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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2024年4月の記事一覧

今日のジャズ: 4月24日、2024年@ブルーノート東京

Apr. 24, 2024 "CHILDREN OF THE LIGHT" By DANILO PÉREZ, JOHN PATITUCCI & BRIAN BLADE at Blue Note Tokyo ジャズジャイアントのテナーサックス奏者、ウェインショーター晩年のリズムセクション三人の名手が集うというので、ブルーノート東京に足を運んだ。大好きなドラマーのブライアンブレイドは複数回、ベースのジョンパティトゥッチは一回、観に行った事があったが、今回リーダーとなるピアノのダ

"PRISM / Community Illusion" (1981) + LIVE ALIVE

[ FUSION DISC GUIDE ] 新装版発行で差し替えられた幻のアルバム評です。 詳しくはこちらでお話ししています。 収録曲 M1 Open The other Box M2 Community Illusion M3 Memory Of The Moment M4 O-Ni-Go-Tsu-Co M5 Don't Take It Away From Me M6 Anyway You Want M7 From The Beginnings 参加ミュージシャン 和田

【ライブレポ】2024/04/09 小曽根真&アンドレ・メマーリ@サンパウロ

4月9日、小曽根真&アンドレ・メマーリのデュオ・コンサートに行ってきました!お二人とも世界で活躍するピアニストです。 実は小曽根さん、2022年にも来伯されています。 その際はサンパウロ市で開催された国際ピアノフェスティバル(FIP Jazz)に出演後、特別公演として同市の東洋人街リベルダージにあるブラジル日本文化福祉協会ホールで演奏を行いました。 アンドレ・メマーリはブラジル人のピアニストで、昨年日本公演を行っています(何度か来日しているはず)。 今回は「TUCCA」と

僕のレコード棚 ⑪〜⑳

これは僕がThreads,Facebook,Xで日々アップしているレコードについての投稿をまとめたものです。 ⑪ジャンルって 『菊地雅章 / Susto』 現在のJazzとジャンル分けされる音楽の定義ってのは正直僕にはわかりません。グレン•ミラーとロバート•グラスパーが一緒のジャンルにまとめられてしまうのはなかなか無理がある気がします。 菊地雅章さんの『Susto』の"CIRCLE/LINE"なんて当時どんなジャンルに分けられたんだろう?1981年リリースだし、お堅い評

ウォーキング・ベース・ギター完全攻略!③ 『ベースラインの形成 - ワン・コード編 -』

今回の音楽解体新書では、ジャズ・ベーシストのポール・チェンバース氏の実際の演奏ラインを元に、『2小節を1つのコードのみで演奏する法則』や、『リズムの変化と多様性』などにも触れていきたいと思います。 本教材では… ⑴『ポール氏の演奏傾向から捻出した7つのリズム・パターン』 ⑵『ポール・チェンバースのフル・トランスクリプション』 ⑶『約56分の解説ビデオ』 上記の教材が付属します。 これまでの記事も参考になると思いますので、是非そちらも併せてお楽しみいただけると嬉しいです。

¥400

『LIVE観戦記』山中千尋@ブルーノート東京20240421

憧れのブルーノート 実はブルーノート東京に行くのは今回が初めて。 Jazzの殿堂。日本で一番の舞台はどんなところなのか、期待に胸を膨らませながら会場に向かうと見えてきたのが カッコいいですねー。これだけで痺れました(笑) 入り口にはもちろん今日のお目当て、山中千尋さんのお写真が。 中に入ると 地下へ降りる階段に数々のJazzの巨匠達の写真が大きなパネルで!数々の歴史を作ってきたブルーノート。本番NYの伝統と歴史に圧倒されますし、このステージに立つという事の重みを感

