日々あふれる感情に理由を添えて元気になる
と冒頭から疑問を呈しましたが、今日はそれがテーマのお話です。
仕事のコツにも通じるのでそちら向けに書き留めます。新社会人のみなさまもご参考になれば。
何かをしたら何かの感情が湧くこと
人は日常生活の中で大小とりまぜてとても多くの判断をしているそうです。その数は何千回とも聞いたことはありますが、そんなに外れてない気もします。それもそのはず、一生懸命考えた後は頭に疲れを感じるし、ちゃんと休めば回復するからです。
その判断をしている傍らには必ず自分の感情が湧いています。自分が意識する・しない、気づく・気づかないは別にして、何らかの感情は判断と共に存在するということです(どちらが先かはここでは置く)。
判断と共に湧き出てくる感情に気づけばとても良い結果につながります。
湧き出た感情こそが自分の拠り所であること
私はその「湧き出た感情こそが自分自身」であると考えます。だって、その瞬間だけは他者には一切邪魔されずに自身が生みだせた感情だからです。そういう意味で私はよくまわりに「どんな状況下でも感情は否定してはいけない」と言っています。
どんな人でも湧いた感情はその人自身。そしてそれが拠り所の原点なので、この認識を持ってみてください。
湧き出た感情は自分で育てること
自分から出てきた感情は植物で言えば小さな芽みたいなもの。そのままではいずれ枯れてしまいますが、自身で気づきそれを育てることで大きな花が咲くように感情も膨れ上がります。
育てるにはその感情にたいして、「なぜ生まれたの?なぜそう思うの?」を繰り返し聞いてあげることです。そうすることで自分の感情に理由が添えられて立派に成長していきます。
育てたあとは摘み取ること
しっかり感情が成長したら、そこから今の自分が本当に必要なものを摘み取りましょう。なぜそう思ったか?を繰り返していくと自分自身の本質を見ることができます。自覚した自身の本質を受け入れるのか、拒否するのか?も自分自身で決めれます。
受け入れたら自身の成長につながって前進できます。
拒否したら今の自分自身を守ることができます。
どちらを選択しても、自身の選択の結果を受け取るのは自身なので、正解です。
摘み取ったら余分なものはそぎ落とし、次の感情の種をまくこと
自分の本質を摘み取れたら余分な感情は、次いの感情が湧いてくるための種として自分の外に出してください。そぎ落とした感情には考えを向けないようにするということです。
人は何回も何回も判断を繰り返すので、何回も何回も感情が湧いてきます。同じような感情も出てくるだろうし、まったく違う場合もありますね。何回も湧いて出た感情に向き合うので余分な感情には振り回される必要はありません。
こう考えていくと、結果として元気が出てきます。
やることは簡単。「なぜ自分はそう思うのか?」を手を変え角度を変え自身に問い続けること。あまり立ち止まり過ぎるのはよくないですが、感情が湧いたことに気づいたら2~3回は自問自答してみるといいかもしれません。
みなさまの自身の感情の源泉が豊富でありますように。