心臓・血管・コレステロール編 ① うそみたいに逆流してましたw
さて、今回も以前の「不健康リスト」から1つお届けします。
こちらは長期戦となりそうなので、シリーズでお届けしたいと思います。
きっかけは片足だけむくむこと
2022年からのことです。
当時立ち仕事を1年間やっていて、後半は足のむくみがひどくなっていました。
ただ、両足むくんではいるのですが、右足のふくらはぎだけむくみが少し強い感じ。
気づくと、雪かきで使用する長靴が右足だけふくらはぎの所が大きくなっていたり、お座りすると右足だけむくみが残っている感覚が。
仕事をしていても、していなくても、夜はなんとなくむくみがでるようになりました。
どうしてむくむのか、は、立ち仕事だから仕方ないと思っていました。
がしかし、なぜ右だけ、片方だけってあまり良くないのでは?と漠然と思っていました。
一緒に仕事をしているおじさんの中には、長年の立ち仕事のせいで下肢静脈瘤ができてしまい治療しなくては、という人もいたので、私もそれなのかな?と思ってみたり。
でも血管が膨らんでいるような所見もなく。
そうこうしているうちに、その仕事は契約終了となり、立ち仕事も終わりました。
足がむくむことも減ったのですが、右足だけむくむことは続きました。
いよいよ、これは何かおかしいのでは?と心配になりました。
父が亡くなってすぐだったのもあり、どこか病気が原因だとやばいことになるな、と思ったのです。
そう、私の父は病気のデパートのような病歴の持ち主ということが頭をよぎります。
血管が詰まりかけてステントをあちこちに入れていたので、もしや血管に詰まり??と心配になったのです。
いったい何科にいけばいいのか問題
心配だけしていても始まらないので、どこか診てくれるところがないか病院を探してみることに。
足のむくみだけではなかなか検索もヒットしません。
下肢静脈瘤ではかなりヒットするのですが、むくみとも何か違うし。
決定的な症状に欠ける。
堂々巡りです。
そんな時に、偶然近くの病院の血管外来で「足のむくみが気になる、血管の詰まりがないかどうか調べたい、という方はぜひ」みたいな文言の書かれたHPを見つけました。
キタコレ! まさに私の思っていることじゃないの。
探せば出てくるもんですね。
早速電話です。
専門外来なので事前予約制でした。
電話での看護師さんの軽い問診の後、空いている日を指定されて予約完了。
病院に行く前の自身の見解としては、
▶︎右足のどこかの血管が詰まっている、か、詰まりかけているところがあるから、右足だけむくみが出る
▶︎ほっとくと静脈瘤ができてしまうので早期治療を
みたいなことを言われるだろうな、と考えていました。
実際は全然違いましたけどね。あはは。
いざ血管外来へ
2022年6月、いよいよ予約の日がきました。
指定された時間に行くと、まずは採血から。
5本も採るとのこと。
私はこれまた父ゆずりで血管が細く、左の1か所しか良きポイントがありません。
さらにその採血ポイントでさえもちょっと嫌な方向に曲がっているらしく、とにかく看護師さん泣かせの血管なのです。
右はさらに細いらしく、左がだめなら右と言われた時は、たいてい左に戻ってきます。笑
戻ってきた人はたいていギブアップし、別のベテラン看護師さんが登場します。
余談はさておき、採血を無事に終え、次は尿検査。
その後は、ABIという動脈硬化検査。
両手、両足の血圧を一気に測定する装置で、血管年齢がわかるそうです。
横になっているだけで血圧測定され終了。
むくみは心臓疾患からくる場合もあるので念のため、とのことで、心臓エコー検査もセットになっており、これもやりました。
心臓検診や不整脈で一度もひっかかったことはないですが、まぁ念のためならしかたなし。
こちらも横になっているだけで、技師さんがエコー検査をしてくれて終了。
あとは先生の診察を受けるまでひたすら待ち時間です。
まずは血管年齢発表でジャブをくらう
診察室に入ると、まずは過去の病歴など問診票を基に色々質問されました。
