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Magic:The Gathering(ギャザ)記事まとめ

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note公式のMagic:The Gathering(ギャザ)マガジンです。 皆さんが書いてくださった素敵な記事をまとめていきます!
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2021年5月の記事一覧

MTGレガシー初心者デッキ研究 No.01 イゼットデルバー

はじめに 記念すべきMTGレガシーのデッキ初心者研究の一番目として、何にしようか迷いましたが、タイトルにある通り「イゼットデルバー」を選びました。理由としましては、主に以下の三つが挙げられます。   ①アグロっぽいので、戦略が比較的明確そう   ②コンボは動きが複雑そう   ③コントロールは微妙な枚数の差が説明が難しそう  ………かなり適当な理由に見えますが、気にせず始めましょう! デッキ名の由来 デッキ名の「イゼット」は「青赤」の色の組み合わせを意味します。 (※MTGの

Black Lotus on ebay

今回の記事は、 2021年の1月に海外オークション大手のebayで、 α版《Black Lotus》のPSA10が出品された際の、 落札される前の持ち主へのインタビュー記事。 https://www.hipstersofthecoast.com/2021/01/psa-10-graded-alpha-black-lotus-signed-by-christopher-rush-hits-ebay-auction-block/ これを和訳して少しわかりやすく注釈を入れてみる

【cEDH】ハパチラ(2020/9/8)解説

 大分前にmediumに投稿したもの(https://0gnv2hh.medium.com/61a25812d13b)をこちらに再投稿します.  再投稿する理由は(https://note.com/0gnv2hh/n/n3155fca35246) ---  Hapatra, Vizier of Poisons / 毒物の侍臣、ハパチラ  令和2年9月8日の最新のリストと簡単な解説です.  新々ゼンディカーの情報が公開されていく中で「一度デッキを見直したいな」という気持

STX 創始ドラゴンの使用状況のまとめ

おっす! かいぱんです。 モダンホライゾン2すごいですね!(←語彙力) プレビューの途中ですが、 モダンは環境が一変、レガシーでも既存のメタにかなりの影響はありそう… いまはデッキ構築の妄想を勤しむようにしよう… さて、今回の記事は筆者の大好きなドラゴンの新たなサイクル、 ストリクスヘイブンの創始ドラゴン達について、 発売1ヶ月が経ち、各環境でどのように使われているのかを、 調べたものをパッとまとめてみました! (リストは参照で持ってきています…ご容赦ください…) ■

アリーナ・オープンから感じるeスポーツ化の可能性。

 昨今マジック:ザ・ギャザリングがeスポーツ化に失敗したという記事を多く目にする。マジックプロリーグの廃止に伴い、カードゲームのeスポーツ化の困難さが露呈した形となったからだ。そんな時勢に、真逆のeスポーツ化の可能性を感じさせる経験をしたので、記事にしたいと思います。  eスポーツにしろ、スポーツにしろそのプロが成立するかどうかは、観客が十分いるかどうかだ。観客がたくさんいればどんな企業でもそのスポーツチームのスポンサーや大会のスポンサーになり、自社の名前や製品を宣伝したい

【EDH】5000円環境最強??! 5KEDH 世界を彫る者、ファイラス

 今回は私のEDHメンバーN氏のデッキを拝借した。  N氏のコメントをまず紹介したい。  『歯と爪』から『孔蹄のビヒモス』と一緒に出たり、『威厳の魔力』と一緒に出たり、普通に終盤ぽろっと出てきてフェッチを切られるだけでめくってくるようなEDH常連(うちの卓だけ?)の『ゼンディカーの報復者』。  CIPで基本土地の数だけ植物を出し、上陸で植物に+1/+1カウンタを4つ置く5/5のエレメンタル。つまりこいつは実質伝説の『ゼンディカーの報復者』なのである。  先に言っておこう、

イゼット巨人デッキ

ここ1週間くらい、青赤の巨人デッキで遊んでいて、ミシックランクでも5割程度は勝てるので多分ミシック到達までも使える程度にはなりました。(私はオリジナルデッキで5割勝率なら良いと思っています) まだ調整途中ではありますが、ここらで一度まとめておこうと思います。 土地 24 冠雪の島 3 冠雪の山 9 凍沸の交錯 4 河川滑りの小道 4 寓話の小道 2 移り変わるフィヨルド 2 クリーチャー 21 義賊 3 砕骨の巨人 4 氷結する火炎、エーガー 2 結晶の巨人 4 玄武岩の

