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5/28 自宅でFNM:全知 FNMイベントの中で一番の虚無

1.自宅でFNM:全知 とは

みなさん、こんにちは。クソフォーマット愛好家の砂抜です。自宅でFNMのイベントである、全知について語ります。

今回のルールは構築済みのデッキを用いて戦います。各プレイヤーは《全知》の紋章を持ち、初期手札3枚、初期ライフ10です。これに加えて、《法の定め》の紋章を今回は持ちます。これにより1ターンに1枚しか呪文を唱えることが出来ません。

参加費は無く、2勝するとレアカードがランダムで2枚手に入ります。

2.何故虚無なのか

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デッキは全部で140枚とサイドボード7枚の147枚のデッキです。

今回はストリクスヘイブン後の初の全知フォーマットということで履修や講義カードを使った構築となっています。

今までの全知はキャントリップ系のカードを使い続け、1ターンにどれだけ動けるかのゲームでしたが、今回は《法の定め》があるため、カード1枚でどれだけ損しないか、相手に損をさせるかのゲームとなります。

デッキリストを見ても、なにがなんだが分からないと思いますが、今回はカードパワーが全体的に低く、盤面が止まりやすいです。また、相手のターンにインスタントで動くことがとても重要で自分の手札をいかに消費していくかが大事となります。

やっているとだんだんわかっていくのですが(そもそも普通の人は10勝以上しないのでは?)相手のインスタント除去などを把握することが大事になっていきます。

このフォーマットがなぜ虚無かというと、全知にあった派手さが完全に失われてしまっているからです。

全知はその名の通り、全知全能を体現しているエンチャントです。

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これをもつプレイヤーは全ての呪文を自由自在に操り、派手にゲームを終らせます。《引き裂かれし永劫、エムラクール》など代表格ですね。

今回は予め用意されたデッキで戦うルールなのですぐに勝ちとなるカードは入っていませんが、以前の全知ルールはドローを回し、全体除去以外では完全に返されないような盤面を先手1ターン目に用意することなどもできました。

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今回はこの紋章をもつ所為で、プレイヤーは全知を与えられながら、法に従わざるをえません。

せっかく特殊ルールで全知全能になれ、だれでも最強を体験できるルールなのに法に従わないといけないのでしょう。デッキそのもののパワーも低く、コンバットを上手くやり、良い引きをし、良いプレイができたプレイヤーが順当に勝つだけの全知全能とは一体何だったのか、というフォーマットに仕上がってしまっています。

確かに今までの全知は1ターン目に《思考のひずみ》をうたれ、為す術もなく散っていくことも多々ありました。ですがそれはお互い様であり、笑いながら済ますこともできるフォーマットでした。

ウィザーズはそういうことを嫌ったのでしょう。結果的に全知は法に従うことになり、以前あった爽快感やはちゃめちゃさを失い、ただのレアカードを2枚貰うだけの悲しいイベントとなってしまったのです・・・・・・。

3.どうやったら勝てるのか?

こんなクソフォーマットでも、真面目に勝ちたくなってしまうのが愛好家です。今回も真面目に勝つための手段を真面目に考えました。

それがこれです

神頼みです

​構築済み、全知、法の定め。

あらゆる事を考えた結果、全ては神に委ねると言う結論に至りました。

全知を与えられたが、法に縛られてしまったプレインズウォーカーは別の神に頼ることになってしまうのは悲しい定めですね・・・・・・。

少しだけ真面目な話をすると、デッキの全てを把握し、どのインスタントがどの場面で一番有効に使えるのかを理解するのが一番強くなれる方法だと思いますが、相手の手札や自分の手札に大きく依存するため、あまり意味がありません。

構築済みを多く遊んでいるプレイヤーならなんとなく理解できると思いますが、これは150枚近いプールを理解し、そこからさらに全知を与えられるので覚えるだけ虚無です。

とりあえず、10勝しましたが虚無のひとになってしまいました。やめましょう。

4.おわりに

クソフォーマット愛好家の砂抜さんですら、さじを投げ出してしまいそうになるクソ加減でしたが、みなさん2勝だけはやりましょう。それ以上は異常者以外はやらないでおきましょう。考えるのもオススメしません。

これからモンハンのアプデを楽しんで中和しようと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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