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ほぼ無勉、知識ゼロからの大学受験【大学受験を思い立つ】(フリーター編#11)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。
多浪受験を決意したフリーター時代のエピソードの続きです。

前回の話はこちら。

私がフリーターになって2年半が過ぎた頃でした。将来への不安と大学コンプレックスに苛まれ、悩みの深みにはまることになります。


苦悶する日々を繰り返す

「大学に行けば就職できるのではないか」

「自分はもう21歳…大学を受験するのは遅すぎるんじゃないか」

自問自答を繰り返す毎日でした。

仕事のほとんどを一人で回していたゆえに、相談相手もおらず、ひたすら悩みのループにはまっていました。

無気力に働く日が続き、高校を卒業してから、4年目になろうとしていました。

インターネット上で見つけた体験記を見つける

アルバイトが休みの日。
PCでネットサーフィンをしていると、あるブログを見つけました。

いわゆる「多浪生の受験日記」なるブログでした。

そのブログは、高校卒業後に事情があって進学ができず、大学受験をあきらめたものの、働きながら勉強し、複数回の浪人を重ね、大学受験に合格したという成功体験記でした。

夢中になってブログを読み漁りました。

ブログの裏に隠されているであろう苦労と努力、その成果。心を打たれました。

ここに、小さな光を見出しました。

イラストはイメージです。

「今からでも遅くない!大学に行くために、勉強しよう」

ほぼ無勉、知識ゼロ
周囲より3年以上遅れた大学受験を決意します。

社長に大学受験の意思を伝える

Web系のアルバイトで働き始めて丸2年、高校を卒業してから3年半が経過した21歳の10月。

次の春の大学に行くため、大学受験をすることを社長に伝えました。

同時に、受験勉強のためアルバイトを週3に減らしてもらう相談をしました。

社長は快諾してくれました。

「ロク君はきっと、将来のことを何か考えているんじゃないかなと思ってた。」

「本当はうちの会社の正社員にしたいんだけど、まだ事業が軌道に乗っていないからさ…ごめんね。」

「来年大学生になったら寂しくなるけど、応援してるよ。」

心優しく、穏やかで理解のある社長でした。

こんな社会不適合者な私でも、このような会社で働けたのは感謝しかありません。

社長からの言葉を励みに、多浪受験への確固たる意思が固まります。

しかし、小学校、中学校、高校と…まともに勉強したことはなく、その上に高校卒業後3年以上の勉強のブランクがあります。

ほぼゼロからの大学受験です。

大学受験を決意した当時、知識不足ゆえに、半年後の3月に大学に合格するつもりでいました。

しかし、現実は甘くはなく、長きに渡る大学受験期が続くことになります。

続く。

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