5/28 自宅でFNM:全知 FNMイベントの中で一番の虚無

1.自宅でFNM:全知 とはみなさん、こんにちは。クソフォーマット愛好家の砂抜です。自宅でFNMのイベントである、全知について語ります。 今回のルールは構築済みのデッキを用いて戦います。各プレイヤーは《全知》の紋章を持ち、初期手札3枚、初期ライフ10です。これに加えて、《法の定め》の紋章を今回は持ちます。これにより1ターンに1枚しか呪文を唱えることが出来ません。 参加費は無く、2勝するとレアカードがランダムで2枚手に入ります。 2.何故虚無なのか デッキは全部で140

《学生の代言者、マビンダ》デッキを研究する!♯1

 2年前に発売されたマジック:ザ・ギャザリングのエキスパンション「灯争大戦」の発売と同時に現れた「ボロスフェザー」デッキ。登場後「日本選手権」などの大きな大会で入賞するなど、その強さはまだ記憶に新しい。そんな「贖いし者、フェザー」の再来といわれるカードがある。「学生の代言者、マビンダ」だ。ポテンシャルこそ多くのプレイヤーが認めているものの、あまり良い結果を残したり、使われているところを見たことがない。  そんなマビンダさんなんですが、なぜかワイルドカードも使わず、シールド3

URデルバーに対するモダホラ2の影響

モダホラ2のプレビューが進み、普段愛用しているURデルバーに採用できそうなカードがいくつも出てきたので思考の整理のために考えをまとめていく。 1.ドラゴンの怒りの媒介者 自分がモダホラ2で最も期待しているカード、通称赤デルバー。昂揚を達成することで3/3飛行(強制攻撃)とデルバーの裏面とほぼ同等の性能となるため、赤デルバーを採用することで実質8デルバーが可能となる。 ◆良いところ ① デルバーの最良の動きは生物を展開しつつ、カウンター・火力・不毛で妨害していく動きであるた

ヤソ対J-SPEEDが忘れられない-カードゲームのeスポーツ化は不可能なのか-

皆さんこんにちは。 今回は僕が趣味として毎日楽しんでいる「Magic : the Gathering」について語っていきたいと思います。 というのも、 最近次のようなアナウンスが公式から発表されました。 MTG界隈以外でも話題になっている大きな発表。 要するに、「給料下げるし、イベントも減らすわ。思ったより人気なかった。」というような内容。かなり大雑把な解釈なので、厳密には異なるのですが・・・ この発表が波紋を呼んでいるわけです。 そして皆口を揃えて言い出します。

家族と遊ぶ統率者2021

こんばんわ。 ManaCapsuleの黒の信奉者です。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか? さて、今回の話ですが GW中に妻とMTGで遊んだことについて書こうと思います。 実戦で役に立つ内容は皆無ですがほのぼのした雰囲気が伝われば幸いです。 妻のスペック: ゲーム大好き(最近はモンハンライズとウマ娘にご執心) TCG経験あり(デュエルマスターズを4年くらい) 負けず嫌い(勝つまでやるというより負けると盛大に悔しがるタイプ) ことのはじめ発端は"ストリクスヘイヴン"と

【祝】なんか小さくてかわいいやつでレガシーリーグ5-0【MagicOnline】

それは社会人にとって何よりも貴重な土曜夜のゴールデンタイムを消費する地獄のイベント、レガシーチャレンジに参加して0-3ドロップという屈辱を受けた翌日の出来事だった。 ゴミみたいな休日の過ごし方 ボロボロになっていた僕はヤケクソ気味に新デッキを構築する。それは新デッキというにはあまりにも旧態然とした、新元号を小馬鹿にしたような昭和の構築だった。例えるなら、なんか小さくてかわいいやつ― ちいかわブレード誕生秘話 時を戻そう。これは、直前のレガシーチャレンジで青緑オムニテルが

MTGArena構築(BO1)で初心者が考えたこと

どうもみなさん初めましてshiroと申します。 今回はMTGというゲームに20年ぶりに復帰して2か月でミシック帯に到達するまでに考えた事をつらつらと書いていけたらなぁと思います 戦う上でまず考えるのがデッキ構築、MTGをやっていたころは緑単ストンピィを愛用していたため、多色で組むということはほとんど考えておらず 好きなカラーである、赤・緑の二色をメインに使おうとゲームをスタートしました。 幸い、僕自身MTGを少なからず経験していて、他にも別のデジタルカードゲームをやっていた