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in the water 〜癒しのメカニズム

なぜか昔から水の中が好き。

海、プール、お風呂も。

水の中にいるとなんだか落ち着く。

前世は魚だったのか?


子供の頃の記憶はどんどん薄れていくのに、スイミングスクールのことはよく覚えてるってことに最近気づいた。

施設の造り、スクールバッグの絵柄、一緒に通ってた子の名前、受付のお姉さんの顔まで。

他の習い事のことはそこまで覚えてないのに、スイミングの思い出はクリアに鮮明に記憶に残ってる。

他の子に比べて上達が早かった訳でもないんだけど、ただ水の中が好きだったし、楽しかったんだよね。


水に触れるとリラックス効果が得られるのは「哺乳類の潜水反応」と呼ばれるものらしい。

水に触れることで心拍数が下がり、リラックス効果が得られるのだそう。


水のリラクゼーション効果を調べてたら、おもしろい記事を見つけた。

「癒し」とは受動的ではなく、能動的行為である。

「癒し」とは、「私を癒し、世界を癒す」という思想のもと絆を取り戻し、世界をもっと生きやすい場所にすることで傷ついている自分も癒そうという、きわめて能動的な意味だった。
必要なのは受け身の「癒し」ではなく、自身がエネルギーをもつこと。仕事以外で「自分がわくわくする何か」を見つけ、生きる喜びを感じられるような〈複線化〉がカギになる。
ストレスのない状態に「自分をつくり直すこと」が必要で、特に有効なのは「一瞬でも夢中になること」。
常に動いている海や川は、今の産業社会における固定化された陸上の生活とはまるで異なる世界だ。そう考えると水辺はまさに境目。そこにたたずむ人が静かになるのは、異界(水)を眺めていると羊水に浮かんで育ったころの記憶がよみがえり、幸福感に包まれるからなのか。


癒しは「能動的行為」である。

今まであんまりそういう風に考えたことなかったけど、自分の行動を振り返ってみると合点がいく。

そう。一瞬でも夢中になることがあれば、なぜか癒されるんだよね。納得。

私が水を好きなのは異なる世界に思いを馳せるからなんだろう。


昨日も気がつけば2時間くらいお風呂に入ってた。

能動的に。

昔から「お風呂長すぎ!」って家族から度重なるクレームを受けてたけど、これからは「自分をつくり直してるんだよ」と答えようと思う。

しずかちゃんには負けない。

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