見出し画像

お酒を飲みたいけど飲まない 話

お酒を飲みたいんです。
こう書くと、なんだか酒豪みたいですが、飲むとしても普通のビールを1杯程度です。
飲みたいのに、飲めない、葛藤と戦っております。


それでもお酒は嫌いじゃない


ビールが大好きなのに、お酒があまり体に合ってない気は薄々感じています。
お酒を飲むと、少量で顔が赤くなるのはもちろんのこと、全身あちこちが、しかも、まだらに赤くなります。
脈拍は早くなりますし、3杯以上は心臓が頭にあるような脈打つ感じに。
若いころは、若干飲みすぎると寝る前に関節が痛くなったりすることも。
以前に検索してみたら、そもそもこういう人はお酒アレルギーのようなもので、飲むべきではないらしいですね。

がしかし、それこそ缶ビール1本程度なら、特に支障なく飲めるのです。
顔や首元が赤くなるのはご愛敬、の範疇。
お酒自体は好きなので、集まって飲むような場も大好きです。
ただ、人より弱いという自覚もあり、日本酒やストロング系はとんでもないことになるのはわかるので、手を出すことはないですね。

そんなわたくし、先日、予期せぬ形で慢性蕁麻疹になってしまいまして。

ビールを1本だけ飲むのがほぼ日課になっていたので、あまり考えずにお酒は飲み続けていたのですが、ある日、飲んだ後に蕁麻疹が出るとかゆさが増してるな、ということに気づきました。
そらそうです。
赤くなり、血行も良くなり、もはや蕁麻疹が出たとしてもちょっとわかりにくい。

これではいかん、と思いました。
ビールを飲むことは、かゆさを倍増させる。
体から蕁麻疹を忘れさせなくてはいけないというのに、これではいつまでたっても出現し続けることになるのでは?と、急に現実に引き戻されました。

禁酒生活を開始


その日から、意を決しての「禁酒」です。
病院で言われたわけではないですが、だいたい状況を考えたら飲まない方がいいわけで。笑
11月から飲むことをやめ、早4か月が経過しました。
最初の頃は、ひたすら我慢。
飲みたい、のに、飲めない!ということに若干イライラしました。
たった1本しか飲まない自分でさえこれですよ。
娯楽というか、日課として嗜んでいたので、お酒をというよりは楽しみを奪われたという気持ちの方が大きかったです。
スポーツ観戦などもそれ込みで楽しんでいただけに、残念の極み。

こうなると、お酒を飲めないことを受け入れるという心が全く育っていないため、色々なことに直結していきます。
「どうせ飲めないから」、という屈折した考えです。

▶ どうせ飲めないから、お酒を飲む場に行きたくない
▶ どうせ飲めないから、夫のおつまみを作りたくない
▶ どうせ飲めないから、外食をしたくない

1~2か月はこれと葛藤していました。
お正月休みは特に、暇ですし、お酒を飲む機会も多く、悶々としていました。

ノンアルコールにシフトチェンジ


そこで、夫からノンアルコールビールを勧められました。
がしかし、私はノンアルコールビールは、かなり数を試したことがあるのですが、1度も美味しいと思ったことがなく、これを飲むくらいなら飲まないほうがいい、と豪語してきていました。

この時期、夫も腰痛の悪化で薬を飲むため、たまたま禁酒中。
夫と共に、この際だから美味しいノンアルを探そう!という方にシフトチェンジしてみることにしました。

さまざまな店でノンアルコールビールを購入し、お試し。
カルディなどではノンアルワインなどもあり、気になったものを購入し、お試し。
これを繰り返しているうちに、私にも変化が。
「ノンアルコールなら飲まなくてもいい」、という考えから、
「ノンアルコールでもいいじゃない!」に変化。

飲まないでいる生活スタイルに慣れてきたのと、ノンアルにもわりと美味しいものもあるんだ、ということ。
これに気づけることで、生活にも変化が訪れました。

▶ お酒を飲まない人だって飲み会に来ているじゃない、と今更気づいた
▶ 私もノンアルで付き合うから、おつまみも作ろうかな
▶ 外食に行ってもお酒を飲みたいけど、ノンアルやお茶でもいいや

こうした心境の変化というか、成長によって、お酒を飲まない生活を維持できています。
まぁ、一番は、蕁麻疹のかゆみがひどくなるよりはマシ、ということなんですけどね。
まだ続きそうなので、お酒断ちをしても楽しく生きていこうと思います。

ちなみに、現在のイチオシは、スーパードライのノンアルコールです。
期間限定のジョッキ缶タイプは、もはやビールです!
本当にノンアルかどうか一回確認するくらいの美味しさなので、ぜひ試してみて下さい!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?