田中泯が山梨県の農村地域で起こしたアートムーヴメントを顕彰する展覧会のキュレーターは名和晃平
千葉県市原市の市原湖畔美術館で「試展―白州模写」と題した展覧会が開かれています(1月15日まで)。この展覧会、ゲスト・キュレーターが何と気鋭の現代美術家の名和晃平さん。それを聞いただけでもちょっとわくわくしますよね。
内容はさらに興味深いもので、舞踊家や俳優として知られる田中泯さんが1980年代後半から山梨県の白州町(現・北杜市)に移住、約20年間にわたって展開した「アートキャンプ白州」などのアートイベントを「模写」するという展覧会なのです。すでに著名だった田中さんのもとに