私が闇金に手を出した体験談。【闇金も時代で変化してる、ヤバイ】
最近、背中に湿布を貼ってもらうことも多くなりました。
腰痛の原因は、とあるコンテストに提出する書類をつくっているのですが、
ずっとパソコンにかじりついて座っているので気が滅入ってしまい、あぁ… 疲れる… 何か良いことないかな…と、悲しみに明け暮れていましたら、
お誕生日の応援にと、優しい方が小説を購入してくださったり、サポートしてくださったり。今日は、Amazonほしいものリストからのサプライズプレゼントが届くなど。
嬉し涙を流しながら腰痛を抱えて日々、走り回っている状態なのです。
(週末にお礼の記事を書きます…!)
( ;∀;)アリガトウ!
\ コンテストのことや自己紹介など、こちらの記事もどうぞ /
私事ですみません。本題に入ります。
私を長くから応援してくださっている方、Ameba芸能人公式ブログを読んでくれている方はご存知と思いますが、私は重いうつ病を患い、約10年闘病した過去があります。それも寛解 (※もう薬を飲まなくても大丈夫な状態) したのは、つい最近のこと。
現在は、双極性障害とPTSDの治療をしています。
うつ病で辛いことはたくさんあったけれど、
代表的に辛かったのは、
働けない状態=お金がない=貧困状態
これがやっぱりキツイです。
一応、生活福祉など多々ある制度は相談しようと、色々行きました。
重いうつ病の当時は福祉手帳も取得して、あーもう駄目だー、光熱費の支払いが出来ない!何も食べるものがない!と、切羽詰まった状態で死にそうな顔で役所に行っても、よく門前払いされました。
「いざとなったら助け合いの税金ですよ~!国民の義務ですよ~」とあれだけ大声なのに、いざ困ったら「いや、自分で何とか頑張ってください!キリッ(`・ω・´)!」ってするの国民を守る義務はどこいった?って感じですが、
私は障害年金も貰えなかったです。
キリッ(`・ω・´)!
薬も当たり前ですが、無料ではないので…
自立支援制度というものがあって、申請すると毎月の薬が安くなるので、とても助かるのですが、私はその安くなった薬代の1500円も支払えない状態の究極まで精神を削られていた…
そんな数十年前の『当時の私』が経験した、ある日の話です。
闇金へ申し込み
私は泣きながら、お腹を空かせていつものように布団に包まり、横になってネットサーフィンしていた時です。
(※そもそも体調が悪すぎて立ち上がれない)
たまたま、こんな広告を目にします。
『ブラックの貴方も!無職でも大丈夫!少額融資専門〇〇〇』
あぁ、きっと、これが闇金とか、そんな分類なんだろうなぁ…と思いながら財布をみると、所持金50円と少し。
パンも買えません。
このまま野たれ死ぬくらいなら…!と決心し、
私は、ふらふらっと判断力のないまま、申し込みフォームに住所や電話番号など個人情報を書いて送信しました。
ポチっとな。
('ω')
そうすると一時間後に、電話がかかってきました。番号は03から。
電話に出ると女性の声でした。
「お申込みありがとうございます。確認でお電話を差し上げました。」
闇金は男性が出てくるっていう独断の偏見があったので、最初はびっくりしましたが、何となく話し方が若い感じの女性(※20代くらい)で、少し安心してしまいました。
氏名や電話番号の確認、どうしてお金が必要なのか?という理由から、提出してほしい書類の説明まで。
淡々と話した後、両親の名前や電話番号。両親の出生まで聞かれましたが、これにはちょっと躊躇しました。
私に何かあるのはいいけど、両親は嫌だなぁ…
('ω')…
そう思った私は、両親の情報に、嘘の氏名と電話番号を教えました。
そして、伝えた希望額は一万円。
一万円ならさすがに貰えるだろうと思ったのと、単に光熱費を払いたいだけでした。
審査まで1時間かかると言われ、待っていたのですが
2時間経過…
6時間経過…
('ω')
まったく電話かかってきません。
ふむ。
これは不安だな
