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珠洲

1月4日 夜 リビングで流れるニュース 震災の様子が流れてた。 輪島のあとは珠洲が映った。 TV画面のマップには2年前に泊まった宿の辺りに◯印が付いていて 映る街並みは、もうあの時のものではなかった。 泊まったお宿はどうなっただろうか。 海沿いだった。 きっと流され、潰れただろうな。 管理人の方、食事を出してくれた方は ご無事だろうか。 2日目に泊まったお宿のご主人と奥さん、可愛かった柴犬のわんちゃんは、どうしてるだろう。 2年前に見た数々の作品達は 崩れてしまった

    • 雨、夜、雷

      雨が降ってる。 雷も。 時折雷光が部屋に入る。 イヤホンを付けてても雨音がする。 _____________________________ [ まだ浸っていたいのね ] と言われた。 ぐうの音も出ないとはまさに。 でも、まだひと月半も満たないのだもの。 仕様がない。 信じてたものはあまりに大きく 何よりも何よりも尊かったのだから たったひと月そこら、数ヶ月そこらで隅に追いやってしまっては、 これまでの自分が、あまりに可哀想だ。 悲しくて仕様がないのだ。 毎

      • 夢を見る

        朝と夜 ずっとぐるぐる回っている。 もう死んでも構わない。 死にたいわけではないけれど この先楽しいんだとしても、別に… 結構、いや、もう少し遡ればかなり幸せだったから、このまま今さくっと終わって構わない。 今のうちなら、出来るだけ早く、薄れないうちに。 まぁ、例え話です。 抱えているものはいっぱいあるし 誰かを悲しませ苦しめる。 ただ、そういう ふわっと消えれるなら消えてしまいたい という思想が常に頭にあるというだけ。 世の中そういう人ばかりだと思う。 夜、寝

        • 連星

          19歳で免許を取ってから丸7年 免許を取った直後に一度運転して以来国道を走ることなく、エンジンの掛け方さえ忘れた。 週末に1時間ぐらいの練習から始めて 町内外周 往復1時間ぐらい走って珈琲と花を買ってみたり、 勿体ないなぁと思いながら1時間5,940円のペーパードライバー講習で街中を走ってみたり 夜の雨の中、急ぎじゃないもの買いに行ってみたり 夜は車少ないだろうから立体駐車場に入ってみたり そんなこんなで ちょっとずつ忘れた感覚と習ったはずの知識を掘り起こして、まぁ、人並

          archive 11.27

          箱に入れて また、箱に入れて 抽斗に入れて 遠くに置いても そこに仕舞ったことを思い出しては、一気に抑え込んだ感情が、あれもこれも溢れ出てくる。 わからない。 なにか、しょうがなかったのだろうか。 何がしょうがなかったのか。 しょうがないと諦めた先は いつまで経っても"しょうがなかった"と言い聞かせることになる。 わからない。 毎日顔をだす"しょうがなかった"をどう飲み込めばいいのか。 またひょっこり顔をだすのを、どうやって止めたら良いのか。 __________

          archive 11.27

          忘れたくない優しさ

          自作の中で特に好きな、特別気に入ってる作品を選ぼうとすると、 決まってどれも幸せな時のもの。 受けた幸せを返したかった時のもの。 多かれ少なかれ、人から与えられた自己肯定感と、注ぎ注がれた愛が溢れた時間が背景にある。 昨年から生み出したもの、今描いてるもの、 上手に描けても[これじゃない]感が拭えないのは、このせいだ。 忘れたくない優しさを形に残すのと 忘れられない痛みを排出するのとでは 出来上がったものの価値は天と地の差がある。 自分でつけてしまうこの価値の差は、多

          忘れたくない優しさ

          甚だ

          嫌いな人= 苦手なのに切り離せない人/避けようがない人 心底どうでも良いのに、必ず視界の端に現れ、平穏を妨げる人 自分の中で一つ新しい定義が根付いた最近。 嫌いな人が出来てしまうと こんなにも自分の事も嫌になるのか。 嫌いな人のために こんなにも汚い感情を抱えなくてはいけないのか。 嫌いな人のために こんなにも悔しい思いをしないといけないのか。 こんな事を考えてるのはこちらだけで 当の本人はのうのうと、何食わぬ顔でsnsを更新して、勝ち誇ったように過ごしている。

