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780.もう一度、あなたに会いたい、もう一度行ってみたい~だって、喜ばれたいんだもの。

【お馬鹿なcoucouさんのホスピタリティ論③】


©NPО japan copyright association Hiroaki

1.どうして上手くいかないの?


人って、どうしても自分を中心に考えたり、いつも自分のことばかり心配してしまう。だからといって別にそれが悪いことではないけれど、いつもそうだと、相手のことがまったくわからなくなってしまう恐れがある。

たとえば、「物事が上手く行かない…」「売上が伸びない…」「人が離れていってしまう…」「どうしても売れない…」といった人の共通点って、一体何なのかな?
みんな、口を揃えて、「こんなに頑張っているのに…」「一生懸命にやっているのに…」という。

また、同じ状況なのにお客さんから人気があり、売上を伸ばし、人が集まる会社や店もある。
この違いは一体何なの?
そして、同じ商品を販売しているのにかかわらず、あの店は値引きもなく、安売りもしていないのにどうして自分の店よりも売れているのかな?

ここにホスピタリティ・スピリットの違いがあることに気づいている人はいる人は少ない?
私たちは、いつのまにか、商品(モノ)を売り、商品(モノ)の力で売り、商品(モノ)の内容で売れていると勘違いしている気がする~

たしかに、お客様の欲しいモノを売るわけだけど、インフレ時代だというけれど、モノがまだまだあり余っているよね。これだけの大量生産の商品群の中で、どこにでも欲しい商品が、どこでも手に入る時代だもの。

商品力や商品内容だけではモノは売れない。
そして、安かろうだけでもモノは売れない。

2.お客様に心を配る


つまり、「お客さまが何を求めて、何を望んでいるのか」ということを心配してあげることを忘れてしまっていて、逆にお客さまに心配を与えている気がする。

お客さまに心配を与えると、不安になったり、心配になったり、これでいいのだろうかと迷わせてしまう。
さらに不満や不快感まで与えてしまうよね。
するとお客さまが自然と引いて離れていくんだ。
これはね、人間関係も同じだと思わない?

お客さまってね、自分を理解する者を望んでいる。
商売だけじゃあないよ、みんな自分を理解してくれる人を求めているんだよ。

この、人の不安や不満というのもよく見えないものだけど、面と向かって嫌な顔をする人は少なく、自然とただ離れていく。だから、ますます、そのため相手の望んでいるものが見えなくなってしまうんだ。

そして、心配を与える人の共通点って、自分の心配ばかりしている人、自分の都合ばかり考えている人、自分の利益ばかりを追い求めている人のことをいう。

「わたしの何がいけないの…」

「何かわたしが悪いことでもした…」

「こんなに相手のことを思っているのに…」

こう思ったり、考えたりする人のほとんどは自分のことばかりを心配している人たちだよね。
この人たちの共通点って、

「やってあげているのに…」

「これだけしているのに…」

「してあげているのに…」

と、自分を中心に、自分の都合で考えている人たち。そして、回りから人が離れていく。人が離れていっても「あいつは人の気持ちがわからない…」とか「こんなに一生懸命にやっているのに…」という口グセしか残らない、悲しいよね、これでは。

自分の喜び、自分の幸せ感を求めている自己不在の考え方。

そして、相手に不信、不安、心配を与え続けていく。

お客さまは、あなたのことではなく、自分を理解してもらえる者を望んでいるんだ。両者が、自分を理解してもらうことを望めば、まったく成り立たないことがわかります。もう一度いうね。

ホスピタリティ・スピリットは、

相手に喜びや幸せ感を与えることだからね。

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3.自分の喜びや幸せ感だけを求める人


自分の喜びや幸せ感だけを求める人の共通点はここにある気がする。

⑴人に裏切られる人(人を裏切っている)

⑵人に騙される人(人を騙している)

⑶人に利用される人(人を利用している)

⑷人に嘘をつかれる人(人に嘘をついている)

⑸人に本音を聞けないひと(人に本音を言わない)

⑹人に悔まれる人(人を悔んでいる)

⑺ 人に憎まれる人(人を憎んでいる)

⑻人から理解されない人(人を理解していない)

⑼人から軽く見られる人(人を軽くみる)

