島 裕之 Hiroyuki Shima

台湾で建築コンサルタントの仕事をしている建築士です。仕事のかたわら、台北のジャズライブ…

島 裕之 Hiroyuki Shima

台湾で建築コンサルタントの仕事をしている建築士です。仕事のかたわら、台北のジャズライブに頻繁に足を運んでいます。 ほかにも、街歩き、ハイキングと本屋巡りなどを楽しんでいます。

マガジン

  • 僕の好きなレストラン・カフェ

    台湾に住んで丸6年になりますので、会社の会食やプライベートでの食事、お茶などでたくさんのレストラン・カフェに足を運んでいます。それらのうちいくつかはあまりメディアで紹介されていないので、参考に紹介してみます。あまりグルメではないので、あくまでも個人的に面白いと思ったお店の紹介です。

  • Piano Lesson

    普段のレクリエーションとしてピアノ演奏を楽しんでいます。そして、こんな曲をやってますよと機会があれば紹介しようと、YouTubeのチャンネルを作りいくつか動画を録画しています。そのうち比較的上手くいっているものをここでも紹介します。

  • 台湾の面白い建物

    僕は台湾の設計事務所で働いたこともあり、日本の設計事務所で台湾の建築師とJVを組んで一緒に設計業務に臨んだこともあります。そんなことから、台湾の現代建築をとても興味深く見ています。それで、暇をみては台湾のあちこちの面白い建物を見学に行ってます。 そんな中でも特にこれは面白いと思ったものをNoteで紹介します。日本では現在建築デザインが非常に保守的になっていると思いますが、台湾ではたくさんのおおらかなデザインの建物が実現しています。

  • 学生時代のヨーロッパ旅行

    僕は大学3年生の終了時、一年間の休学をして、そのうち半年をアルバイト、そして残りの半年でイギリスへのワーキングホリデーとヨーロッパ旅行をしました。この旅行をしたことは、その後の僕の人生を大きく変えてしまいました。 既に40年近くも前のことになりますが、大学の時に実行したこの旅行のことを紹介してみます。

  • 我如何學中文?

    僕の大学での専攻は建築でしたので、中国語の勉強は大学を卒業してから始めました。当初は社会人向けのコミュニティーカレッジで学び、それではなかなか上達しないので台湾の輔仁大學に半年の語学の勉強に行っています。その後、台湾で就職したり、日本で台湾/中国関係の建築プロジェクトに関わったりしながら中国語を学んできました。 ですので、大陸の羅馬拼音と台湾の注音符號のどちらも学びましたし、そのメリットデメリットも比較的よく分かります。多くの台湾人が注音符號で中国語を学ぶ方が正確な中国語を学ぶことができると言いますが、それにも一理あると考えています。 日本人が話す中国語を聞いていて、こんな風に勉強したらとか、こんな風に理解したらと思うことがいろいろありますが、専門ではないので折に触れて話題にするくらいです。そんな内容ですが、参考になることがあるかもしれないと思い、このノートに書き記しておこうと思います。

最近の記事

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Bluenote Taipei、50周年対談

2024年6月、Bluenote Taipeiの創立50周年ということで、創設者の蔡さんとサックス奏者の楊曉恩老師との対談がありました。蔡さんが往時の出来事を語り、楊さんが司会進行役という対談でした。 一時間半のお話は、台湾のジャズの歴史を語るとても面白い内容でしたので、ここで紹介します。 文章は、蔡さんの話す一人称として整理しています。 ジャズに親しむ 子供の頃、カッコいい音楽というのは軍楽隊の音楽でした。そのため、各地の中学校に管楽器のクラブがありました。そこでトラ

    • 山の中のカフェ

      私的カフェリスト、第二弾です。 僕は、普段のレクリエーションとして月に2、3回のハイキングをしています。そうすると、思ってもいない山の中にカフェを発見することがあります。普通の観光ではなかなか行くことができないかもしれませんが、台湾の山の中にはこんな隠れ家的なカフェがたくさんあるので紹介します。 ハイキングの最中に、山の奥深くでコーヒーが飲めるって、とても台湾らしいです。 風行咖啡觀光農園 5年前、台北の陽明山をターゲットに山歩きをしてみようとGoogle Mapを眺