私は闇金と思われる会社に電話をかけました。
今度は若い男性が出て、
「名前は? あ、融資出来ませんでした。じゃあ」
そういって、すぐにガチャ切りされました。
( ;∀;)しくしくしくしく…
サラ金のみならぬ、闇金にすら相手にされない私は、社会的位置が低すぎて地上どころか、穴掘りが始まってるじゃん。
もはや地下じゃん。
( ;∀;)
しくしくしく…
そんな気持ちで泣いていたのですが、
これ、その後がヤバかったのです。
申し込んだ次の日…
翌日、朝11時頃にインターホンが鳴りました。
頑張って起き上がると、ピザの宅配でした。
あれ、間違えたのかな?と思ったら配達のお兄さんは「〇〇さんですよね?ピザ注文されていますよね?」と、何度も確認。
いや、東京都水道局という最高級のお水がミネラルウォーターの私ですぞ。
ピザなんか注文するはずなどない。
お互いに不思議な顔で「すみません…」と謝り、帰ってもらったのですが、また同日の夕方に、今度は寿司の宅配でインターホンが鳴りました。
「〇〇さんですよね? 注文されていますよね?」
いやいやいや、これ何かヤバイんじゃないか
そう思ったのも束の間、ピザや寿司の宅配は無くなったのですが、代わりに今度は、毎日、代引きの荷物が届くようになりました。
そのほとんどは差出人が「〇〇食材」とか「健康ショップ通販〇〇」とか。何となく女性が注文しそうなやつ。
当然、注文してなければ代引きを支払うお金もないので、引き取ってもらいましたが…
それ!配達員の人が可哀そうだぞ!
止めろよ!闇金!お前らだろ!!!
と、怒り始めた頃合いには、もう配達員さんも、配達前は私に連絡くれる始末。
「あの…また代引きなんですけど…違いますよね?」的な。
確認し合う、もはやツーカーの仲
('ω')ノ
そんなツーカーの仲が続いて、代引きの荷物はピタっと止まりました。
が!!!!!
これで終わりなはずはなく。
今度は、
「インターホンで宗教やら生活保護のサポート基金やら副業やら自宅に押し寄せて来まっせ!」の巻きです。
それがすごくて、朝昼晩、時間は関係なく、毎日、人が訪れるんですよ。
朝に「〇〇宗教法人」的な、何やら怪しいご婦人と青年が来たと思ったら、
昼には「生活に困っていませんか?生活支援基金のものです」と、
ん?一瞬、役所の何かかな?と思われるもの。
夜には突然、「あなた!ごめんなさい!通りがかった霊媒師の者ですけど、ここの部屋やばいです!除霊させてください!不幸になりますよ!パワーストーンも無料で差し上げますよ!」
という人も来たので、
それには「もう不幸なので大丈夫です。ありがとうごさいます」と、深々とお礼を言って、その日を境に、インターホンの音が鳴らないように線を抜いてしまいました。
それから消音で引きこもっていたのですが、引き続き、深夜に嫌がらせと思われるドアをどんどん叩く音もありまして、そんな状態が、約一か月間も続きました。
さて、闇金の本当の目的。
これ、何だか分かりますか?
本当の目的は、融資をして法外な利息で回収すること、じゃないんです。
感の良い方なら、もうここまで読んで分かると思います。
闇金の本当の目的…
それは…
個人情報なのです。
キリッ(`・ω・´)!
実は最近、こんな言葉があります。
ソフト闇金
(なんか一時期、流行ったマイルドヤンキー的な変換ですね)
ソフト闇金は、所謂「法外に取り立てしませんよ~、私たちは優しいですよ~」って宣伝してるんですが、実は取り立てを ”しない” のではなくて "出来ない" のです。
時代はどんどん変わっています。
勿論、法律も変わります。
昔に比べて、今は法外な取り立てをすると、すぐに警察さんコンニチハ!なので、彼らは沙汰されていきました…と思ったのですが、
実際は沙汰ではなく、形を変えただけなのでした。
そもそも取り立てるには、お金も労力もかかる。
しかも取り立てたからって回収出来る保証もない。
それって、すげー非効率的じゃね?
もっと金になる木はないわけ?