⑽人に信用されない人(人を信用しない)

そして、自分の身の回りに信頼できる人がいなくなっちゃうんだよね。よく、「オレには信頼して相談する人がいない…」とか「本音ではなせる人がいない…」というのは逆で、「人を信頼していない…」「本音で人に話していない…」という逆論ともいえる気がする。

このような人たちの共通点はね、いつも独りで、淋しさだけが残ってしまう。

4.相手に喜びや幸せ感を与える方法


よく、買い物をしたり、仕事中でも、友人と会ったりする時に誰だって思いがけないサービスを受けて「あっ、また来よう!」「もう一度会いたい」「今度行くのが楽しみ」という気持ちになった瞬間があるよね。
それが、ホスピタリティ・マインドとの始めての遭遇なんだ。

また行きたい、また会いたいなんて嬉しいよね~

それは相手から心配(思われたとき)されたときに感じるもの。

ホスピタリティとは「心のこもったおもてなし」。
このホスピタリティの定義はこうでなければならないという考え方はないよ。
むしろそれを身につけるには、試行錯誤を経て自分流を見つけることが必要な気がする。
なぜって?ただ「優しく接する」とか、ただ「心を込めていればいいんだ」という表面上の意味だけを理解されても困るからね。

だから、最初の基本は、自分が嬉しかったこと、感動したこと、感激したことから出発すればいいんだ。

たとえば、こんな人は嫌われるよね。

⑴相手の目をジッと見続けるひと

⑵まったく笑顔のない人

⑶自分の話ばかりの人

⑷暗い人

⑸人の話を聞かない人

⑹苦しそうな人

⑺ボソボソと話す人

⑻愚痴ばかりいう人

⑼口の聞き方の悪い人

⑽態度の悪い人


この反対の人が好かれる人だよね。

⑴目に優しさがある人

⑵人の話を聞いてくれる人

⑶笑顔のある人

⑷明るい人

⑸楽しそうな人

⑹声が高すぎず、ちゃんと話す人

⑺愚痴をいわない人

⑻言葉づかいが丁寧な人

⑼あたたかな態度の人

⑽好感のもてる人

どうかなあ~

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5.もう一度会いたい、もう一度いってみたい


「親切」って、親しく接すること、親しくつきあうこと。
思いやりがあり、配慮のゆきとどいていることと広辞苑に書いてあるね。
これは相手の人格を尊重するホスピタリティライツなんだ。

親切はモノやお金じゃあないよね。
まさに気持ち、心配する気持ちといえる。

人は親切にされたことは意外と忘れないよ。
それに嬉しい。それに感謝される。
ただし、過剰な親切は裏目に出る場合もある。
そのため相手に気ずかせない配慮が必要な気がする


最近、年に似合わずお花屋さんに行く機会が増えた。
今までは、何軒も回り、最近では同じ花屋さんにしている。

なぜかというとね、そこの店員さんの接客にいつも見とれてしまっているんだ。coucouさんはお花の種類のことがあまりわからないので、花束の場合、いつも2,000円で、3,000円でお願いし、中身はお店にお任せしている。

でもね、どの店も待ち時間が15分から20分お待ち下さいという。
だから、時間が少し中途半端なので、店内をブラブラして時間をいつもつぶしている。
でも、このお店の場合は、いつもあっという間に時間が過ぎていくんだ。それはね、「お客さま、あと10分でできますので、もう少々お待ち下さい」「あと3分くらいです」「もうすぐできます」と話しかけてくれるんだ。

ああ、こんなオヤジでも意識してくれているんだなあと感じちゃう…。

そして、作業を見ていると、とてもテキパキしていて無駄な動きがなく、coucouさんがその様子を見ていると話しかけてくれる。

「サイネリア(シネラリア)は、病気見舞いに贈ると喜ばれますよ」
「チューリップはお子さまに」「すずらんは森の精」「アスターは花弁占い」「コスモス(秋桜)は調和の意味があるんですよ」。