R&B SOUL JAZZ

私が思うJAZZのイメージは即興でピンポイントでメロディがいいとか、大人の音楽。難解なイメージ。 しかし、私はHip Hop出身で好みはBeatが一定でHip Hopみたいな JAZZ、果たしてあるのだろうか? 出会い 90年代〜2000年頃は日本のHip Hopの先駆者のMUROさんやZEEBRAさんやYOU THE ROCKさんや雷やTWIGGYさんなどを聴いていました。 2000年以降はShing02さんを聴くようになり、海外で活躍する日本のアーティストをよく聴い

what a wonderful worldとはこういうことか

2024.4.12 新開地のcafe kitchen aiaiにて、「Classic Jazz L ive 2024 Hajime&Oji feat. Yoichi Kimura」春のクラシックジャズライブ2024に行って参りました。 終演後に「あゝ人生とは素晴らしい!」と思わずにいられないライブになった。 古き良きクラシックスジャズでありながら洗練された演奏。はじめさんのピアノもおおじさんのドラムも軽やかな中に熱がある。耳に心地いいけど決してBGMにはならい音に対する

やっぱりホテルに”JAZZ”は似合う

”JAZZ”を殺したのはBGMである。 私もこの意見に一定の賛同を示す人間ではあります。 確かに日本ではどこに行ってもBGMが流れている環境なのかもしれない。 そしてBGMと言えば猫も杓子もJAZZが流れている環境はいかがなものかと私もそう思う。 そんな時であるJR九州ステーションホテル小倉に新しいクラブラウンジのようなスペースを作るという話が浮上し、その空間をどのようなものにするかというブレストの場に参加させていただいた。 JR九州ステーションホテル小倉のラウンジ

ジャズ記念日: 4月22日、1997年@シャンゼリゼ

Apr. 22, 1997 “Medley of my Favorite Songs” by Michel Petrucciani at Théâtre des Champs-Elysées for Dreyfus (Au Théâtre des Champs-Elysées) 四十分近くにわたって休み無く繰り広げられるジャズのソロピアノ、演奏者側からすると一人で弾き続ける創造力の引き出しの多さを始めとする力量・技量・体力が試されるが、それを最後まで聴き続けられるかという聴

【ライブレポート】2024.4.14@梅田ニューサントリー5

みなさん、こんにちはトランペットパートの伊藤です。 4月となり春らしく…と言いたいところですが、 春を飛び越して、なんだか初夏を感じる季節になってしまいました。 お昼間の暑さにびびり、でも夜は思いの外ひんやりして何を着たらいいんだか… 鏡とクローゼットを行ったり来たりする、そんな私の今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今日は、先日行われたニューサントリーファイブでのライブレポをお届けします。 セットリストはこちら。 【1st】 1.Easin’ It

ドミナントのコードファンクション

コードファンクションについて普段から意識しているでしょうか?コードファンクションとは「コードの機能」で、「あるキーにおけるそのコードの聴こえ方」の事です。 例えばCメジャー・キーに於いてCmaj7は落ち着いて聴こえるので「トニック」、G7はトニックに進みたくなる響きなので「ドミナント」となり、このコードファンクションは西洋音楽的な調性感が基になっています。 クラシックではより厳格な理論で転回形なども分類されていきますが、ジャズやポップスではこれらは一括りにされることも多い

【名古屋コンサート】トラブルで一時は中止の危機に!?でもおかげさまで満員御礼!?なライブレポート

どうも、こばやちです。 2024年4月13日(土) 名古屋のミュージックホール奏さんにて、ピアノのソロコンサートを開催させいていただきました。 大変多くの方からお力添えをいただきまして、今回のコンサートも無事終了することができました。 遠方から足を運んでくださった方々、オンラインライブ配信のご視聴いただいた方々。 本当にありがとうございます。 おかげさまで、今回のコンサートも『満員御礼』でした・・・!! なお、このnoteはコンサート当日までの出来事を振り返りな

台湾のジャムセッションスポット(2024年)

一年前に同じタイトルの記事を書きましたが、この間に、いくつかのお店が閉まり、また新しくジャムセッションを始めるお店が開店しています。 情報更新の記事です。 【台北】 台北にはたくさんのライブハウスがあり、ミュージシャンも多いので、毎日の様にジャムセッションが行われています。レギュラーのもので、毎週火曜日/木曜日/金曜日/土曜日にあり、それ以外にもイレギュラーなジャムセッションが何カ所もあります。 ジャムセッションを主体にしている、Jazz Spot Swingの様なお店も