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ナオコライフ100 からっぽだけど、晴れている

2023.3.29からっぽだけど、晴れている

5時過ぎ起床。最近よく眠れている。糖質制限をしているため、糖を取らないと、とくに夕ごはんにお米を食べないとき、交感神経が働かなくなってよく眠れるらしい。わたしは朝と夕にお米、パンをほとんど食べていない。昼は麺類を許している。ゆるゆる糖質制限でやっている。食のことは千差万別だとおもうので、人それぞれであればいいとおもう。朝ごはん食べて、さっと片付けも終わる。

今朝は、からっぽ。ひとつのことが終わり、そして新しいサイクルへと向かおうとしている。からっぽだ。でもきっとどうにかなる。わたしはわたしのやることをやればいいだけ。それだけ。からっぽだけど、晴れている。ここ最近、寺田寅彦『科学歳時記』を読みはじめた。買ってから何ヶ月もたってやっとふと読むときがきた。そんな折のこと。白湯を飲みながら、日向に座る。クッションカバーを早くもコットンの薄手のものに変える。色もマスタード色に。春らしくなって、部屋が明るくなる。気分転換が必要な日。

母がなかなか帰ってこなくて心配な中、昼ごはんの支度をして待つ。じきに帰ってきた。二人で食べる。

どうしても海へいきたくなり、食後すぐに支度して自転車を走らせる。山を越え、海へ。松林を通りすぎて海へと出る。ザッブーンと波の音が聴こえてくる。堤防をあがると、やっと海が見えた。真昼の太陽。その下に広がる海原。人はまばらで、海風浴びて生きかえる。久しぶりの海が、味方してくれる。いつも地元の海へいくと、そんな気持ちになる。

帰りに喫茶へ。コーヒーいただく。お店の佇まいにしばらく感じ入る。ぼんやりとするしかない日。別れは突如やってくる。



2023.3.30草と土と光と

2時過ぎ起床。落ち着かなくて目が覚めてしまう。4時頃また寝てしまう。6時起床。緑茶を淹れる。体が疲れている。仕事を辞めてからもう夏が来たら2年になるけど、今の暮らしに馴染んでいる。それはリアルの人間関係の問題のことについて。わたしは障害があるので、うまく世間を渡ってゆくことができない。ある意味得意な面はあるかもしれないが、大方のところ、リアルの人間関係はつまづくことが多い。狭く深く付き合う方なので、気が合う人とは深い関係になれるが、そうでないとなかなかうまくいかない。だから、リアルにこだわることはないのではないか。ただ、リアルとネットのバランスを自分なりに持ち続けることができると、快適な暮らしになる。わたしに足りないのは、ネットの知識や経験。ここのところをもっと充実させたい。引き続きやっていこう。

いつも通りの朝ごはん。味噌汁たっぷり。片付けして、コーヒー淹れる。部屋へあがる。音楽を聴いてくつろぐ。日向で朝陽を浴びる。さっきの話の続きだけど、人の生き方ってほんとに様々だとおもう。たまたまわたしには障害があって、こんな生き方にたどり着いた。母がいてくれるおかげでしかないのだけど、がんばることをやめたら自分らしさが少しは出てきたようだ。力を抜いて生きていきたい。沢山の人たちに助けてもらっている、そしてわたしの役目がどこかで果たせればそれで幸せ。それってどういうことなのかな?どうやったらできるのかな?まだ答えは出ないけど、いつかきっと。

一時間ほど庭の草取りをする。草と土と光と戯れるのはいいもので、体から毒素が出ていくような爽快感がある。草や土が吸ってくれているような感があるが、どうだろう。相互に助け合っている気がするのはわたしだけか。

母が出かけているため、ひとりで昼ごはんを食べる。母が友だちと出かけるのは心の底からうれしい。母の人間関係が豊かになったから。

カフェにきた。一週間のあいだに、庭が青々としてきてるのがわかる。目が喜ぶ。深煎りコーヒーをいただきながらぼんやりとする。植物が心を休めてくれる。帰宅して、夕ごはんを母と。いつもの日常をいつもより愛しく感じる。



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