なんか変な気分になった…。

さらに驚いたことは2,000円、3,000円に見えないことなんだ。(倍以上のボリューム)です。
何といっても、他の店と量が違いすぎている。

花より葉の部分を少し多くしてボリュームをつけた演出も素敵。
思わず「大したもんだねえ」とオヤジは感動してしまう。

それに店員さんたちの全員の笑顔がいい。
マクドナルドの店員さんも笑顔で可愛らしい女の子たちたけど、ロボット(マニアル)のような言葉はそこにはなかった。
そして、さらに一輪の花をおまけでつけてくれた。

憎いね~

これじゃあオヤジはいちコロ~
ついつい嬉しくて時間があれば同じ店に通ってしまうcoucouさん。前頁の「人に好かれる人」の条件にすべてあてはまっていることがわかるよね。

自然体の中の配慮は人の心を動かすんだね。

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6.ホスピタリティ・ライツのあるものは売れる


世の中すべて人間対人間が接し合う世界。
たとえどのような時代であっても、人の心は何千年と変わらない。
ネットが普及し、買物が便利になったというのは一部の人たち。
単なる価格競争の商品ならばかまわないけれど、やっぱり人はその商品の現物を見て選ぶ楽しむ心があるもの。それは、自分の目で見て判断し、触れて、感じて、自分で決定したいと考えているもんね。

ネットの写真画像では立体感はないし、触れることはできない。
それよりも自らが出向いて楽しむという感動は得られないよね。

残念ながら、一部を除いて、一切の「おもてなしの心」のないnoteや有料記事、販売物の世界はそのままで良いものと悪いものが両極端に別れていく。

まさに、そこで、人は人の心を求めていることがわかる。
価格が高くとも、あそこの店で買ってみたいと思う。
そこの店主の、店員の笑顔を見るだけでも嬉しくなる。

「ああ、ここで買ってよかった」そう思えるのがビジネスの原点といえるきがするね。

また、そのお客さまは、近くで同じ商品が売っていたとしても、遠方であったとしても、わざわざ、どうしてそこまで行って買うの?そこに「親切」、親しくつき合いたいというメッセージが聞こえない?

それを感じる店主は、「わざわざはるばるこの店にまで来ていただいた」という喜びと幸せ感を味わい、その喜びと幸せ感のお返しをする。すると、親しい人になっていく。

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coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

これからの時代、これだけの情報の氾濫と、商品過多の時代にこの相手を尊敬するホスピタリティ・ライツが市場の活性化の役目を果す。
もちろん、仕事だけじゃあないよ~
これをホスピタリティ・ビジネスと呼んでも良いかもしれない気がする。

このホスピタリティ・ライツは、人の五感に訴えたり、人に感動を与え、喜びと幸せ感を差し上げる方法のひとつ。
別に商業の世界だけの独占ではなく、「人間対人間」の世界であれば、ボランティア活動、NPO活動、福祉や介護活動、営業活動全般にわたって活用できる新しい戦略とも考えられるもの。

このホスピタリティはある数人の女性から学んだもの。ここにcoucouさんの40年以上の間の過去の体験や経験をミックスさせ、新しい体系をまとめた考えた内容で、実際の講演活動や企業のレクチャーで行ったものなんだ。

例えば、coucouさんが体験してきた、洋服関係の販売員、飲食店のボーイ・コック・ドアボーイ・印刷、宣伝、店鋪設計、建築、金融、不動産、経営、福祉、運送業、看板屋、デザイン、企画、執筆活動、その他の体験や経験を織り混ぜながらスタートしているもの。

ビジネス論はnoteの世界ではあまり読まれないというけれど、これは人間社会の大切なお話なんだからね、そう、人生に必要なことだと信じているんだ。

最期までおつきあいしてくれたら、うれしいなあ~

 ※参考文献/「ホスピタリティ入門」(日本ホスピタリティ教育機構著)/「ホスピタリティの教科書」(村田正光著・あさ出版)/「リッツ・カールトルで学んだ仕事でいちばん大事なこと」(村田正光著・あさ出版)/「ホスピタリティマインド」(高畑吉宏著・成申書房)/「サービスはこころでする」(辻朋子著・同友館/「ユダヤ人大富豪の教え」(本田健著・大和書房)/「これなら売れる」(泉書房)/「素人だから商売ができる」(近代文芸社)/「個ビジネス活用法」(日本地域社会研究所)/ビジョン・クエスト「実践こそ人生の妙諦」(千葉隆著・バウビオ出版)/「うれるようにすれば売れる」(唐津一著・PHP)/その他