ありました。スマホが必須のこの時代に。
そう、個人情報です。
たまに、大企業の個人情報漏洩問題が騒がれたり、個人情報が売買されている、なんてニュースを見かけませんか?
そうです。
個人情報というのは、お金になります。
ん?
大企業のエリートさんなら分かるけど、地上どころか穴掘り始めちゃってる私の個人情報の何がお金になるかって?
わかります。わかります。私も最初はそう疑問に思いました。
そこで少し調べてみたんです。
そこでわかったことは、世の中には、弱者から搾り取れるまで搾り取ろうとする者がたくさんいるということ。
それに、人は精神が弱っている時、しっかりした判断が出来ない場合も多いですね。
そこにつけ込むのです。
そもそも ”彼ら” にとって、エリートさんなんてお呼びではなく、むしろそこは業務外。詐欺に引っ掛かりそうなリストが欲しいわけです。
でも電話帳を見たって誰が詐欺に引っ掛かってくれそうな精神状態のカモネギかわからないわけです、効率も悪いですしね。
そこで、カモネギを探している業者は、ソフト闇金からリストを買います。
(あるいは闇金と、そういう業務を一緒にやってても不思議ではない。)
そもそも闇金に自ら申請する人たちは、切羽詰まった状況なのは明らかで、藁にもすがりたい人たちなはずです。
そのリストに載っている人たちに、片っ端から、
「手数料として十万円戴ければ、弊社で役所から生活できるような制度を申請して確実に許可できますよ!」と言えば、もしかしたら家族から焦ってお金をかき集めるかもしれませんし、
「あなたが不幸なのは霊のせい!頑張ってパワーストーンを買えば必ず宝くじが当たるでしょう!」と煽られたら…、どんなことをしててでもパワーストーンを買おうと躍起になってしまうかもしれません。
そもそも正常な判断が出来ない状態なのです。
何が何でも畳みかけて、お金を絞って絞って搾り取ろうって魂胆です。
小銭も、塵も積もれば、お札に変わります。
今の時代は取り立てるよりも、個人情報を売る方が断然にお金になるわけで。
彼らは「融資しますよ~」といいつつ、融資するつもりは一切なく、初めから目的は個人情報の取得だったわけです。
これは現在、ソフト闇金というワードの他に、少額融資専門や個人間取引、などのワードで潜んでいる場合が多いです。
気を付けてください。
ちなみに私の方は、その後、一か月半を境に自宅訪問も来なくなりました。
私はカモネギにはなれない、と判断されたのでしょう。
彼らは少額を効率よく搾取するので、見切りも早いのです。
覚えておいてください。
『あなたは息をしているだけで、価値があります』
それを忘れないで。
闇金が私に教えてくれました。
そして、私が、今あなたに教えています。
キリッ(`・ω・´)!
だから、今ちょっと辛い状況にある方は、なんとか生きましょう。
無料で食料がもらえる場所など、頑張って生き抜く方法を、マガジンに書いていきます。
(ローンとかそういうのは書きません。何度も言いますが、私はクレジットさえ通らない筋金入りのプロフェッショナル貧乏です)
そして、闇金はどうせお金をくれないので止めましょう。
あぁ…
記事を書いていたら、また湿布を貼りたくなった。腰痛が…
よく頑張って生き抜いたな!応援してやるよ!
誕生日プレゼントしてやってもいいぜって優しい方。
嬉し涙しながら、湿布買いにいきます。
フォローも大歓迎です!
これからもnoteの更新頻度を増やして頑張る源になります。
( ;∀;)アリガトウ!
ちなみに…
半年後に、ふと、最初に来たピザの宅配業者を思い出しまして。
はて?
そういや、あんなピザ屋あったっけ?
(ハッピーピザみたいな、ちょっと変わった店名だった)
ちょっとググってみたんです。
そうしたら、
存在しないピザ屋でした。
どうやら『彼ら』は、
本当にこの住所が、私の自宅かどうか、確認しに来てたみたいです。
('ω') ⸜❤︎⸝
戴いたサポートは、大切に大切に有難く活用させていただきます。 ぜひメッセージも遠慮なくお寄せください。 優しさに心からの感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。