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透析要介護高齢者の移住。下調べの話

長いです。

ふう。
かなりの早朝、夫から、義父が救急で運ばれた話をメールされていておきました。
義父、胸がくるしかったそうです。


出勤した主人のあと、ケアマネさんとの連絡を引き継ぎ、状況を確認しましたところ…
「一先ず、落ち着きました。透析に向かわれています」とのこと。
夫に連絡しました。


心臓が悪いため、心因性の肺水腫となり、呼吸困難になったそうです。

肺に水が溜まって、苦しかったんだ…

夫からの連絡が、朝6時前。
ケアマネさんが連絡を受けたのはその前。
施設のスタッフさんが気づいてくださって、救急車を呼んでくださった時間は。。。
頭が下がります。

よく、見つけてくださった…
一人暮らしを続けていたら…
スタッフさんが万一気付かなかったら…

あとから落ち着いて考えたら…
ちょっと怖くなりました。


入院してて、延長になって、
やっと退院して、施設で落ち着いて…数日。
服がどうやサンダルがどうや言ってた昨日の今日。びっくりしました。


具合が悪くなっても、透析に行かなければならない現実もシビア…


肺水腫。
水分摂取をかなり控えているそうですが。この暑さ。飲まなきゃ死んじゃうし、体調と管理バランスが非常に悩ましい…
と、ケアマネさんに話を聞いたら、今の摂取量は100〜150mlくらいらしく、それを減らすように言われたとのこと…💧

腎臓が悪いので透析してますが…
水分をうまく排出できなくなってきていて、心臓の悪化で肺に水が溜まり呼吸しづらくなった。から、水控えろ…ってこの暑さだよ…


人ってそもそも、100や200の水分で生きていけるのかなぁ…と疑問さえする…

しかも、
「水分を気をつけたらいけるでしょう」と入院をやんわり断られ、施設に連れて帰ってくださったという。。。スタッフも管理しきれるか不安だと言われた。


そりゃ、スタッフさん不安でしかないわ…
うーん🧐



義父の体調が落ち着いたと連絡が入ってから、仕事中の夫に追い回すように、ショートメッセージでラリーを繰り返しました。

義父を迎える家も部屋もまだないけれど…
施設でも入院でも、家族や親族が近い関西へ早く移住させることを考えてみた方がいいかもしれないと夫に伝えました。

もちろん、慣れ親しんだ環境や施設と
全く縁のない土地で施設で嫁だけがいる環境…
どちらがいいかはわからないけれど。
ほかの家族は一時間で飛んで来れる!
もしもの時、どこにいたいか?少しでも早めたいかを聞くべきだ!とメッセージしました。

もちろん、施設の空きが見つかるのかもわからない…でも、数ヶ月先でも、見つかれば早められるし。今から予習、情報収集するに越したことはないと思ったからです。

何の準備もないので…可も不可もない冷静気味な夫を口説くために、調べられることは調べてみることにしました。


さて。移住なんですよ。
隣の県ではなく…だいぶ何県かを跨いで来なければなりません。

しかも、2日〜3日毎の透析を受けなければならない…

そもそも、何が医療保険かどっから介護保険もわからない…


そんな時は、まず地域包括支援センター。
ほぼ、お願いできることはないけれど、どこに何をどこから聞いたらいいかは教えてくれます。過大に期待はしないで電話します。

地域包括支援センターでわかったことは…
①透析や肺水腫は医療保険
②日常生活介助、通院や施設利用は介護保険
③移住なので、住民票の移動が伴う。介護保険は県をまたぐと、手続き次第で、サービスが一旦切れるか、うまく引き継ぎができたりする
らしい…


💁‍♀️「こちらに来てくださったら、ケアマネさんがいる施設、透析が受けられる病院のリストをご紹介できます。空いてるところを順番にお探していきます。」

なるほど…らちあかんやつやな。

私「春まで実父を在宅介護をしてました。お世話になりたい先生やケアマネさんのいる施設があるのですが、自分で当たっていいもんですか?」

💁‍♀️「あ、その方がいいです。我々がご連絡するより、ご家族さんから直接問い合わせがあると、施設さんがすぐご協力してくださるケースも割とありますので。」

私「わかりました!ありがとうございました。」

すぐに計画がなくても、個人的にガンガン質問していっていいなら、まかせろ!


