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人生の知恵袋 うちに上がり込んでお茶しない
先日患者さんと話していてこんな話題になりました。
「私が若い頃、お姑さんにね、
『おうちに上がり込んでまでお茶しちゃだめよ』
って言われたの。
何でか聞くと、おうちに上がってお茶するってことは長話するってことでしょ?
長話するってあんまりいいことないんだから。
近所の人がどうだとか、あの人はどうだとか悪口ばっかり話しちゃう時が多いのよ。
あの人の家に行ったら稼ぎもないのに大きな冷蔵庫買っちゃって見栄張っちゃってさ!
なんてことをね、本人がいない前で喋っちゃったりするの。
悪口をその場でうんうんと聞いていだけかもしれないけど、もしその悪口がその張本人に知られちゃったとするでしょ?
悪口を言ってなかったとしても、一緒の場所にいたのなら、あなたもそう思ってるんだと思われしまうことだってある。
立ち話で少し話すぐらいがちょうどいいのよ。」
そうやって言われたそうです。
その方はお姑さんのことをとても尊敬しています。高校卒業をしてすぐにお見合い、結婚。
右も左もわからないまま、旦那さまのご実家に嫁として入った。
だけどお姑さんが優しく、自分を娘のように思ってくれて、様々なことを教えてくれたといいます。
今回もその教えの一つ。お姑さんは近所付き合いも上手くてトラブルもなかったそうなので、それを教訓として自分もやっていたそうです。
【人の不幸は蜜の味】なんてよく言ったもので、不幸話って不思議と人間は好きなんですよね。
そんな事ばかり話していると、人は離れていくし、自分もそういう目線で普段から物事をみてしまうので、悪口や嫉妬などの話って心にとってあまり良くないと思います。
言霊という言葉があるように、普段使う言葉が性格や己の軸、魂を作るのかなと私は思っています。最近流行りの引き寄せの法則もそうですよね。
出来れば誰かと話す時は楽しいことや、悩みを話したとしても前向きな話をしたいものです。
今日は誰かの悪口は言わず、どうせならいい言葉で話してみませんか?
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