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【神田カレースタンプラリー(10)】南インドの定食と軽食 三燈舎

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2024年9月上旬

9月になっても最高気温が余裕で30度を超える日が続いている。

4月に前の仕事を辞めてから、8月に派遣で働き始めるまでほとんど引きこもっていたので、初めは真夏の通勤に死の危険を感じていた。

それが今では、カレー目掛けて真昼の灼熱ビル街へ飛び出していく心頭滅却ウーマンに進化。

カレースタンプラリーのお陰で、私は爆速で社会復帰を果たしていた。

この日も一人元気に日傘を差して、「南インドの定食と軽食 三燈舎」へ。
前から気になっていたおしゃれな入り口を覗くと階段があり、お店は2階にあった。
階段の上の方で女性が2人待っていた。その後ろに並ぶ。

階段の手すりには一定の間隔でハンディ扇風機が吊るしてあり、並んで待つ間どうぞそれで涼をお取りくださいという店側の心配りであった。
これら全部、毎日充電して吊るす手間など考えると、頭が下がる。
ありがたく扇風機で涼みながら待っていると、10分ほどで席に案内してもらえた。

ランチメニューはA B Cのセットになっている。
1種のカレー+ライス+バトゥーラorドーサという一番シンプルなAセット(800円)を注文。
このあたりで昼800円で食べられるのは結構すごい。
カレーは黒板に書かれた中から選ぶ。
この日は辛口、中辛、マイルドの3つの選択肢があったので、中辛のエビのカレーにしてみた。
バトゥーラorドーサという究極の選択、「どちらにしようかな」でバトゥーラをチョイス。

ランチメニューAセット(エビのカレー、バトゥーラ)

来ましたAセット。美味しそう。
ライスは私の大好きな長粒米。山型の盛り付けが、この写真を撮った直後に崩れてしまうほどパラパラの炊き加減。
バトゥーラはこんがり揚げたてで、熱々がうまい。口に入れると想像よりも軽い食べ心地。
そしてカレー。一口食べた瞬間、うまみと共に鮮明な辛さ。これで中辛とは本格的。
じんわり汗をかきながら夢中で食べた。

どうしよう、カレーが美味しすぎる。
辛口とマイルドもどんな味が確認したい。
今から追加でBセット(カレー3種とライスとバトゥーラorドーサ)も頼んでしまおうか…
しかしAセットを食べ終えると、ちょうど腹八分目。ちょうど午後寝ないで頑張れるくらい。
今日はこれでやめておくのが幸せというものだ。

そういえば、店名の「三燈舎」は心惹かれる字面だがどういう意味なのだろうと思ったら、カレーグランプリの紹介ページに由来が書いてあった。

店名の由来

マラヤーラム語で幸せという意味の「Santosham 」を、覚えてもらいやすいように日本語の当て字を付けております。

素敵な由来だった。通りで幸せだと思った。

またすぐ来たいお店。
できれば次は時間のある時に、ミールスと、デザートやチャイも食べてみたい。

お会計を済ませてスタンプをゲット。
ドアを開けると階段に下までびっしりお客さんが並んで、命の扇風機を浴びていた。
いいタイミングで来れたことに感謝。

外に出ると尋常じゃない暑さ。
日傘を差してるんるんでオフィスに戻った。


この日ランチしたお店

南インドの定食と軽食 三燈舎

📍Google Map

🍛神田カレーグランプリ 南インドの定食と軽食 三燈舎

【いただいたメニュー】
ランチメニューAセット(エビのカレー、バトゥーラ) 800円

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