      • 千言萬語

        Amanda Chenの雅痞書店でのライブにゲスト出演させてもらった時の映像です。 レパートリーにはあった曲ですが、人前で演奏するのも、彼女と合わせるのも初めて。それにしては、破綻なく演奏できたように思います。  ヴォーカル:Amanda Chen

        • 【台湾の面白い建物】中華民国総統府

          中華民国総統府は、日本統治時代の台湾総督府の建物をそのまま使用している、中華民国の行政府の建物です。 この建物は、普段も見学することができますが、月に一回、週末の業務のない日に、さらに広い範囲の見学ができる様になっています。(ただし2024年7月現在、改修工事中で見学は中止になっている模様。)僕は、2018年と2023年にこの見学ツアーに参加しました。 2018年の時には、総統府の中で台湾語の歌手がミニライブを開いていました。このことは、中華民国総統府にとって画期的な事件だ

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        Bluenote Taipei、50周年対談

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        • 僕の好きなレストラン・カフェ
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        • 台湾の面白い建物
          52本
        • 学生時代のヨーロッパ旅行
          24本
        • 我如何學中文?
          21本
        • 明清交代人物録
          52本

        記事

          学生時代のヨーロッパ旅行(その二十四、イタリア)

          ザルツブルクからは南下して、またイタリアに入りました。オーストリアとの国境からほど近いところにトレントという街があります。ここにいる友人を訪ねました。 Elena Pandini 僕はこれまでにイタリアで3つの街で友人のお世話になっています。Lago Maggiore、ジェノヴァ、フィレンツェです。皆とてもよくしてくれ、珍しい日本の友人を歓迎してくれました。しかし、ここトレントでは、女性の友人Elena Pandiniが自宅に泊めて、家族同様にもてなしてくれました。女性だ

          学生時代のヨーロッパ旅行(その二十四、イタリア)

          漢字の勘違い

          中国語と日本語で、異なった漢字を使う表現をピックアップしてみました。何故こんなことになったのか考えるのも一興です。 卓と桌 日本語では"卓球"と書きますが、中国語では"桌球"になります。中国語のこの"桌"の文字は日本語の当用漢字にはないので使えないのでしょう。しかし、中国語でテーブルは"桌子"なので、"桌"の文字を使うのが本来なら正しいはずです。日本語では"食卓"も、"卓"の字を使ってますね。 "卓"の文字は"卓越"などという用法があるように、"他より優れている"とか、

          【明清交代人物録】洪承疇(その二十二)

          南明の最初の政権、弘光朝はこの様な王朝でした。組織的に、既にまともに清朝に対応することはできないような体制です。それに輪をかけて、彼らはこの北方で起きている事態に対して大きな判断の間違いを犯しています。そして、この王朝は何ら打つ手もなく崩壊していきます。 誤認 弘光朝が成立するのは、農民軍である順軍が北京で崇禎王朝を崩壊させたあとです。それまでの過程で、南方における明朝の主要な敵はこの順軍でした。江南地方から北を眺めた時に、明王朝と争っていたのは順軍であると見えたでしょう

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          【台湾のジャズライブ】Michael Wang Quartet feat. Rit Xu

          2024年6月、前回紹介したMichael Wangのカルテットの演奏がありました。このカルテットは既に2年ほども継続的に演奏しているアンサンブルで、2023年新作アルバム"My Influence"を発表しています。そして、この作品は台湾の2024年度金曲獎のノミネートを受けています。このカルテットは、台湾でも屈指の実力派だと思っています。 今回のライブでは、オリジナルメンバーのドラム黃子瑜が多忙のため、Gabriel Hahnが新しいメンバーとして加わっていました。また

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          コーヒーの美味しい台湾のカフェ

          僕は台北に住んでいますが、あまり中国茶は飲みません。もっぱらコーヒーばかり飲んでいます。休みの日は家でエアロプレスで、外に出るとラテかカプチーノを飲んでいます。 好きなコーヒーのタイプは、濃厚な味でも苦みのない、濃くのあるもの。今まで飲んだ中で一番好きなのは、昔神田にあった"Obscura"のマキアートです。 その様なコーヒーの好みの人間が選ぶ、台湾の美味しいコーヒーのお店の紹介として読んでください。所在地は、僕の生活圏である台湾北部を主にしています。 【九日咖啡】 九

