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毎日絵ッセイ

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作者の周りで起きることを絵と文で毎日投稿するよ!更新頻度NO.1
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#多様性を考える

10年間、戦闘民族と誕生日を過ごしています

Q. みなさんは家族以外の同じ人と誕生日を10年以上 過ごしたことがありますか? A.私はあります!!!!! 今日はべジータとひろゆきを 混ぜ合わせたような幼馴染の 話をしていきます。 (幼稚園や小学校でハッピーバースデーって言い合うのも 含めると余裕で15年以上だと思います) 幼稚園から一緒にいる「幼馴染のうーちゃん」と私は 毎年お互いの誕生日を祝い合っている。 毎年お互いの誕生日の約一ヶ月前に 「今年はどうするよ……?」手練れのスナイパーのごとく 軽やかに要件を聞き

「ただいま!大欝から帰ってきたよ!」

大欝の最中に食事に誘われても、 家の外に出ることが苦痛なので、 どうにもいけない。 どれだけ楽しげに振るまえたとしても 頭の中は「早く帰りたい」でいっぱい。  食事も味がしないので、 一緒にいるから、 食べているだけでしかない。 「無」をムシャムシャと食らう。 食事をして、コミュニケーションをとって 普通に近づきたい。 ただそれだけのために、 雑音まみれのレストランで飯を食らう。 梅雨が近づくと、 どうにもいかん。 今年は対策が足りなかったのもあって、 いつも以上に

「クロミ」に対して真面目に語る

リュックサックに大きな人形を ついた女性が前を歩いている。 そのキャラクターがよっぽど好きなのか、 ハンドアルコールケースまでそのキャラクターで 統一されている。 私は今までそんなに好きだったキャラクターは いただろうか。 かわいいキャラクターといえば、 サンリオや、ディズニーだが、 特にグッズを買うほど好きなキャラクターは いないし、 でも、少し好きだなぁと思う キャラクターは、 おねがいマイメロディーの「クロミ」かなと思う。 マイメロのライバルとして、 デザイナ

「書くことは良い事なのかは分からないけど」

心が荒ぶれば荒ぶるほど、 私は現実の世界から離れたくなる。 そしてその結果、執筆が捗る。 結局の所、私にとって 「書く」は平和的で生産的な、 逃避行でしかない。 書かないという事が、 一番いいことなのかもしれないけど、 もう、人生において、 書く事が習慣と言うか、 お腹が痛くなったら、 トイレに駆け込むのと 同じ感覚にまで、なってしまった。 でも、逃避行先が、 あるってすごくいい事だよね。 私はあのまま、 逃げ込み先がどこにも無かったら、 どうなっていたんだろうな

「歪みの中で懸命に生きることにした」

「ご飯美味しいって感じる?」 「何しているときに幸せを感じる?」 「何してる時が喜びを感じる?」 こないだ、初めて 一緒に食事をした人から 聞かれた言葉だ。 食べることは好きだ。 それと同じくらい何もしないことも好きだ。 私は昔から文字を書く事が世間一般と比較して 苦手だ、 世間で良いと言われる文字からは、いつも歪んでしまう。 頭の出力速度に 指先が追いつかない。 書きたい文字と、書いてる文字が、 脳内で一致しない。 脳内でズレを感じながら文字を書かねばならない

「憂いは快楽だ」

人というものは社会を憂いたい生き物だ、 やれ年金だ、 やれ異常気象だ、 やれ最近の若者はと。 社会への見解は悲観的であるほど「売れる」 人は社会を憂いたい生き物だ、 社会を憂いば、 自分個人の生活を相対的に 楽観的に見られる。 一種の精神の自衛術だ。 「他人の不幸は甘い」 だけど、みんなそれを口には出さない。 ネットに書き込む。 それを口から発する事のできることが 社会への憂いだ。 知識人は皆「売れる」為に 社会に警笛を鳴らす。 これからもきっと変わらない。

「無自覚で真っ直ぐなバイオレンス」

いいカッコしか見せられない自分がいて、 出来ない自分を他者に認知される事が めちゃくちゃ怖い。 時々無自覚で真っ直ぐな 疑いのない価値観でぶん殴られると 立てなくなる。 悪気が無いからこそ、より みぞおちにどストライクしてしまうわけだ。 相手は全くの善意だから、 自分の歪さが、際立ってキツい。 分かり合えるのが当たり前で、 それを出来ない人は、 努力を怠ってると思われているのは、 聞いてるだけで、 わかる。 そうだよね。 分からないよね。 サボってるようにしか写

