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旧版を買ってしまった…『インバウンドマーケティング』

こんにちは、おいとま(@not_barikyari)です。
ベンチャー企業でBtoBマーケティングの仕事をしています。
生きづらい毎日を日々Twitterで披露しておりますが、最近noteもはじめました。
もともと、セミナー企画とかホワイトペーパー企画とかコンテンツづくりが好きなので、noteはライトにコンテンツが作れて結構楽しんでいます。

今日は、増刷改訂版が出ているのに誤って古い方を買ってしまったこちらの本を読んだので、感想を書いていこうと思います。

正しくはこちらを買いましょう!

どんな本か?

第1章 消費者の消費パターンは一変した
第2章 あなたのウェブサイトはマーケティングのハブになっているか
第3章 あなたは顧客に見合う価値があるか
第4章 突き抜けたコンテンツの作り方
第5章 ブロゴスフィアで顧客から見つけてもらう方法
第6章 グーグル検索でクリックしてもらう方法
第7章 ソーシャル・メディアで見つけられる方法
第8章 訪問客を育て上げろ
第9章 効果的なランディングページの作り方
第10章 顧客育成プログラム
第11章 マーケティング手法を切り替えよ
第12章 インバウンド・マーケティング時代の人材登用法
第13章 PR会社との付き合い方
第14章 ライバル企業の見張り方
第15章 コミットメント、忍耐、さらなる学習
第16章 なぜ、「今」なのか 

見出しだけでもわかる、、、教科書みたいな本ですねw
書かれたのが2010年ということで、ちょうど10年前の本ですがカバーに「マス・マーケティングの時代は終わった」と書いてありまして、今と言われていることはあまり変わらないのではないかと思いつつあります。
できれば2017年に書かれた増補改訂版も読んで比較してみたいですが…

いますぐウェブサイトをCMS化したい

問題は、ウェブサイトの色、デザイン、ロゴ、メニューといった「見た目」ではない。このことにいい加減気がついてほしい。無駄なリニューアルにどれだけお金と時間をかければ気がすむのか?
大事なことは、もちろん中身と、それを知らせる手段なのだ。

いますぐウェブサイトをCMS化したい…
読み進める中で、まず思ったのはこれ。

匿名アカウントなので、サンプルが出せないのが残念ですが…
今の製品サイト、、、全然マーケティングのハブになってない…

第2章では、今すぐやるべきこととして
①ブログのような情報の更新がしやすいコンテンツをサイトに加えること
②そのコンテンツを訪問者にとって魅力的なものにすること
③Google、業界ブログ、ソーシャルメディアを大いに活用すること

が挙げられていますが、とりあえず私が担当しているウェブサイトの更新性の低さは結構致命的かもしれないなと思いました。

やれそうな早く作れるコンテンツ

突き抜けたコンテンツ(おそらくここでの意味は顧客にとって価値のあるというニュアンスのもの)を作るには、とにかく早く作れるコンテンツが大事だよ、ということが書かれていました。
例として挙げられていたのは以下のもの。

・ブログ(やっぱnote proでしょうか)
・ホワイトペーパー(最近増やしてはいるけど…)
・動画(今準備中…)
・ウェビナー(もっと量産したい)
・ポッドキャスト(Voicyとかかなやっぱ)
・ウェブキャスト(社内にYoutuberになれそうな人いるな…)

効果測定もしつつ、これをやる…
やることいっぱい。。。

そして、とどめの一撃…

「与えよ、さらば与えられん!」

「なぜこのボタンを押して私の個人情報を彼らに渡さなければいけないのか?」
「ボタンをクリックすることで、一体何が得られるのか?」
「私が得られるであろう情報は、自分のEmailアドレスを教える価値があるのだろうか?」
ほとんどの企業は、個人情報の対価として提供する情報の質については見落としがちだ。

心が痛い…常に自問し続けます…

マーケティング担当者の採用基準

読み進めていく中で手が止まったのはここ。
本書ではDARCというフレームワークが紹介されていました。

D Hire Degital citizens(デジタル市民を採用せよ)
A Analytical chpos(分析オタクを採用せよ)
R Hire for Web Reach(ウェブでのリーチを広げるために採用せよ)
C Hire Contents Creators(コンテンツクリエーターを採用せよ)

Rだけ、「ために」になってるのが気になりますねw
もちろんこれをすべて兼ね備えている人はいない、と書いてありました。
採用するコストがない場合は、どれかの要素を持っている人を社内から登用しましょうとのことでした。
自分はどこが強いのか?を考えてみてもいいかも知れません。

GEの採用基準

GE(General Electric)社の元CEOジャック・ウェルチが採用や人事評価に50%以上の時間を使っていたというのは結構有名なエピソードだと思うのですが、その4つの評価基準が紹介されていました。

・エネルギー
・エネルガイザー
・エッジ
・エクセキューション

圧倒的な熱量をもって(エネルギー)、人を動かし(エネルガイザー)、困難な意思決定をしながら(エッジ)、結果が出せる(エクセキューション)人と理解しました。
なかでもエクセキューションが最も重要で、たとえ他の3つが備わっていても、結果に結びつけることができないと意味がない、と。

細かいことをコツコツやるしかない

やっぱり10年経つと、私達をとりまく環境は随分と変わっていますね。
よく考えたら、2010年とか私はまだスマホも持っていなかったし…
だからところどころ、それ今やらないかも…みたいなことも出てくるし、今より気軽にできることもたくさんありました。

ただひとつ言えるのは、これをやれば一撃でお問い合わせが爆増する、みたいな近道はなくて、読めば読むほど当たり前のことを当たり前にやるしかないということですね。
2017年版も読んでみようと思います!

最後まで読んでくれた方、ありがとうございます!

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Twitter:  @not_barikyari

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