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受験勉強が間に合わない【受験勉強開始 その③】(フリーター編#14)

こんにちは。実質多浪の社会人ロクです。

高校卒業後、フリーターになって4年目。大学受験を決意した時の話の続きです。

前回の話はこちら。

受験勉強開始から3ヵ月目…

フリーター4年目の10月から大学受験を開始を開始し、3ヵ月目を迎えた1月。

「時間がない…間に合わない…」
焦りを抱えながら、勉強を続けていました。

一日の勉強時間は、8時間。

勉強の進め方・取り組み方が悪かったために、時間を費やすだけで「勉強をした気になっていた」というのが実情でした。

進まない受験勉強

その当時、Web系のアルバイトは週3に減らし続けていました。

アルバイト日数を減らしたものの、働きながらの受験勉強は体力的にも厳しいものでした。

通勤時間は片道2時間、往復で4時間。
その時間を英単語・英熟語の暗記に費やします。

当時は発音記号の読み方も分からないレベルでした。

英単語、英熟語が全く頭に入らず、電車内で眠気と戦いながら、英単語・英熟語ハンドブックに食らいついていました。
なかなか読み進めることができません。

自宅にいる間は、数学に力を入れ必死に勉強に取組みます。

教材は教科書のみ。

例題レベルでもつまずき、思った以上に勉強が進みません。

試験範囲を網羅するには、少なくとも数学I・Aから数学II・Bまで全て終わらせる必要があります。

しかし、受験日一ヵ月前の時点で、数学1・Aすらも終わっていませんでした。

スムーズに数学を学ぶには、やはり分かりやすく教えてくれる先生、講座から学ぶ必要がありますが、当時の私にはそんな知識も発想もありません。

基礎がない状態からの独学は非常に難しく、
受験素人の私が教科書一本で自力で解いていくのはあまりに効率が悪いです。

大学受験とは、ただ英単語・英熟語を覚え、数学の教科書さえ取り組めば乗り切れるものだと思い込んでいたのです。

イラストはイメージです。

大学受験本番の一週間前

英語、数学の勉強に悪戦苦闘し、自分が頭の中で計画していた学習ペースの50%も進まないまま大学受験日一週間前を迎えました。

すでに志望校に願書を郵送し、受験料も支払っています。

「受験料はこんなに高いのか…」と衝撃を受けました。
1校あたり、35,000円近く払いました。

高校3年生の頃、やる気のないまま受験し不合格。

当時、高い受験料を出してくれた両親に申し訳ない気持ちがこみ上げてきました。高校卒業後、丸4年経ってからの後悔でした。

今回は、身銭を切った大学受験。全て自己責任。

高校3年生の頃に経験した受験とは、覚悟と意気込みが違います。

「絶対に合格する…!自分ならできる…!」

根拠のない自信を持ったまま、2月の大学受験当日を迎えます。

続く。

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