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一から仕事を覚えていく【Web系の会社での日々】(フリーター編#9)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
多浪受験前のフリーター時代のエピソードの続きです。

前回の話はこちら。

Web系のアルバイトに採用され、高校卒業2年目の10月から働き始めます。


一から仕事を覚え始める

スポーツウェアのオンラインショップ兼ショールームで働き始めました。

仕事内容は、主にオンラインショップの商品更新とショールームでの接客です。

この会社には、社長と従業員の私しかいませんでしたが、
社長は非常に穏やかで優しい人でした。

私は高校生時代にホームページ作成を経験していましたが、業務となれば素人も同然。

そんな世間知らずでスキルの無い私に対し、仕事を一つ一つ丁寧に教えてくれました。

商品の写真撮影、写真の加工、写真データのアップロード、Web編集ソフトでのHP更新作業等々…

はじめは単純作業の繰り返しでしたが、着実にWebの仕事を覚えて行きました。

オフライン店舗のショールームには1~2組来店すれば良い方です。

来店する方のほとんどがリピーターで、社長も一緒に接客してくれたため、不安はありませんでした。

ここまで安心して働ける会社は人生初めての経験でした。仕事を覚えて行く実感もあり、今までにない充実感がありました。

仕事で裁量を得る

アルバイトとして働き始めてから半年後。

Web業務のルーティーン作業と接客を繰り返し、仕事にも慣れた頃、
オンラインショップとショールームを私に一人に任せてくれるようになりました。

高校卒業から2年も満たない、私のような未熟な人間ですから、全ては完璧にこなせません。

オンライン、ショールームそれぞれでミスしてしまい、
お客様から怒られることも度々ありました。

しかし、社長はその度にフォローしてくれました。

私ができなかったことを責めるのではなく、次に向けた改善を促してくれました。
理想の経営者であり、理想の上司でした。

時に失敗を重ねながら、社会人として必要なものを徐々に身につけていきます。

採用から10ヵ月目を迎える

Web系の会社で働き始め10ヵ月目になります。

アルバイトが4ヵ月以上続いたことがなかった私なのですが、
アルバイトが続いている自分に驚きました。

ようやく見つけた自分の居場所。

社長はとても忙しい人で、本職はデザイナーでした。

本職が忙しくなったため、オンラインショップ、ショールームに顔を出すことは難しくなり、業務のほとんどを私に任せてくれるようになりました。

イラストはイメージです。

孤独と、再発する将来への不安…

一人でオンライン・ショールームを回し始め、確たる充実感を得て働いていましたが、一人孤独に働いているがゆえ、考え事が多くなってきました。

高校卒業して3年目の10月。

私の中学時代の友人や大型衣料品アルバイト時代の友人は大学3年生になります。彼らは就職活動を始めていました。

スーツで身を包んでいる彼らを見ていると、また自分の届かない場所に行ってしまった気がしました。

この時期をきっかけに、悩みの深みにはまることになります。

続く。

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