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感涙療法士の認定を受けた話|涙活

こんにちは。Yoshiyaです。

「感涙療法士」という資格の認定を受けました。

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感涙療法士は、涙活(能動的に涙を流す活動)を行う職になります。
泣くことには心のデトックスなどのメリットがあります。

本記事では、この資格の内容と受講した講座について紹介します。

感涙療法士とは

全米感涙協会が認定している新しい医療職(感涙療法士Webサイト

感涙療法士の方は様々な現場で涙活を広めて人の心の健康をサポートしています。
感涙療法士の資格は、初泣、中泣、号泣の3段階に区分されています。

「初泣」は感涙療法士について、その理念を理解していること。
「中泣」は感涙療法士の実績が十分にある人(初泣の合格を受けていること)
「号泣」は感涙療法士として、優れた実績を持ち、社会への貢献度が高いと認められた人。

2021年3月現在、初泣コースの認定者は全国で約250人だそうです。
今回私は初泣コースを受講し、認定を受けました。

認定講座について

本資格は、東京都台東区にある「セロトニンDojo」という会場にて講座を受講し、認定テストに合格することで認定されます。
認定料は15,000円で、認定テストは講座をきちんと聞いていれば易しいものでした。

講座では、前半に「涙の種類」や「涙がもたらす効果」についての説明があり、後半に「涙活の内容」についての説明がありました。
認定講座の後、無料の涙活イベントがありましたので、そちらにも参加してきました。

今回受けた講座の内容を以下にまとめております。

涙の種類

涙には3つの種類があります。

①基礎分泌の涙:目が乾かないように出る涙
②反射の涙:目にゴミが入ったり、玉ねぎを切るときに出る涙
③情動性の涙:共感脳が激しく興奮した時に出る涙(感動など)

なお、情動性の涙が出るのは人間だけになります。

涙の効果

涙のうち、情動性の涙を流すことで、大きく以下の2つの効果が得られます。

①ストレス解消

泣くことで、自律神経が交感神経(緊張・興奮状態)から副交感神経(リラックス状態)が優位な状態へと切り替わります。
これにより、コルチゾール(ストレスホルモン)を低下させることができます。
なお、泣くことは「笑い」や「睡眠」よりも脳をリセットでき、ストレス解消に効果的とのことです。

②免疫力アップ

泣くことで、リンパ球が活性化してウイルスを撃退してくれます。
また、免疫物質IgAの活動が高まり、ウイルスの侵入をブロックします。

涙活とは

涙活は、1ヶ月に1~2回、能動的に涙を流すことで心のデトックスを図る活動になります。
ちなみに、涙は一粒で1週間のストレス解消効果があるとのこと。

主な涙活のやり方は、泣ける動画を見て泣くことです。
このとき、自分の泣きツボを押さえることがポイントになります。
要するに自分がどんなもので泣けるかということです。

当日の涙活イベントでは、「母と反抗的な息子の話」「タイ人の父と娘の話」「男女の話」など、様々な動画を見て実際に能動的に泣く体験をしました。
私は、動画の中で泣けたものと泣けなかったものがありました。
また他の参加者の感想を聞いても、人によって泣けた動画がバラバラで、泣きツボがそれぞれ異なることを感じました。

なお、講師の方いわく「動画などで泣けた(泣けなかった)から人間性が高い(低い)とかではない。泣く人と泣かない人がいるのは、その人の過去に共感できるような経験があったかどうか。」とのこと。

講座を受けた感想

今回ちょっとした好奇心で講座に参加しましたが、泣くことについて理解を深めることで人生の気づきが生まれてくる気がしました。

コロナ禍においてはストレスが溜まり、また免疫力も高めておく必要があるので、週一の涙活を実践してストレス解消&免疫力UPさせていこうと思います。
まずは泣けるネタ探しです。


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