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          学生時代のヨーロッパ旅行(その二十三、オーストリア)

          ウィーンでは、ユースホステルで面白い出会いがありました。そして、その後オーストリアのもう一つの音楽の聖地、ザルツブルクに向かいました。 ユースホステルで日本の建築士夫婦に会う 僕のヨーロッパでの旅は、イギリスのファームキャンプで出会った友人を訪ね歩くものだったので、普段日本人と会うことはありませんでした。ですので、今思うと日本語を話すことがほとんどない旅でした。その分、大量の手紙を実家の両親宛に書いています。この記事も、その手紙を元にして書いています。 しかし、ウイーン

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          【台湾のジャズライブ】吳妍萱 《獨演。場 II》

          吳妍萱の演奏する"Cube"というバンドのことを以前紹介しました。話をしていると普通の台湾女子なのに、演奏に入ると鬼気迫る、神がかった状態になるこの古箏奏者が、今度は電子楽器を使いソロの演奏をするというので、中壢の大河壩小書店に行ってきました。2024年6月のことです。 吳妍萱 吳妍萱は、初めピアニスト林亮宇とのデュオ演奏、次は琵琶と中国の打楽器とのトリオの演奏を聴いた古箏の奏者です。中国陝西省の古箏の大家のところまで行って留学をして、中国伝統音楽の研鑚に努めています。

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          台湾有事

          前回"朝鮮半島有事"の文章で書いた様に、軍事的な意味での危機は、台湾海峡よりも朝鮮半島の方が格段に高いと僕は考えています。それは、軍事的にも外交的にもです。 しかし、マスメディアで騒がれているのは専ら"台湾有事"ばかりです。僕は、これは何らかの政治的なバイアスがかかっているからであろうと考えています。今回はそのことについて書きます。 「台湾有事は日本有事」と言い始めたのは安倍晋三元首相と言われています。台湾の安全保障と日本のそれをリンクさせようという様な、この言葉の意図は

          Footprint

          2024年6月、Sapphoのジャムセッションに参加。"Footprint"を演奏させてもらいました。プロのミュージシャンと一緒なので、とても安心して演奏できました。 だいぶ弾き込んだので、諸々落ち着いて対応できましたね。  ベース:池田欣彌  ドラム:馬仕函

          【台湾建築雑観】設備工事のトラブル

          台湾では、設備工事に関するトラブルがとても多く、いくつかの内容は日本ではあまり遭遇することのない問題です。 ここでは、僕が自分で経験した、或いは友人の相談を受けた、具体的な設備工事のトラブルを紹介してみます。 1) キッチンが水浸しに 2年ほど前、台南で働いている友人が連絡をしてきました。設備工事のトラブルに巻き込まれているのだが相談に乗って欲しいというものです。 彼女は、比較的古いマンションの3階に住んでいました。およそ築20年は経っているだろうと言っていました。この

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          台北でスマホ紛失!

          2024年6月、勤務中にスマホを紛失してしまいました。幸いなことに、四方手を尽くしたところ、スマホは無事に手元に戻ってきました。 既に一件落着していますが、台湾で似た様なことがあった場合の参考になるかもしれないので、記録として報告します。 木曜日:スマホ紛失 木曜日に、仕事場の台北駅前から、工事現場事務所のある敦化北路までタクシーに乗りました。その際リュックサックと一緒に、手持ちでノートブックコンピューターも持参しており、荷物がいっぱいの状態でした。タクシーに乗っている間

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          「山と渓谷」、台湾特集

          2023年9月、台北ハイカークラブの曽根さんから、日本の雑誌「山と渓谷」の取材があり、陽明山に登るのだが一緒に参加しないかとお誘いがありました。僕はこの台北ハイカークラブのイベントにはよく参加していて、日本人が台湾に来るなら取材の手助けができるかもしれないと思い、このハイキングに参加することにしました。 陽明山、七星山ハイキング 当日、集合場所は陽明山の最高峰七星山の麓、小油坑のツーリストインフォーメーションでした。僕は山登りのスペシャリストの同僚と、日本人と友達になりた

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