賑わい

久しく賑わっていた。これは開店した時以来かもしれないぞと思い腕がなる。押し寄せる客、店内はてんやわんやだった。猫の手も借りたいと初めて思った。最後の1人を接客し終わり、閉店セールの旗をしまう。明日からはどう生きようか。まずは猫を引き取ろうかと考えながら、店を閉じた。