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学生の制服について考える

新年度。
小学生だった私は、4月から着る中学校の制服にワクワクしていた。
中学生の私は、憧れの高校の制服を着ることにワクワクしていた。
どちらの学校も女子はスカートだった。
当時は、スカートをはくことは当たり前だったので、何も思わなかった。

社会人になった今は、女の子の学生がスカートをはいているのを見て、選択の自由ってないんだろうか、男子はズボン、女子はスカートっていう決まりは辞めてしまえばいいのではないかと考えるようになった。
(もしかしたら、既にズボン、スカートが自由に選択できる学校もあるのかもしれない。。)
学校教育の中で決められた固定概念があると、若い人はそれが当たり前だと知らないうちに刷り込まれる。当時の私が、何の疑問もなくスカートをはいていたように。男子はこうであるべき、女子はこうであるべきっていう、あるべき論が若いうちから形成されてしまうのではないか。

私が高校生の時の話になるが、冬の寒い時期に廊下側のドア付近の席に座っていた。あまりにも、足が寒いのでスカートの下に部活の時に着るウィンドブレーカーをはいていた。それを見つけた先生が、「みっともないから脱げ」って言った。真面目な私は脱ぎましたけど、心の中では「いや、本当に寒いんですけど、何で女子はスカートはかないといけないんだよ。」って思った。
大学、社会人になってから、動きにくいという理由と女の子らしい恰好が好きではないことから、スカートをはかなくなった。

柔軟な思考を身に着けられる若い時こそ、制服の選択性やもしくは撤廃などあってもいいかなって思った。
制服って、日本の文化なのかもしれない。その文化を守りたいという人ももちろんいると思うけど、それを守ることで苦しみ続ける人も中にはいるのではないか。。。

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