          遠景、芒野

          猫が死んだ。 火葬場に連れて行く。 海沿いを走った。 山はまだ良い。 ドライブで走る高速道路や 海沿い、青い小船は見たくない。 好きだったあの場所 大切な思い出の場所 思い出すのが苦しくなってしまって、 悲しいよりも、悔しい。 悔しい。悔しい。 忘れたくないのに忘れてしまいたい。 もう行けないだろうな。 もう、行きたくない。近づきたくない。 大好きなのに もう、行けないのだろうか。 猫が死んだ時にまでこんな事を考えてしまう 馬鹿げている。 まだまだ先は長いんだろう

          遠景、芒野

          境目

          苦手な人は沢山いる。 けど、嫌いな人を思い浮かべても、誰も浮かばなかった。 苦手な人は、初めから、心底どうでも良い。 ____________________________________ ひとつの物事に関して、人の数だけ解釈が飛び交う中で、自分はどれを信用するのか。 信用に足るものがあるか。 どうしてそれを、信用に足ると思うのか。 実は違ったんだ やっぱりそうか となった時、その納得は"それでも良い"なのか、 "どうでも良い"なのか。 その境界はどこだろう。 何を

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          勘違いをしてる方が楽だし嬉しい。 このまま勘違いしてしまおうか。 現状を思い返すと、 悔しくて涙が出た。 実際は何も変わってないんだ。 忘れてはいけない。

          先週投稿した記事2つ 翌日か翌々日かに消した。 何を書いたかぼんやりしか覚えてないけど、 あれらは残さなくて良い。 ________________________ ・好きなアーティストと仲良くなった ・新しい友達ができた ・山頂まで登った ・気になってた音楽家の演奏を間近で観た ・雷に打たれた ・[ Hassliebe ]  長く抱える感情の名前を知った _________________________ 10月終わりは得たものが多くて もう、外に出たくない。 な

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          noteを始めて1ヶ月と2日。 そのうちインスタにリンクを貼るつもりで始めたけど、全然載せれる気にならない。 知り合いが多すぎるし、 知り合いに見られるには正直に書き過ぎてるし 見られて平気な心持ちもまだない。 めんどうだな、全部。 めんどくさい。

          集積、微光

          寝る前に1枚ぐらい絵を描こうと椅子に座るも、 鉛みたいに沈澱した不安とか後悔とかが急に浮上してきて、救えない感情にぐるぐるする夜。 虚しいなと思う。 不貞腐れている自分に好感を持てるわけもなく、 自身を好きになれる日は遠いなと改めて実感。 ________________________ 紅いワンピースを買った。 冬だけど、リネンコットンのタイトめなシルエット。 形から入ってみる。 背筋が伸びれば良いな。 ________________________

          集積、微光

          驟雨

          予想外に嬉しいことが起きた。 少し良いこと。 ----------------------------------- 一晩明けるとまた気持ちは沈んでいた にわか雨 良い悪い、あるのだろうか。

          スプートニク

          スプートニク (Спутник) ロシア語で「付随するもの」という意味 転じて「衛星」、また、「旅の道連れ」「同伴者」(fellow traveler) __________________________ 写ってるのは飛行機ですが。 朝焼けの中を飛ぶ飛行機と薄い曇。 咄嗟に「スプートニク」という言葉が浮かんだ。 スプートニクの恋人 / 村上春樹著 読んだけど内容は忘れた。 スプートニクという言葉だけ、誤って覚えてる。 ____________________

          スプートニク

          朝焼けと夕焼け 日の出と日没 このふたつの時間だけを ずっと繰り返したい。 ________________________________________ 中途半端に開拓された町 鈴虫と車の騒音 やっぱり此処は、あんまり、好きじゃないな 似たような秋の空気に、好きだった場所と時間を思い出す。 いつかは、 朝焼けと日の出が真っ直ぐに見える、閑静な丘の上にでも住みたい。 ________________________________________ [何か、変わ