まずは、医療。「透析」まずは、命の保証。

透析と入院が可能で、通いやすい小さめな総合病院に電話しました。
だいたい、総合病院には地域医療連携センターなるものがあるので、そこに繋いでもらいます。

看護師さんだけどケアマネさん、または、それくらいの知識量の人が出てくれます。

簡単に私にわかる範囲の病状を伝えました。

⚫︎先週まで、透析をするための口シャントがつまり手術して入院していたこと
⚫︎けさ、肺水腫で運ばれたことなど

熟練の看護師さんなんで、ざっくり状況をを把握すると…

👩‍⚕️「その状況ですと…こちらの病院で入院受け入れは難しい可能性は高いです。〇〇医療センターの入院や対応協力が必要になると思います。こちらに通院は調整は可能かとは思います。かなりの遠方からの移住になるので、今かかっている病院の先生との連携が必要になります。」

私「なんとなくわかってきました。
私たちはまず何をしたらいいか?というと…
今の先生に体調をしっかり聞いた上で、いずれこのエリアに移住を考えているので、どこの病院がいいか?連携できるか?紹介状がもらえるか、の確認ということでしょうか?」

👩‍⚕️「はい。まずそれが大事です。医療の連携を繋いでください。入院できるかどうかはそれからですね。お父さまの体調にあった病院に繋ぐ必要があります。」



次は、他府県のケアマネさんにご協力いただけない部分の介護面をどう組み立てるか???

こーゆー時は、父の時のケアマネさんを頼る!
電話してみると…父のケアマネのM田君は不在でした。たまたま電話に出た方もケアマネさんだったので、アドバイスをいただきたいと概要を話すと、静かな方だけど落ち着いた声でゆっくりしっかりとアドバイスをくださった。

👩「なるほど。ご自宅に入れるのが来春ということは、賃貸を借りるか施設にロングステイとなりますね。入院でなく施設から施設への移住できますよ。先に転居し、ケアマネとケアマネが連携すればできます。透析患者さんを受け入れてくれる施設は、このあたりでは2箇所です。タイミングが合えば入れることもあります。待っていただくこともありますが。1箇所は、透析の通院をご家族がしなければなりません。が、もう1箇所は病院の後ろに施設があるので送迎の負担がありません。部屋の有無もですが、ご家族様のご負担もお考えくださいね。良ければ今の段階で一度見学行かれたほうがいいかもです。金額面もよく話を聞いて来てください。ケアマネはうちでお手伝いも可能ですので。」

なるほど〜

施設から施設であれば、他府県からでも介護サービスをきれずに引き継ぎしてくださるのか!


紹介された施設に電話してみると、
ハキハキした相談員さんが電話に出てきてくださった。
なかなか厳しめにお話しされる方でした。

透析のショートやロングステイを受ける施設はこの辺りは個室なんだそうです。
その一部屋を1か月や数ヶ月押さえる場合、何ヶ月も前から相談しないと…とか、
縁もゆかりもないところにきて、落ち着かないケース、荒れることもある…
その場合、自宅に一回帰っていただくこともあるとか、教えてくださいました。

なるほど…

私「ですよね?今日の明日ですぐとかはもちろん考えてなくて。こちらも空きがあるまで待たなくてはいけないと思っています。下調べで見学に行きたいなぁと思ってまして…金額も聞いた方が…といわれまして…」というと

👱‍♀️「あ、そうなんですね。要介護度が低いので、施設利用料が介護費用で月額全て賄えません。〇〇万以上かかると思われます。大丈夫ですか?」

私「なるほど〜それくらい覚悟しとけよ!的な感じですね?わかりました。大丈夫とは思います!」

👱‍♀️「(笑)こちらもご家族様のご負担を減らすつもりでお預かりするので、もちろん最善は尽くします。この辺りのリスクとかをご理解いただければ、ぜひ見学にきてください(笑)」


よほどのお客様がいらしたのか?

最初の厳しい内容から一転、最後はすごく笑いながら優しく話をしてくださいました。



今回のケース、全て全てが理解できたわけではないけれど…
どこから切り崩せばいいかはわかった気がします。なんとなーくですけど。

早速、夫に連絡。
主治医に連絡をして話を聞くことを伝えて…
義父にも早めにこちらに来たいかどうかを聞いてもらうことになりました。
お盆の間にいろいろ皆が不安に感じていることを少しでも払拭できたら、一石何鳥にもなるはず。


早く来たい気持ちがあっても待つかもしれない…
けれど…準備もなく、最強ブレーンもなく介護に突入するのは介護は難しいと思うのです。

粛々と、
ここのこの人👩と
あそこの病院🏥と
あっちの施設👱‍♀️と
調査して、いい人に声がけしとくに
越したことはないのです。


介護のベースは…
地道な調査と臨機応変力と思ってます。

餅は餅屋。
わからないことは教えてくれる人が現れるまで、探す🔍のみ!😅


しかし、毎日毎日、なんでこんなにいろいろ起こるんだ?という日々です。
初盆近し。動けるのは明日くらい…💧

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