好きな本について語る「不良少年とキリスト」

あらすじ 「虫歯の主人公が歯医者の悪口を言いまくっていたら、 突然太宰治へのクソデカ感情の言語化に移り変わり、 生と死との話にぶっ飛ぶ話」 「原子バクダンで百万人一瞬にたゝきつぶしたって、たった一人の歯の痛みがとまらなきゃ、なにが文明だい。バカヤロー。」 最近文学者が現代に生きていて、 ツイッターをするならどんなことを書いて、 しまうんだろうと妄想することがある。 まず、鍵垢にしてしまうのか、 コメントは指定した人のみ答える設定にするのか、 ハッシュタグはつけるのか、

「紙の中で踊っていたい」

私は高校1年生の時に ドイツの女子高生と文通を始めた。 きっかけは 学校内での姉妹校同士の文通企画。 (学校同士の初めての企画で、 候補者はほぼ皆無状態だった) 「なんかおもろそーやん〜」 といつもの軽いノリで 何も考えず、即立候補。 そして 私たちは文通相手として出会った。 彼女をここではエマと呼ぶ。 エマは、私に日本語と時々ドイツ語で手紙を書き、 私はエマに英語と簡単なドイツ語で返事をした。 英語もドイツ語も 完璧には程遠い私は、 辞書片手に翻訳しながら 手

「幸せだと眠くなる」

今日は朝から夜まで、 目の回る忙しさだったけど、 すごく楽しかった。 いつもなら机でエッセイを書くんだけど 今日は布団の上で 扇風機の風に当たりながら ゴロゴロと書いてる。 楽しい事が起こると、 これをもっと続けたいと思う。 どうしたらこの時間が 続けられるのかな… 無くなったらやだなぁ… と考えながら、 楽しい時間を噛み締める。 今日は心がとても穏やかだ。 結局私が文を書く時は 書いて自分を落ちつけたい時が 大半なのかもしれない。 答えがわからなくて、 寂しくて

「好き過ぎて火傷しちゃう」

私は近日 衣装展にいく。 衣装展に行くなんて もう本当に何年ぶりだろう。 ずっと避けてた事だ。 あんなにファッションデザインが 怖くなって距離を置いていたのに 今、私の心はすごく ワクワクしている。 あんなに 方眼定規と、製図用シャーペンを 握るのが怖くて嫌で嫌で仕方なかったのに。 結局、私はやっぱり どうしようもないくらい 物作りが好きでたまらない。 好きだから故に 美しくない作品を作る 自分が許せなかったってのもある。 やれる事はやったけど、 時間が無かっ

「信じる」ができる価値

今日幼馴染と 結婚について話していた。 ここでは、 彼女の名前を「歌ちゃん」とする。 歌ちゃんの家庭は、 家族がうまく機能しているタイプの家庭だ。 だから、 歌ちゃんが、口癖のように いつも言っている 「男の人と結婚なんて絶対したくない」 という言葉をずっと聞いてきているのに 私はずっと信じられない。 本音を言ってしまえば、 信じるのが怖い。 本当に心から尊敬している人が 現れて、歌ちゃんが 惹かれていくことが、 とてつもなく怖い。 結局、私は親しい人が、 少

「裸でウニを投げつけられる」

作家としての「かが りねん」というアバター 作者や作品が炎上した時に、 これはアバターだからという意識があれば、 この炎上は作者としての自分であって、 リアルの自分には関係のないことだと、 割り切れる。 中の人のアバターの着ぐるみに入る バイトをしているイメージを持って作者として、 運営すれば 冷静に切り離して考えられるので、 炎上などで攻撃された時に自分の心のガードになる という話を聞いた。 これは、私は特に意識すべきだと思った。 でも、それと同時に、 「それって超

「宇宙兄弟と我ら姉妹」

私には妹が一人いる。 私たち二人をよく知ってる知人からは よく「真逆の姉妹だね」と言われる。 自他ともに認める 真逆の姉妹だ。 私は友人や知人と賑やかに過ごすのも好き、 だけど妹は一人で過ごすのがダントツ好き。 私は人と話すのが好き、 だけど妹は静かに過ごすのが好き。 私は旅行に行くのが好き、 だけど妹は自宅から出ないのが好き。 私は絵を描くのが好き、 だけど妹は絵を描くのが嫌い…… だと思っていた。 久しぶりに、 宇宙兄弟を読み返してみたら こんなに「私っ