Have You Never Been Mellow -そよ風の誘惑-《lyrics&和訳》Olivia Newton John(オリビア・ニュートン=ジョン)


※後半に、Ⓒひとえさんコラボ作品~【ちょっぴり悲しい癒しの童話】聞いてくださいね~



coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


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90.【癒しの朗読】

【優しい気持ちになる童話】春さきの朝のこと(小川未明・作)【心が穏やかになる読み聞かせ】

Ⓒ一技(ひとえ)YouTubeチャンネル~仕事やご自宅、眠る前にスマホでもお聞きくださいね。


Ⓒ一技(ひとえ)【癒しの朗読】

【優しい気持ちになる童話】春さきの朝のこと(小川未明・作)【心が穏やかになる読み聞かせ】


7.もう一度、あなたに会いたい I'd like to meet you just one more time  


もう一度、
once again,

もう一度、
once again,

あなたに会いたい。
i wanna see you.

あなたに会うと、
when i see you

嬉しくなる。
It makes me happy.

あなたに会うと、
when i see you

救われた気がする。
I feel saved.

あなたに会うと、
when i see you

元気をもらえる。
Get well.


毎日、毎日、
every day, every day,

嫌なことが多い。
I hate it a lot.

我慢することも多い。
I often endure.

悲しいこと、
Sad things,

辛いことも多い。
It is often painful.

毎日、毎日、
every day, every day,

辛いことが多い。
It is often painful.

悔しいことが多い。
I often regret it.

苦しいこと、
painful things,

怖いことも多い。
It is often scary.

だから、
that's why,

毎日、歯を食いしばって生きている。
I grit my teeth and live every day.

そんなとき、
In such a case,

もう一度、
once again,

もう一度、
once again,

あなたに会いたい。
i wanna see you.


あなたなら、
if it's you,

私の気持ちをわかってくれる。
You understand my feelings.

あなたなら、
if it's you,

私をほっとさせてくれる。
makes me feel relieved

あなたなら、
if it's you,

なんでも許してくれる。
Forgive me anything.


だって、
Because

あなたは必ず、
you are sure to

会えば、喜んでくれる。
He will be happy to meet you.


あなたは必ず、
you are sure to

優しく微笑んでくれる。
He smiles kindly.


人って、
People are

そんなあなたを求めている。
I'm looking for you

それが支え合う関係、
relationships that support each other,

ホスピタリティ・ライツ
hospitality rights

Ⓒお馬鹿なoucouさんのホスピタリティ論
Ⓒ Stupid oucou's theory of hospitality


またまた、長編~
ここまで読んでくれた人~
ありがとう~

こんな人たち、こんな仕事場、こんなお店、こんな仲間たちがいれば素晴らしい~
そう、ファンのできる仕事、ファンが増える仕事、ファン同士の人間関係は素晴らしい。
みんな仕事や生活で日々、疲れている。
ちょっとした喫茶店の店員さんの笑顔や気配り、優しさでどれだけの人が救われるだろう。
お仕事や人間関係の中で、こんなお付き合いができたら、どんなに素晴らしいだろう。
お客様のいる、お仕事っていろんな人をお相手する仕事。
わざわざ働いたお金を届けてくれるお客様。

noteだってそうさ~
100円だって、300円だって買ってくれるお客様にどのくらい優しさをお返しできているのだろう?
どれだけ喜んでくれているのだろう?
わずかなお金でも届けてくれる人は大切なお客様たち。
当たり前になっちゃいけないよね。

あなたから買いたい~
あなたにお金を届けてくれるお客さま。
どれくらいのお返しが、御礼ができているのだろう?

それがホスピタリティの心。
愛のお返し~

それはお金だけじゃあないよ~
思う、思われている、心を配っている人たちも同じ。
愛のお返し~

同じだよね~

coucouさんはね、noteのみんなにお返し続けているんだ。
だって、みんなの素晴らしいnoteを読ませていただいているんだもの。
いただくってね、いだいている、もらっているってことなんだからさ。


では、
またあしたね~

have a nice summer




文字数7,519文字


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