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子宮頚管無力症になりました(あとがき)


拙い文章でわかりづらいところも多々あったと思いますが
最後まで見ていただいた方がもしいらっしゃったら
本当にありがとうございます。


改めて下記にまとめました

【子宮頸管無力症とは】

  • 子宮頸管無力症とは赤ちゃんが出てこないように普段は閉じているはずの子宮頸管(風船で例えるなら結び目のあたり)が子宮頸管が陣痛等がないにも関わらず開いてしまう病気

  • 原因は体質や感染などでわからないこともある

  • 現状の対策は安静(※安静に関しては効果がないという所見もあるようで医師の考えによる)、感染症治療、子宮頸管縫縮術という子宮頸管を縛る手術

  • 子宮頸管縫縮術が可能なのは週数が24週まで(医師の判断による)また、シロッカー手術という子宮頸管の上の方で縛る手術(赤ちゃんに近い側)とマクドナルド手術という子宮頸管の下の方で縛る手術(赤ちゃんに多い側)がある。

  • 手術の刺激により、お産になることや、感染のリスク等もあるため医師の話を聞き理解が必要。

  • 感染が原因の無力症の場合感染の治療をしないとそもそも手術ができないことがある(感染により子宮頸管が柔くなるそう。そして、そのまま縛ると感染の菌を閉じ込めて赤ちゃんに影響が出る可能性があるため縛る手術ができない。

  • 入院日数は数日から数ヶ月(場合によってはお産まで入院の可能性もある)

  • 場合によっては外来での抜糸ができず、縫縮解除術という手術になる可能性がある。(週数が進み過ぎると抜けなくこともあるため36週0日前後が多い)そのままお産なることもある。

  • まれに抜糸ができず体内に残存する場合があるが、お産の進みで抜けてくることがある。もし体内に残存したままでも、次の出産等の影響はない。


【入院に備えて準備できること】

  • 疑問に感じたことは主治医に聞けるように事前にメモにまとめておく。

  • 無力症の場合、通常の外来とおもって受診してもそのまま入院になる可能性がある。入院セットを早めに準備しておく。(特に髪は毎日洗えないことが多いのでドライシャンプーもあると良い)

  • 家で出血してしまったときや張りがきてしまった時の病院への連絡はどの程度で連絡したらいいのか先に外来受診時に確認しておく。

  • 入院となったら娯楽グッズを持っていく(本やゲーム等)場合によってはベッド上安静になることもある。

  • 上に子供がいて、保育園に預けておらず、家族等の預け先がないときは事前に医師に相談して保育園に入園のための診断書を記載してもらう。(一時保育で対応できる可能性もあるが、いきなり長期入院になる可能性もあるため。ただし医師が不要と判断した場合は診断書を記載してもらえないこともある。)

  • 入院病院によってはWi-Fiがないところや電波が繋がりにくいところもあるため必要時にはポケットWi-Fiが便利。

  • 安静指示によっては自分で運転できない可能性もあるため、サポートタクシーを確保しておく。

  • 入院保険がある方は事前に保険申請の必要書類を確認しておくと良い

  • 1人目が無力症で2人目以降を望む場合、縫縮術のリスクがあるため、縫縮術が行える病院を事前に把握しておく。


今回の妊娠から出産までの体験で感じたこと


私が入院して
一つ失敗…というか配慮すべきだなと思ったことがあります。
それは、入院中に病室の方と連絡先を交換してしまったことです。


結果的にお互いの子供は無事産まれましたが、
悲しい結果になる可能性もあったわけです。

ですから後で連絡を交換したことを
やめとけばよかったかな…と思いました。
ここは個人の考えによると思います。


また、入院の経過として
愚痴のような内容が散見していると思います。
当時の実際の思いを書いたというのもありますが
それ以上に伝えたいことがあります。


それは

入院中に何かおかしい、と感じた時
病棟の状況が声をかけにくいことがあるかもしれません。

それでも明らかにおかしいときは
少しでも早く我慢せずに、ナースコールしてほしいということです。
自分だけじゃなく子供を守るためです。


もし、それで何もなかったということもあるかもしれません。
ですが、それはそれでよかった。
何もなくてよかったね。
で大丈夫だと思います。
これは私が看護師の仕事をして居た時から感じて居たことです。

産婦人科ではなかったです
我慢して我慢して悪化してしまう方を
たくさん見てきました。


私のように、スタッフに
びっくりするようなことを言われることもあるかもしれません。

それでも
信頼できるスタッフの人などに話してください。


たった1人でもいいので
(この人には話せるな。)という人を
見つけるだけで気持ちが違います。


入院中はただでさえ不安です。
自分の経過のことや今後のことだけでなく
入院のストレスも溜まります。



頑張りすぎないように
少し息抜きしながら
日々を過ごしてくださいね。


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