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「憂いは快楽だ」

人というものは社会を憂いたい生き物だ、
やれ年金だ、
やれ異常気象だ、
やれ最近の若者はと。

社会への見解は悲観的であるほど「売れる」

人は社会を憂いたい生き物だ、
社会を憂いば、
自分個人の生活を相対的に
楽観的に見られる。

一種の精神の自衛術だ。

「他人の不幸は甘い」
だけど、みんなそれを口には出さない。
ネットに書き込む。

それを口から発する事のできることが
社会への憂いだ。

知識人は皆「売れる」為に
社会に警笛を鳴らす。

これからもきっと変わらない。

自分の価値観に自信が持てなくなる
事はたくさんあるから、
知識人に頼りたくなることは、
めっちゃあるけど、

この暗黙のルールは、
ちゃんと頭に置いておかないとね。

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