本三昧

梅雨入りしたのか、この空気にまた朝から鬱々としてる。このモードが治らない。それでも、どうにかしようとおもい、今気になるのは本のこと。どうにかしたいと、遠くにあるショッピングモールに出かける決意する。

母が仕方ないわねと、車で送ってくれる。この間にもう寝ている。車乗るとあっという間に寝てしまう。そして、あっという間に着いてしまった。ありがとう、母よ。

久しぶりのモール。すぐに向かうのは一階にある無印良品の書籍コーナー。何かしら、見つかることが多い。兎に角、関心のある本が揃ってるから、棚を見ていて集中できる。

寺田寅彦「科学歳時記」
前から読みたかった、寺田寅彦。なかなか読みたい題目が集まる本と出会えなくて、そのままになっていた。前に、文具のことの本があったけど、手が出なかった。これは季感があり、植物のことが多い。やっと出会った。

吉本ばなな「体は全部知っている」
以前読んだことがあるとおもうけど、憶えてない。立ち読みしてたらこれはもう一度丁寧に読んだ方がいいとおもう。今必要とインスピレーションが。

この二冊文庫で購入。

そのまま三階へ。どこも見ることなく、本屋へ。少しは他にも見ようよと、ぼやきながらエスカレーターのる。

本屋。ここでは意外に、

瀬戸内寂聴「孤独を生ききる」
先日、うちにある本見てたら、寂聴さんの写真が出ていた。刷り込みかな。孤独について、いろんな本を読んできたけど、寂聴さんは初めて。

幸田文「生きかた指南」
尊敬する幸田文。ずっと、娘の青木玉が編集していたけれど、最近のシリーズは孫の青木奈緒が編集。これはぜひ読みたい。

なんだか、わざわざ遠くまできて、いつものおなじみみたいな本買ってる。こんな言い方失礼だけど、でも、ほんと。

お昼にとんかつ食べる。オムライスにしようか迷ったけど、お店の雰囲気がとんかつ屋の方が断然落ち着いてるからとんかつというわけ。

コメダでコーヒー。うるさくてさっさと出る。

母にお土産を買う。小さいチーズケーキをひとつずつ。

バスで駅に着いて、また本屋行く。一体どうしたら気が済むというのか、もう止まらない日。

石川善樹×吉田尚記「むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました」
気になるウェルビーイング。もっと理解したい。対談でやさしく書いてあるところに惹かれて。

燃え殻「それでも日々はつづくから」
初めての出会い。同じ生まれ年の方。ちょっとヤサグレ感たっぷりでこれも気になる。

こんなに、一日で本買ったの、どっかの古本屋以外はないですよ。完全に梅雨対策です。と、自分に言い訳して、今日を閉めたいとおもいます。なんか急に元気になってきました。本を目の前に積み上げて悦に入っています。どうぞ、お許しください。

書き終わってから気づきました。満月でした。

それでは、またお会いできますように。
ありがとうございました。