になる19年後2017年9月1日から物語が始まります。

ゴドリックの谷 Photo by 〜

https://harrypotter.fandom.com/ja/wiki/%E3%82%B4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E8%B0%B7?file=GodricHollow.gif

 全巻本を読んでから映画をみているのですが、文章ではイメージがわきにくい場面でも、映画の方は映像と音楽で再現されいるのが楽しめます。各シリーズの映画のエンディングロールもとっても長いですが、名残惜しくて最後まで聞いてます。交響楽団とても奥深いです。英語圏のスタッフ氏名種々様々。最終巻はお芝居の為、また観劇の機会があれば楽しみです。映画も小説もそれぞれの良さがあるので、時間がたっぷりとはかかりますが両方でハリポタ世界を満喫できます。
 
 イギリス魔法省と人間の間をつなぐ妖精達のいでたちは映画で見ると怖いですが、本で読んでいると自分の頭の中では都合よく解釈しているので、やはり想像の中でのままがよいキャラもいます。闇のボス、ヴォルデモート卿は映画でみると蛇のような鼻ですが、もう少し美形での演出もよかったのではと思います。

 本や映画の中でたびたび出てきた「梅林的鬍子」 ("Merlin's beard")も、少々違和感を感じながら読み飛ばしていました。調べてみると魔法使いマーリンの髭という魔法界で驚いたことを表す言葉ということで、やはり中国語版の漢字でみても、もともと魔法界の古くからの歴史的背景が分からないと、ネイティブ英語でのおかしみを楽しむことは難しいと思います。それは海外、日本での地域言語でもいえることですね。

 またイギリスでハリポタ巡礼をしてみたいと思いますが、今の時代は、実際に現地に行かなくてもバーチャルや、グーグルマップや、皆さんの旅ブログ、動画(二次元、三次元)で風景や感想を楽しめるので、年々リアルでの体験が少し億劫になっているのは、否めません。2013年4月にロンドン旅行で飲んだミルクティーとてもおいしくて、紅茶の茶葉(ホテルの朝ごはんルームに置いてある普通のティーパック)とホットミルクで自作した至福の朝の一杯でした。

 ロンドンは、約1週間の旅行だったのですが、母と友人の3人部屋に宿泊し、オイスターカードに1週間乗り放題のトラベルカードを付けてロンドン市内のバスや地下鉄できままにぶらぶらした旅でした。4月のロンドンはまだ寒くて小雨でも傘をささない現地の人が印象に残ります。そして地下鉄では皆の背丈が車内の天井まで届くような長身に感じました。

 滞在中は簡単な朝ごはんを付けられるホテルだったので、ホテルの近くのスーパー(Tesco Superstore)で果物やもちもちのモッツァレラチーズなどすぐ食べられる食材を買って朝ごはんに+α。バナナや蜜柑は量り売りで買えたのでセルフで食べたい果物を選び、少量でも気軽にお会計でき便利。ロンドンにも日本の100均のような1ポンドショップがあり紅茶(PG Tips)を買いました。とてもお得。中華街で刀削麺も。パブは、お店の黒い外観が分かりやすく、店内は立ち飲み席とソファ席があり、私たちはソファ席のほうでギネスや白ビールや銘柄不明なクラフトビール?を飲み比べしました。立ち飲み席の方も昼間からにぎわっています。

 大英博物館、シャーロックホームズ博物館、ロンドン塔、ローカルの蚤の市と、当時留学中だった友人敏敏のおかげでガイドブックだけではいけない穴場に案内してもらえました。敏敏が住む通学に便利なエリアの下宿先は、大家さんである香港レディが住む戸建てでのシェアハウスで各部屋の住人は日本人でした。住人の友人が数日の宿泊であれば、ソファベットで1泊10ポンド。バックパッカーでしたら経済的です。一階の共同キッチンや各フロアにあるトイレは清潔で居心地がよさそうでした。敏敏にお手製のトマト卵スープをご馳走してもらいました。(現在敏敏は、WeChatアプリの「L敏敏在英国」というアカウントでロンドン生活の動画を配信中です。)

大英博物館のモアイ像 とても大きい
街頭芸人 外の天気は寒いのにこのポーズで静止

ロンドン旅費用概算 2013年4/6-4/13
航空費 Virgin Atlantic Airways直行便 119,920円/一人
宿泊費 ホテル: Garden View Hotel
https://www.gardenviewhotel.co.uk/
¥13,743/ 泊   合計:¥92,202   宿泊日数: 7  3人1部屋の合計
ヒスロー空港から地下鉄一本直通30分ゾーン2に当たり、最高なロケ地。
3台のベットがある部屋は、地下1階にあり、小さなエレベーターがあるので、スーツケースの上げ下ろしも便利です。地下階なので、窓から外が見えず、水道管やエレベーターの音が壁越しに聞こえます。

 欧州旅行で、これまでに、ヘルシンキ、タリン、パリ、ジュネーブ、フランクフルト、バルセロナ他に行きましたが牛乳、ヨーグルト、ジェラートがおいしいです。チーズは、食べてみないとわからない味も多数です。食に密着している乳製品。

 今住む台湾は、乳製品が割高で新鮮な牛乳の代わりに豆乳や、粉ミルクが活躍します。街中の朝ごはん屋さん、スーパーの店頭でも牛乳と豆乳はほぼ同じ割合です。出来立て熱々の豆乳と油条という揚げパンで食べる朝ごはんはおすすめです。豆腐屋さんでも、大豆の豆乳(砂糖入りと無し)、黒大豆の豆乳が販売され持ち帰りで家で飲みます。

 粉ミルクは、ニュージーランド産で好みの濃さで調整でき、粉ミルク、市販のヨーグルト種、パン焼き機で自家製ヨーグルトを作ります。粉ミルク多めで作ると濃いヨーグルトが作れてクリームチーズのような味わいです。各社メーカーがある粉ミルクですが安佳社の全脂奶粉(100%ミルク)は1キロ200台湾元(日本円およそ1000円)、ネットでリピ買いしています。

 日本は直接ヨーグルト買うのが便利。スーパーにカスピ海やギリシャもあるし、東北のホテルの朝ごはんで食べた岩手の岩泉ヨーグルトも初めてのトロトロ食感でした。奥深い発酵食品。


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