美術作品展で思ったこと。
美術学校の作品展にお呼ばれして、ゲスト審査員という大役を果たしてきた。校内選考を通過した約30点の作品の中から各審査員が2作品を選び、グランプリと優秀賞を決めるという仕組み。久々に心から悩んだ。吐きそうだった。作品に甲乙をつけねばならないという審査員としての重圧。これはなかなか厳しい戦いだ。なぜなら全部いいからだ。全部いい。以上。これで終われば世話はない。でもどうしたってそれは作品に対する一定の評価をするということも教育の一環でありましてーあーでこーでということで私はしみじみ