家族の病歴の話になり、父の病歴や死因など直近の出来事だったので詳しく聞かれました。
書かないと全部思いだせないほどの病気三昧だった父なので、事前に自作の病歴リストを見せながらの説明に、先生が一瞬ドン引いたのがわかりました。笑
先生もカルテに記入しきれなくなって結局コピーを取っていました。(どんだけ)
その後は、血液検査と尿検査の結果を。
「コレステロールが少し高めですが、まだ薬を飲むほどではないですね」と。
そうなんです、コレステロールね。
ちょっとだけ正常範囲からはみ出がちなんですよね。
これでも2週間前から玉ねぎたくさん食べたりと、あがいてから参戦したんですけど、さすがににわかでは効果はイマイチでしたね。
その後、全身の血圧を測定したABIの結果ですが、
と、うれしい結果でした。
あー、ならあまり気にしなくて大丈夫なのか、ほっ…。
来てよかったわ、と安堵としたのもつかの間、先生から、
な、な、なぬーーー
だって私は当時50歳。
このあたりから、診察内容はショックのオンパレードなので笑、頭がついていきません。
「LDL(悪玉)コレステロールも少し高めなので、これ以上動脈硬化が進まないように投薬考えながら経過を見ていきましょう」
と、思わぬ形で長期戦突入宣告です。
血管年齢が高い=血管のしなやかさが減り、硬くなってきている
ということ。
中で詰まるようなことがあっては余計にやっかいなことになるんです。
なのでコレステロール高は厳禁。
ちなみにLDLは143でした。
この病院の平均値は「70~139」なのでちょい高です。
そして心臓エコーの結果で撃沈
さらに診察は続きます。
「さて、ここからが本題なんですけどね」と、診察台のパソコンのモニターを自分に向けられました。
いやいや、先生、本題って。
血液検査の結果も、血管年齢も悪い話として聞きましたし、何より足のむくみは心配ないでしょうって今聞きましたけども?、ですよ。
モニターには、心臓のエコーの画像です。
よくある鼓動とともに動く、私の心臓の動画です。
血液の流れが赤や青で見えるやつです。
この時点でもまだ「これがなにか?」という気持ちで見ていました。
危機感ゼロですね。
先生からの説明は、次のような感じでした。
えぇぇぇ?…
思わず声が出ましたよね。
心臓?? 私のですか? みたいな感じです。
確かに、見ていると弁のあたりでフワーっと赤と青の流れが一瞬混ざる感じ。←はい逆流ですね笑
たたみかけるように先生から、
「普段から息切れや動悸はしませんか?」
と質問されますが、
してないと言えばしてないし、してると言えばしてますし、と自分でも謎めく回答。
だって、階段上ったりしたら息切れません?それも含めてってこと?みたいな感覚です。
そのような結果を踏まえて、
ここで思いました。
最初に父の病歴を入念にメモられていたのは、こういうことか、と。
はいはい遺伝だなこりゃ、って先生思ったでしょうね。
次回また検査をするので予約を取り、傷心で診察室を後にしました。
いや、お父さん! 置き土産がデカすぎるし!!(心の声)
心臓弁の逆流はまさに父が手術したのと同じ心疾患。
おまけに父の弁置換したところは1か所なのに、私は2つの弁で逆流。
いや、上回ってどうする!
私も豚の弁か牛の弁のどちらにしますか?って聞かれる日がくるってことだ。(手術前に聞かれるんですよね)
やーー、ショック極まりない日でした。
妹と弟に報告した際、二人とも同じように、こわっ!と絶句していました。
親からの遺伝なんて明日は我が身。。。遺伝おそろしや状態です。
また色々調べなくては、と検索し、父の時に何度も見たサイトへ。
久しぶり、梅沢富美男。
ここまでのまとめ
ここまでの診察結果をまとめてみることにします
こんな感じで、思いがけなく見つかった心臓疾患は悩んでもしょうがないので、今後も経過観察を共有して楽しんでいこうと思います。
あー、悪化しませんように。
次回もお楽しみに!(楽しくないです笑)